学校教育研究No.40 転換期の学校教育〈3〉(変革を起こすコンピテンシーの育成)
[本書の概要]
[編集] 日本学校教育学会
[刊行日] 2025-07-24 [形態] 書籍
[定価] 3410 円(税込) [判型] A5判 [頁数] 272頁
[ISBN] 978-4-86560-615-7
[本書の目次]
第1部 転換期の学校教育〈3〉:変革を起こすコンピテンシーの育成
・「教えすぎ」ないカリキュラムを構想する
・感性と遊戯性からみる教育DX
・変革を起こすコンピテンシーを育成する教師の役割の再定義
・柔軟な学習環境の構築
・社会情動的スキルをどう育むか―就学前教育の可能性と制度的課題
・「失敗を恐れない学級文化の醸成」に関する考察―間違いを奨励するディダクティクス
第2部 自由研究論文
・昭和初期における東京女子高等師範学校附属小学校の飛松正の地理教育論
・・―「読図力」の養成と「地理的単元」の学習の論理をもとにして
・学校運営協議会委員の立場性と議論の展開に関する研究
・・―Harvey Sacksの「成員カテゴリー化装置」を手がかりに
・公立中学校の教員需要に関する将来推計―生徒数減少に伴う推移とその改善
・メイカームーブメントとメイカー的姿勢が拓く教育の可能性
第3部 実践的研究論文
・学級における向社会的目標および規範目標の意識づけが児童の向社会的行動および規範行動に与える影響
第4部 実践研究ノート
・学習指導と発達支持的生徒指導の一体化による学校づくり
・地域との連携・協働による中学校における定期面談に関する考察
第5部 第38回研究大会の概要
《課題研究:転換期の学校と教師―授業の画一化にどう対応するか》
・GIGAスクールの画一化構造からの解放
・包摂の学級経営実現のための実践―管理主義から子ども主体へ
・多文化教育の授業開発と実践―授業の画一化の克服・脱却を視座として
《公開シンポジウム:今、転換が求められる教育観・学校観を巡って
・―ウェルビーイングな学校・授業を創る》
・第38回研究大会「公開シンポジウム」報告
◆研究余滴◆
・「間を生きる」ということ―「シャッターを開ける人々」から見えてくる希望
・道徳教育と左派と右派
◆図書紹介◆
・新井郁男(著)「教育に〝ひとこと〟」