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子ども力の育成・No.3

学校で実践! 子どものからだ・心づくり

すべての活動を支えるからだ・心づくりの実例
品切れ
[本書の概要]

好評発売中!

子どもの“事実=からだのおかしさ”から始まるほんとうの実践がここにあります。
“実感”と“証拠”と“物語”に基づく「21世紀型からだづくり」実例集!
「子どもの体力低下が心配!」→「マラソンやなわとびをして体力をつけないと・・・」
――そう思っていますか?
「すぐに疲れたという」「子どもの表情がさえない」「背中ぐにゃ・姿勢が悪い」「朝からボーっとしている」
――そう本当に実感しているのは防衛体力も含めた総体的な体力の低下です!
◆子どものからだと心の「元気」を取り戻したい,という声にお応えしたい―そういう思いで本書は企画されました。
◆本書では,従来型の「体力」(持久力・筋力などの行動体力)だけではなく,自律神経系・免疫系といった「防衛体力」,やる気・意思などの「精神的要素」の養成をねらいとしたこれまでにない“からだづくり”の取り組みを紹介します!
◆子どもの“からだ”と“脳”と“心”を磨く世界で初めての実践です!
 
『子どものからだと心 白書』編集委員長のからだ博士・野井先生編集!
<編者紹介>
野井真吾(のい しんご)
【現職】 埼玉大学教育学部准教授/体育科学博士
【略歴】1968年東京生まれ。1991年日本体育大学体育学部体育学科卒業。同年筑波大学附属駒場中高等学校文部教官教諭。1994年日本体育大学大学院体育学研究科修士課程修了。同年日本体育大学大学院体育学研究科助手。2002年日本体育大学大学院体育学研究科博士後期課程修了(体育科学博士取得)。2003年東京理科大学理工学部教養 専任講師。2006年より現職。
教育生理学,発育発達,学校保健,学校体育,体育学を専門領域として,子どもの“からだ”にこだわった研究活動を続けている。
【社会的活動】「子どものからだと心・連絡会議」運営委員,「教育科学研究会」常任委員,『子ども白書』編集委員,『保健室』常任編集委員など。
【編著書】『きらきらキッズに変身』(共著,かもがわ出版,2005年),『子どものからだと心 白書 2006』(編集委員長,ブックハウスHD,2006年),『からだの“おかしさ”を科学する』(単著,かもがわ出版,2007年),『ここが“おかしい”!? 子どものからだ』(単著,芽ばえ社,2007年)など。

[編集] 野井真吾 
[刊行日] 2007/8/18 [形態] ムック
[定価] 2530円(税込) [判型] B5判判 [頁数] 224頁
[ISBN] 978-4-87380-963-2 [雑誌コード] 63014-52

[本書の目次]
※お名前は執筆者です。(敬称略)
まえがき・・・野井真吾(埼玉大/体育科学博士)※[本書をちょっと立ち読み](右上)に全文ございます。
序章 いま,なぜ「からだ・心づくり」なのか――その意義とポイント
1.子どものからだと心の現状・・・野井真吾(埼玉大/体育科学博士)
2. いま,子どもの「体力」について再考する――「体力低下」の“実感”の“実体”を求めて・・・野井真吾(埼玉大)
3. 保育園・幼稚園で取り組むからだづくり・心づくりのポイント・・・前橋 明(早稲田大/医学博士)
4. 学校全体で取り組むからだづくりのポイント・・・小澤治夫(東海大)
5. 学校全体で取り組む心づくりのポイント・・・西條修光(日本体育大)
6. からだづくり・心づくりの体制と体育教師の役割・・・野田 耕(九州共立大)
7. からだづくり・心づくりの体制と養護教諭の役割・・・宍戸洲美(帝京短期大)
8. からだづくり・心づくりの体制と校長の役割・・・数見隆生(宮城教育大)
1章 “気になるところ”の探し方―“実感”と“証拠”と“物語”に基づいて
1.“実感”と“証拠”に基づくからだづくり・心づくり・・・・阿部茂明(日本体育大)
2.“気になる”ところの探し方:保育園・幼稚園編・・・井狩芳子(和泉短期大)
3.“気になる”ところの探し方:体育教諭編・・・高柴光男(子どもを守る会)
4.“気になる”ところの探し方:養護教諭編・・・舟見久子(公立小学校養護教諭)
2章“保育園・幼稚園”におけるからだづくり・心づくりの取り組み
1.「じゃれつき遊び」―家族・友だち・保護者の育ち合い・・・井上高光(栃木・さつき幼児園)
2.保育現場での正しい姿勢づくりをめざして・・・有木信子(岡山・作陽保育園)
3.子どもの内面破壊を異年齢交流で引きとめる――10家族で構成する1泊2日の自然体験・・・瀬野哲祐/中山保夫(神奈川・ナザレ幼稚園)
4.みんなで子育て・地域クラブ――育ち合う親子クラブの実践を通して・・・石川由紀子(教育科学研究会・身体と教育部会)
3章“小学校”におけるからだづくり・心づくりの取り組み
1.みつけよう! 心地よい運動量・・・松浦眞知(元公立小学校養護教諭)
2.「いきいきタイム」からの学校生活・・・浅木麻人(東京・源氏前小)
3.従来型行間体育からの脱却=「チャレンジタイム」の取り組み・・・木村正男(埼玉・大曽根小)
4.できるから楽しい! たかが「逆上がり」されど「逆上がり」・・・佐竹博(埼玉・宗岡第三小)
5.体育専科教員による脳とからだを育てる体育・・・横田誠仁(東京・成蹊小)
6.すべての活動の前提条件は「興奮」だった!・・・山本晃弘(私立学校体育科専科教員)
7.「いのち・人間のからだ」を学び考える子どもたち・・・千葉保夫(宮城・南小泉小)
8.地域を丸ごと食べる(総合学習)・・・渋谷和子(北海道・元美瑛町立北瑛小)
9.歩いてからだづくり・心づくり・・・須藤朋子(公立小養護教諭)
10.子どもと一緒に肥満と向きあう・・・南辻恵子(公立小養護教諭)
11. 新設「保健室」で子どもが変わった!・・・鈴木綾子(私立小養護教諭)
12. からだについての子どもの疑問にこだわって・・・下里彩香(公立小養護教諭)
13. 「ふるさと学習」(地域)で育てる豊かな心――「総合的な学習の時間」の思わぬ効用・・・土田 豊(徳島・元海部町立海部小)
14.町ぐるみでの「ノーテレビデー」・・・松浦靖明(鳥取・三朝教育委員会)
4章“中学校・高等学校”におけるからだづくり・心づくりの取り組み
1. 生活改善プログラム・・・佐藤 毅(北海道教育大学附属釧路中)
2. 体力底辺校での保健体育科のスクラム・・・加藤勇之助(東京・筑波大学附属駒場中高等学校)
3. 高校生期の体育行動計画・・・石川正士(神奈川・元法政第二高)
4. 保健授業で取り組む「からだの学習」――“自律神経”について学ぶ・・・藤岩秀樹(山口・宇部工業高等専門学校)
5. 保健室から背筋力を見つめて・・・佐々木弘子(東京・池袋中)
6. ケガをチャンスに健康教育・・・藤田照子(公立中学校養護教諭)
7.不良だって学校に行通いたい!・・・中村富美子(前公立中学校養護教諭)
8.冷え症・貧血改善計画・・・荒井育恵(埼玉・大宮開成中・高)
9.こころとからだを拓く「身体」実践――「総合学習」の取り組み・・・宮川雅道(神奈川・旭丘高)
5章“こんなときどうする?”子どものからだづくり・心づくり
1. 運動が苦手で,興味がない子どもにはどうすればいいの?・・・山本晃弘(私立A小学校体育科専科教諭)
2. 外に出たがらない子どもにはにはどうすればいいの?・・・亀川真都子(青森・つがる私立柏第一保育所)
3. 障害を抱える子のからだづくり・心づくりはどうすればいいの?・・・坂上 篤(東京・江戸川養護学校)
4. 食べる元気がない子どもにはどうすればいいの?・・・長峰孝子(東京・小金井市立東中栄養職員)
5. 夜なかなか寝ない,朝なかなか起きない子どもにはどうすればいいの?・・・鈴木綾子(私立小学校養護教諭)
6. 朝から“ボーっ”としている子どもにはどうすればいいの?・・・金子 慧(日本体育大学大学院)
7. 感染症だといつまで出席できないの?・・・小野喜栄子(東京・目黒第一中)
8. 性について,家庭ではどこまで教えればいいの?・・・篠原美香(埼玉・草加中)
9.「体力向上より学力向上を!」という保護者には,どう対応すればいいの?・・・高柴光男(子どもを守る会)
10. 事故やケガに過敏に反応する保護者には,どう対応すればいいの?・・・岩辺京子(元養護教諭/聖路加看護大/日本体育大)
6章 子どものからだづくり・心づくりへの提言・提案
1.体力科学の立場から・・・水野眞佐夫(北海道大大学院)
2.体育学の立場から・・・水田嘉美(東海大)
3.学校保健学の立場から・・・上野純子(日本体育大)
4.発育発達学の立場から・・・花井忠征(岐阜聖徳学園大)
5.教育学の立場から・・・増山 均(早稲田大)
6.学校医の立場から・・・藤森 弘(保養・養生学研究所/藤森医院)
7.小児歯科医の立場から・・・下野 勉(岡山大)
8.小児科医の立場から・・・神山 潤(東京北社会保険病院)
9.精神科医の立場から・・・岩田 俊(東京・代々木病院)
10.養護教諭の立場から・・富山芙美子(元公立学校養護教諭)
●「体力」とは...?(精神的要素,防衛体力,行動体力,運動能力)・・・解説:鹿野晶子(聖徳大学通信教育部)
●「最近増えている」という“からだのおかしさの実感”(ワースト5):保育所,幼稚園,小学校,中学校,高等学校における“実感”調査(1978~2005年)
●子どもの「からだのおかしさ」年表

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