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月刊教職研修・No.469

教職研修2011年9月号〈特集:2学期に向けて教師のモチベーションをどう高めるか〉

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[本書の概要]

【特集1】
2学期に向けて教師のモチベーションをどう高めるか
――最も重要な管理職のマネジメント

管理職が、学校で一番気をつけなければならないことは、教職員の仕事へのモチベーションを高め、維持していくことです。管理職からの積極的な働きかけはもちろん、ふとした言動や醸し出す雰囲気によって、教職員がモチベーションを高めることがあります。反対に、ささいなひと言や対応によって、教職員のモチベーションを下げてしまうことも……。
いまの教職員は、管理職のどんな言葉を求めているのか、どうかかわってほしいと考えているのか、若手・中堅教員による「匿名座談会」で赤裸々に語ってもらいました。また、管理職としてどう働きかければよいか、多彩な論考で浮かびあがらせます。


【特集2】
「持続可能な社会」に向けた教育の推進
――震災後の社会・教育に求められるもの
東日本大震災では、これまで自明視されてきた、あるいは見て見ぬふりをされてきたさまざまな制度の旧弊が明らかとなりました。とくに、原発事故とかかわって、これからわが国においてどのようなエネルギー政策をとっていくのか、国民的な議論が求められます。その際の一つの観点が、「持続可能な社会」です。エネルギー資源に乏しいわが国で、次世代に負担を先送りしない社会をどう構築していくかが、今後の焦点となっていきます。
そこで、特集2では、「持続可能な社会のための教育」(ESD)をどう推進していけばよいのか、文部科学省教科調査官と現場教員による鼎談を行いました。また、実践例も掲載しています。


【巻頭対談】 天笠茂/大江近
今後の地域連携の考え方と管理職の役割
――「地域とともにある学校」をどうめざすか
東日本大震災では、地域コミュニティの核としての学校のあり方が、改めて注目されました。もはや学校は、地域と切り離しては存在し得なくなってきています。折しも文部科学省の「学校運営の改善の在り方等に関する調査研究協力者会議」がまとめた報告書「子どもの豊かな学びを創造し、地域の絆をつなぐ~地域とともにある学校づくりの推進方策~」においては、すべての学校が、地域の人々と一体となって子どもたちをはぐくんでいく「地域とともにある学校」をめざすべきであるとしています。
そこで、本会議の座長である天笠茂先生と、全日中会長の大江近先生に、今後の学校運営はどうあるべきか、管理職の役割は何か、お話しいただきました。


[監修] 市川昭午若井彌一 
[刊行日] 2011/8/19 [形態] 月刊誌
[定価] 1153円(税込) [判型] B5判 
[雑誌コード] 03059-09

[本書の目次]

●巻頭対談● 天笠茂/大江近
今後の地域連携の考え方と管理職の役割
――「地域とともにある学校」をどうめざすか

●特集1●
2学期に向けて教師のモチベーションをどう高めるか
――最も重要な管理職のマネジメント

【匿名座談会】若手・中堅教員が語る「管理職への本音」
〈総括〉学校管理職に必要なことは何か 輿水かおり
1.職員のモチベーションを高める管理職のリーダーシップ 三原徹
2.職員の効果的なほめ方・叱り方 久米昭洋
3.仕事において職員のモチベーションがあがるとき・さがるとき 久米昭洋
4.チームのモチベーションをどう高めるか 田中誠
5.若手教員のモチベーションにどう気をつけるか 西留安雄
6.ミドルリーダーのモチベーションにどう気をつけるか 新藤久典
7.ベテラン層のモチベーションにどう気をつけるか 関本恵一
8.がんばりすぎている職員にどう対応するか 新井肇
9.自信を喪失している職員にどう対応するか 新井肇
10.教員評価制度をモチベーションの向上にどう役立てるか 内崎哲郎
11.管理職自身のモチベーションをどう高めるか 向山行雄


●特集2●

「持続可能な社会」に向けた教育の推進
――震災後の社会・教育に求められるもの

【鼎談】 浜野清/池下誠/泉貴久
いまこそ、持続可能な社会に向けた教育を考えよう

●持続可能な開発のための教育の実践事例――中学校社会科地理的分野の学習指導を通して 池下誠


ニュース・時事問題
■教育時事ワイド解説■ 仙台の小学校視察レポート──東日本大震災で明らかになったこと 矢崎良明
■集中講義 イチからわかる放射能の基礎知識■ 「正しく怖がる」基礎の基礎 中川恵一
■教育の断面■ 専門家と素人の間 山上浩二郎
■教育動向ウォッチング■ 急ピッチで進む各審議会の状況 渡辺敦司
■例解・教育管理の基礎知識■
地域とともにある学校づくりをどう進めるか
「OECD生徒の学習到達度調査(PISA)2009デジタル読解力調査」の結果はどうなっているか
特別支援教育の体制整備状況はどうなっているか
外国語能力の向上に関する検討会「審議まとめ」はどのような内容か
「生徒指導支援資料3『いじめを減らす』」を学校でどう活用するか
★教育ニュースPick up 木村健二
★教育資料Selection

教育行政
■地域・家庭と一体となった学校改善■  「学校のガバナンス」の光と影 広田照幸
■教育委員会リレー連載■  新潟方式「学力向上推進システム活用事業」 新潟県教育委員会
■コモンビジョンへの道■  「虎門ビジョン」を語ろう 中西茂
■愛国心を考える■  愛国心をめぐる論点 市川昭午

コラム
■特別支援教育 学校管理職の目配り・気配り・心配り■
■管理職の校内ICT導入奮闘記■
■心をつなげた言葉■
■実践に学ぶ「朝の読書」のエッセンス■

学校経営

■管理職の条件■  授業展開の工夫と学力調査への備え(その2) 若井彌一
■学校経営相談室■  地域との連携・協働の強化 寺崎千秋
■学校マネジメント研修講座■ 
〈学校評価〉「学校評価ガイドライン[平成22年改訂]」における「学校評価の定義と留意点」 木岡一明
〈教員評価〉教員評価システムの公正性 露口健司
〈保護者対応〉信頼される学級経営 嶋崎政男
〈新任・若手教員育成〉やる気をかきたてる管理職の発想転換 成田幸夫
■学校管理職のための法律基礎講座■  信教の自由と学校教育の衝突Ⅱ――公立学校と政教分離 坂田仰
■教育法規の応用講座■  「君が代」裁判に終止符 菱村幸彦
■学校改善 はじめの1歩■  意欲高揚を図るきっかけに 澤田幸枝/学校経営診断研究会

教育課程
■〈新教育課程対応〉教師の授業力向上Ⅱ■  教育専門監を活用した授業改善の取り組み 椎名美穂子/田中 博之
■国語科から広がる言語活動の授業づくり入門■  「ノートに書き記す」という言語活動究 髙木まさき
■カリキュラムマネジメントの理論と実践を深め,広げる戦略■  カリキュラムマネジメントの原点としての総合的な学習の時間への適応⑤ 田村知子/中留武昭
■特別寄稿■  〈浜田市立旭中学校〉生活習慣を改善し、体力・学力の向上に取り組む生徒の育成② 大崎正和

平成24年度向け 管理職選考問題
横浜市/熊本県/沖縄県
 
■頻出法規・客観問題の演習 西山薫
■論文添削講座■
合格への道・出題・解説・答案例 佐野金吾/井出一雄/加藤崇英/松田素行/福本昌之
 
●ブックガイド● 栗原久/山口久芳
●9月の学校講話 福井和子

★校長会/教頭会・今月の活動 小滝岩夫/青柳修治/小栗洋/和田豊
▼月刊『教職研修』2011年10月リニューアル号・予告


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