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教師の言葉とコミュニケーション

教室の言葉から授業の質を高めるために
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[本書の概要]

◎教師と子ども,保護者,教師と教師  

・・・実際の言葉のやりとりが映し出す「対話する学校」の姿
言語活動,協働学習など「子ども同士の対話,教師と子どもとのかかわり」
授業研究協議会,校内研修など「教師と教師との対話」
について実践の具体的な姿から導きます。
教室,職員室,授業研究会での教師と子ども・教師間のやりとりから
導き出される珠玉のコミュニケーション

[編集] 秋田喜代美(東京大学大学院教授) 
[刊行日] 2010/2/19 [形態] ムック
[定価] 2640円(税込) [判型] B5判判 [頁数] 208頁
[ISBN] 978-4-87380-544-3 [雑誌コード] 63015-33

[本書の目次]

 

はじめに――教室の言葉から授業の質を高めていくために/秋田喜代美(東京大学大学院)
Ⅰ部 理論編:教師の言葉とコミュニケーションを考える
1.対話から始める学校づくりのデザイン・・・秋田喜代美(同上)
2.学校を変えていく教師の対話と同僚性・・・秋田喜代美(同上)
3.学びを深めるコミュニケーションとは・・・一柳智紀(東京大学大学院)
4.聴き合うクラスをつくる教師と環境・・・一柳智紀(同上)
5.教師同士が学び合う学校文化・・・坂本篤史(東京大学大学院)
6.教師のコミュニケーションと管理職のリーダーシップ・・・坂本篤史(同上)
7.養護教諭や学校カウンセラー等との連携・・・和井田節子(名古屋女子大)
8.保護者との対話で生徒の育成・・・和井田節子(同上)
Ⅱ部 実践編:事例に学ぶ教師の言葉とコミュニケーション
1章 「教室での対話」のキーワード
1.民主的な対話空間づくり――参加構造と多声的対話空間・・・藤江康彦(関西大)
2.小さな声にも耳を傾ける教室――多層的対話としてのつぶやき・・・東條弘子(東京大学大学院)
3.表現することで理解を深める――振り返ることと書くことによる「立ち戻り」・・・河野麻沙美(東京大学学校教育高度化センター)
4.教科リテラシーを育てる――文化的な「インスクリプション」と言葉のやりとり・・・河野麻沙美(同上)
5.ことばの熟達者の育成――正確さ・流暢さ・複雑さ・・・藤森千尋(東京大学大学院)
6.言葉と人・教材をつなぐ教師の言葉――リボイシング(言い直し)・・・市川洋子(千葉工業大)
7.他者の考えをとりいれた言葉のつながり――アプロプリエーション・・・一柳智紀(同上)
8.まなざしの交流と傾聴・・・一柳智紀(同上)
9.協働学習が生む対話形式・・・藤江康彦(同上)
10.教師の語りが生み出す教室の開かれた関係――教師の自己開示・・・木村優(福井大学教職大学院)
11.教室の学習環境を見直す――学びのコミュニケーションシステム・・・河野麻沙美(同上)
12.子どもの新たなづながりを創る――回り道としての特別支援・・・司城紀代美(東京大学大学院)
13.挑戦的課題が方向づける思考――探求するコミュニティづくり・・・木村優(同上)
2章 学年・教科の特徴をいかした授業コミュニケーション
1.豊かな感性よる「問い」から深く考える力の育成――小学校1年・算数・・・渡辺洋之(福島・芳山小)
2.保育の視点をとりいれた小学校初期の授業構想――小学校・生活科等幼小連携・・・布山晶子(信州大附属松本小)
3.友だちとかかわり合うなかで読みを深めていく子どもたち――小学校3年・国語「わすれられないおくりもの」・・・豊田晴子(大分・緑丘小)
4.学びを可視化することで探究を促す中学年授業――小学校中学年・理科・・・中井章博(和歌山大附属小)
5.ものとの対話を保障する小学校高学年授業――小学校6年・理科「植物の葉と日光」等・・・五十嵐誠一(前東京・豊玉南小/東京・小平第一小)
6.図工室と言葉――子どもがアートを楽しむ専科授業の工夫・・・柴崎裕(東京・多摩第三小)
7.ことばは生まれ、ことばは育つ――特別支援学級からの物語・・・藤井郁子(三重・明合小)
8.話し合い,創造するプロセスから生まれる本物の言葉と学び――協働探究を生かす中学校授業・・・向当誠隆(福井県教育庁)
9.参観記録・実践記録を柱にした授業コミュニケーション――探究する中学校授業・・・牧田秀昭(福井・至民中)
10.授業研究で振り返り考えるコミュニケーション・・・小泉佐保(大阪・高槻市立第四中)
11.授業研究で教師の聴く力・観る力を培う・・・松永昭治(神奈川・浜之郷小)
12.学校全体で言葉の質を高める「対話型美術鑑賞」――小学校6年・総合的な学習の時間等・・・尾崎文明(高知・一ツ橋小)
3章 校内研修スーパーバイザーからの提案――人・対象・自己との対話
1.小・中学校における学び合う対話のために・・・石井順治(東海国語教育を学ぶ会)
2.小・中学校授業における理解を深める授業のために・・・深沢幹彦(「学びの共同体」研究会)
3.対話が生まれる教室・・・小畑公志郎(元小学校長)
4.生徒・同僚との〈対話〉を通して<学びとは何か>を探究する教師たち・・・吉永紀子(福島大)
5.同僚性を培う授業と授業研究・・・伊藤安浩(大分大)
6.ともに学び合う授業づくりと授業協議会のあり方・・・佐藤雅彰(富士学び工房/元静岡・岳陽中)
7.「教室=学びの場」における教師の身体・・・庄司康生(埼玉大)

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