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読本シリーズ・No.176

学習力を育てる授業

その理論と実践事例
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[本書の概要]

★授業づくりの基本に戻り,「学習力」を育む具体的な方策を理論と実例で提案する!!

★授業はもともと子どもの「かしこさ」(知性)と「感性」を調和的に成長させていく営みである。ところが,形式的な「かしこさ」にこだわって「感性」を軽視していないだろうか。「かしこさ」の中に潜みがちな無機的学力に目を奪われて「子ども」のナマの人間を診ない授業になっていないだろうか。原点から見直してみたいのである。
★そういう視点に立って,どの子どもも潜在的にもっている「学習力」をどう引き出して,「かしこさ」と「感性」のバランスのとれた,かけがえのない人間としての成長を図っていくか。授業づくりの基本に戻って具体的な方策を実例で提案してみよう。それが本書の刊行のねらいである。
★学習力を育む授業計画(学習指導案)の立案,学習力を育む授業の実践例を豊富に収録し,提案・解説する。

[編集] 古藤泰弘 
[刊行日] 2007/6/19 [形態] ムック
[定価] 2420円(税込) [判型] A5判 [頁数] 220頁
[ISBN] 978-4-87380-965-6 [雑誌コード] 63014-54

[本書の目次]
第1章 子どもの「学習力」が問われている
1 なぜ,いま「学習力」か
2 「学習力」を構成する要素
3 「学習力」とPISA調査
4 「学習力」と人間力
5 「学習力」を育てる授業づくりの基本
第2章 子どもを引きつける「導入」の工夫
1 子どもが「問い」をもつ
2 「?」で引きつける
3 からだで感じた驚きが「問い」に発展
4 探究心をゆさぶる事実を探そう
5 「電子掲示板交流」で追究心に点火
6 「?」「びっくり」で動き出す
第3章 子どもが自己有能感をもつ「まとめ」の工夫
1 「自己有能感」と学習力
2 サンライズ評価(加点的評価)で自信をもたせる
3 興味・関心を広げる
4 自己評価で自分の長所を発見させる
5 自己学習に生かせるノートの工夫
第4章 学習力を育てるコミュニケーションの工夫
1 「学習力」は暗黙知と形式知のらせん運動で高まる
2 つまずきをプラスに転換
3 目と目で交わす机間巡視
4 つぶやきをいかす
5 学ぶ意欲を高めるためのメディア活用の工夫
6 職場体験を出店(ポスターセッション)方式で
第5章 学習力を育てる教材の選び方・使い方
1 「自己運動」を生起させる教材の条件
2 自作教材が授業を盛り上げる
3 コンピュータソフトの選択と活用
4 身近な教材「バーコードの秘密」
5 身の回りの素材を教材に
第6章 学習力を育てる授業設計の着手
1 授業者の「問い」を起爆剤にして授業づくりに着手
2 学習指導案を構成する要素
3 「単元設定の理由」を明らかにする
4 授業意図が読める「単元設定の理由」
5 単元の指導目標の設定と展開順序の工夫
第7章 学習力を育てる「本時の授業」の設計
1 本時の主題と指導目標の明白化
2 到達が明確な学習目標の設定
3 授業過程の組み立ては「導入」と「まとめ」から開始する
4 「指導(学習)と評価の系列表」の作成
5 系列表への「振り付け」を行う
6  授業が見える「展開過程」作成の工夫
第8章 学習力を育てる授業展開の事例
1 教科横断的授業の事例
2 小・中連携授業の事例
3 総合的な学習の事例
4 事例・小学国語
5 事例・小学社会
6 事例・中学数学
7 事例・中学理科
8 事例・中学道徳

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