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子どもと向き合う時間の確保と教師の職務の効率化

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[本書の概要]

●教師が子どもと向き合う時間を確保し,効果的・効率的に活用するにはどうすればよいか。

●教職員定数の改善や外部人材の活用,地域や教委の学校支援体制をどうするか。
●きめ細かな指導を行うための教師の指導力の向上や指導方法の改善をどう図るか。
●教師は仕事の管理や効率化,時間の活用をどう図るか。
●子どもと向き合う時間の確保にむけて,学校の組織運営体制の見直しをどう図るか。
 
★中教審答申(平成20年1月)では,子どもの「生きる力」をはぐくむという理念を実現するにあたっては様々な取り組みが求められるが,そのためには「教師が子どもたちと向き合う時間を確保することが必要である」との提言を行っています。また,中教審初等中等教育分科会「学校・教職員の在り方及び教職調整額の見直し等に関する作業部会」でも,増大する学校業務への対応策として「①組織的な学校運営の推進,②多様な専門人材,地域人材の積極的活用,③業務の効率化,④業務の削減,⑤教育委員会のサポート体制の整備」等を挙げています。本書ではこうした課題に対応し,教師が子どもたちと向き合う時間を確保するための方策や在り方,教師の指導力アップや仕事の効率化の在り方等について解説しています。


[編集] 高階玲治 
[刊行日] 2009/10/27 [形態] ムック
[定価] 2530円(税込) [判型] A5判 [頁数] 195頁
[ISBN] 978-4-87380-539-9 [雑誌コード] 63015-28

[本書の目次]
第1章 子どもと向き合う時間の確保~なぜ問題か
1-1 子どもと向き合う時間の確保~なぜ問題か
1-2 「教員勤務実態調査」で浮かび上がった課題は何か
1-3 教員の勤務時間はどう変わってきたか
1-4 小学校の勤務実態~何が課題か
1-5 中学校の勤務実態~何が課題か
1-6 教員の残業時間・持ち帰り時間量の実態
1-7 学校の実態にみられる課題は何か
1-8 教員の仕事の実態と「やりがい感」の実際(小学校)
1-9 指導の実態と教師の「やりがい感」の実際(中学校)
第2章 子どもとどう向き合うか~教師の指導力アップ
2-1 「子どもと向き合う」教師の指導の基本は何か
2-2 授業時間増をどう活用するか
2-3 「習得型」授業で子どもとどう向き合うか
2-4 「活用型」授業で子どもとどう向き合うか
2-5 「探究型」の授業で子どもとどう向き合うか
2-6 日常生活の指導で子どもとどう向き合うか
2-7 実験・観察・調査等の時間の確保
2-8 体力・運動能力を高める時間の確保
2-9 小・中連携・一貫教育の推進
第3章 子どもと向き合う時間の確保~仕事の効率化
3-1 教師は自己の職務をどう把握するか
3-2 職務の計画力~そのポイントは何か
3-3 教師の仕事術~そのポイントは何か
3-4 教師の時間活用術~そのポイントは何か
3-5 教師の整理術~そのポイントは何か
3-6 教師のチームワーク力~そのポイントは何か
3-7 教師の保護者対応力~そのポイントは何か
3-8 教師の資質・能力の向上ための自己研鑽~そのポイントは何か
第4章 子どもと向き合う時間の確保~学校の指導組織の見直し
4-1 子どもと向き合う指導の充実方策と組織運営の見直し
4-2 子どもと向き合う時間の確保と校長のリーダーシップ
4-3 学校の教育課程経営で子どもと向き合う時間の確保を
4-4 教師の勤務時間と指導体制の見直し
4-5 校務分掌の効率化による組織運営の見直し
4-6 主幹・主任等の職務の充実による組織運営の見直し
4-7 学年組織の指導体制の見直し
4-8 小学校の専科・一部教科担任制の推進
4-9 教員のメンタルヘルスの整備・充実
第5章 子どもと向き合う時間の確保~新しい条件整備
5-1 子どもと向き合う時間の確保~新しい条件整備の課題は何か
5-2 多様な教員配置による教育指導の充実方策の推進
5-3 多様な専門人材、地域人材の積極的な活用
5-4 学校のICT化による職務内容の効率化の推進
5-5 会議等業務の削減による学校運営の効率的運営の推進
5-6 保護者・地域の学校支援体制の推進
5-7 学校支援地域本部事業の推進
5-8 教育委員会のサポート体制の整備・推進
5-9 教員の職務の実態に応じた給与体系

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