[本書の概要]
★授業づくりの基本に戻り,「学習力」を育む具体的な方策を理論と実例で提案する!!
★授業はもともと子どもの「かしこさ」(知性)と「感性」を調和的に成長させていく営みである。ところが,形式的な「かしこさ」にこだわって「感性」を軽視していないだろうか。「かしこさ」の中に潜みがちな無機的学力に目を奪われて「子ども」のナマの人間を診ない授業になっていないだろうか。原点から見直してみたいのである。
★そういう視点に立って,どの子どもも潜在的にもっている「学習力」をどう引き出して,「かしこさ」と「感性」のバランスのとれた,かけがえのない人間としての成長を図っていくか。授業づくりの基本に戻って具体的な方策を実例で提案してみよう。それが本書の刊行のねらいである。
★学習力を育む授業計画(学習指導案)の立案,学習力を育む授業の実践例を豊富に収録し,提案・解説する。 |