[本書の概要]
特集1 これからの学校管理職に求められる カリキュラム・マネジメント 昨年11月に文部科学大臣より中央教育審議会になされた「初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について(諮問)」諮問において、「アクティブ・ラーニング」が注目を集めています。しかし、同諮問に登場した「カリキュラム・マネジメント」も、実はアクティブ・ラーニングの実効性を担保するものとして、たいへん重要な役割を担うものとされています。これからの学校管理職に求められるカリキュラム・マネジメントとはいったいどのようなものか、どう取り入れていけばよいのか、くわしく探ります。
特集2 なぜ、「高大接続改革」なのか ――小・中・高・大一貫した教育をめざして―― 高校教育改革・大学入試改革・大学改革の一体的改革を進める「高大接続改革」について、昨年12月の中教審答申が出され、それを受けて本年1月に文部科学省が「高大接続改革実行プラン」を策定・公表しました。そのなかでは「高大接続改革に向けた工程表」も示されています。また2月には安西祐一郎・元中教審会長を座長とする「高大接続システム改革会議」が発足し、改革を具体化すべく審議が始まっています。高等教育のみならず、学習指導要領改訂と並び、学校教育全体に大きな影響を及ぼす今次改革の方向性、内容を探ります
第4次提言を読み解く
2つの「達成度テスト」でよりよい入試となるのか
人物本位の入試の問題点は何か
【資料】海外の大学入試の実態
小学校・中学校にどう影響するか
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