[本書の概要]
【特集1】 かつてと違い、教員の夏休みはたいへん忙しくなっています。しかし、そうはいっても、児童・生徒がおらず、授業もありません。学校管理職は一息つくのではなく、1学期の学校経営上の課題を反省し、2学期からその反省を活かして取り組んでいけるように、教職員に働きかける必要があります。 そこで、特集1では、夏休み中も研修等で忙しい教職員にどう働きかけるか、夏休みだからこそできる工夫は何かなど、管理職の夏休みにおけるマネジメントを探ります。
【特集2】 東日本大震災を経て、学校の「危機管理」の重要性、およびリーダーの「危機管理能力」の重要性が切実に求められています。 各学校で「危機管理」を捉え直していくために、その前提として、そもそも「危機管理」とは何か、管理職には「危機管理能力」として何が求められているのかをまとめました。
【インタビュー】 放射能問題が社会を揺るがしています。とくに、子どもの方が影響が大きいと喧伝されることもあり、保護者は不安を抱いています。 放射能という、誰も対処の仕方がわからない問題に対して、学校は教育活動を進めていくうえで保護者にどう対応する必要があるか、健康教育学、学校保健学がご専門の衛藤隆先生に、インタビューを行いました。 |