[本書の概要]
★子どもを事件・事故・災害からどう守るか-「学校危機管理の基本テキスト」として全編新規編集!!
★平成13年6月,外部からの侵入者により,大阪教育大学附属池田小学校において8名の児童が殺害され,23名の児童・教員が負傷するという,わが国では未曾有の事件が発生しました。この事件は,学校の危機管理・安全管理の見直しや充実を強く迫るものとなりました。また,昨年7月には新潟県中越沖地震が発生するなど,自然災害への備えや対応も依然として重要な危機管理の対象であることに変わりはありません。こうした危機に対応するためには,子どもの安全教育・防犯教育の充実,実効性の高い危機管理マニュアルの作成,危機管理に関する校内体制の整備,教職員の危機管理意識の向上や研修,校門や防犯関連設備の点検等,ハード・ソフト両面からの取り組みが必要とされています。
★そこで,本書では,子どもと学校の危機の現状と課題,リスク・マネジメントとクライシス・マネジメント,教育委員会等との連携の在り方について解説しています。 |