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月刊教職研修・No.527

教職研修2016年7月号〈特集:信頼を失わない「学校事故対応」〉

 在庫あり
[本書の概要]

 特集1 
文科省「学校事故対応に関する指針」を踏まえた
信頼を失わない「学校事故対応」

今年3月、文部科学省は「学校事故対応に関する指針」をとりまとめました。本指針の特徴として、「被害児童生徒等の保護者」の心情に配慮した対応を各学校に求めていることがあげられます。これまで学校の事故対応では、ややもすると学校が保身に走り、被害児童・生徒やその保護者が満足できる対応がなされず批判されるケースもあったことを受けたものです。各学校において、「指針」を参考に今後どのように学校事故対応に取り組んでいけばよいか、解説します。

 特集2 
多発する事故への批判を乗り越えて
安全・安心な「組体操」をどう実施するか
全国で相次ぐ「組体操」事故の状況を受けて、3月にスポーツ庁から発出された通知においても、安全確保の徹底が強調されています。秋の運動会等や次年度以降の実施検討に向けて、安全・安心な「組体操」を行うために、学校としてどのようなことに留意すべきかを探ります。

第4次提言を読み解く
2つの「達成度テスト」でよりよい入試となるのか
人物本位の入試の問題点は何か
【資料】海外の大学入試の実態
小学校・中学校にどう影響するか

[監修] 市川昭午若井彌一天笠茂 
[刊行日] 2016/6/18 [形態] 月刊誌
[定価] 1049円(税込) [判型] B5判 
[雑誌コード] 03059-07

[本書の目次]

巻頭インタビュー
人工知能(AI)時代の学校の役割
新井 紀子(国立情報学研究所教授)
特集1
文科省「学校事故対応に関する指針」を踏まえた
信頼を失わない「学校事故対応」
どちらを向いた「学校事故対応」が必要か 渡邉正樹
研修、マニュアル……日頃の事故防止の取り組み 桐淵博
信頼を失わない「学校事故対応」のポイント解説
①被害児童・生徒の保護者対応 児玉政徳
②「保護者説明会」「記者会見」 田中正博
③「基本調査」 藤田大輔
④「詳細調査」 藤田大輔
コーディネーターの可能性 藤田大輔
調布市学校児童死亡事故に見る「学校事故対応」のあり方 大泉常長
学校事故被害者遺族が語る「もしも、指針が確実に実行されたなら?」 宮脇勝哉
特集2
多発する事故への批判を乗り越えて 
安全・安心な「組体操」をどう実施するか
組体操による事故の状況と実施上の注意点 本村清人
組体操を続ける学校・やめた学校 それぞれの思いと取り組み 松岡康子
事故につながらない組立体操のあり方 荒木達雄
組体操に代わる種目を考える 根本正雄
危ないのは組体操だけじゃない 内田良 

好評連載
学校マネジメント・学校経営
教育管理職の法的基盤とその開発的活用 生命畏敬の念を強化する教育と報道の取り組み 若井彌一
非カリスマのためのマネジメント論 リーダーとしての口ぐせをもつ 中竹竜二
MBA的学校経営論 マーケティングで学校の実態や課題を探る 吉田和夫/吉田健司
学校CC入門 クライシスを想定した事前トレーニング 石川慶子
ケースメソッド 【ケース②】チーム緑山へようこそ!吹石教諭、緑山小学校へ 竹内伸一
アクティブ校内研修! 課題発見型研修のために 秋田喜代美
特別支援教育の基礎・基本 自閉症スペクトラムとADHD 岡崎慎治
今月の学校経営 配慮事項/学校講話 学校経営診断会
校務のリニューアルで子どもと向き合う 学芸会・学習発表会のリニューアル 西留安雄
学校改善 はじめの1歩 恒常的な定員割れにも危機感がない高校教員集団『後編』 学校経営診断会
管理職の資質・職務
私の学校経営信条 「貢献教育」の推進 香山哲哉
学校管理職の「教養講座」Ⅱ 学習指導要領総則の変遷(8) 天笠茂
この「失敗」が私を成長させた 若さゆえの情熱、大切だが…… 米満裕
これからの「管理職養成、選考・登用、研修」を考える 「校長」は何のため? 浜田博文
実践に学ぶ!校長のリーダーシップ論 巻き込む力 有馬守一
教頭・副校長の習慣術 ミドルリーダーを育てるために 余郷和敏
新時代のスクールリーダー養成講座 新時代のスクールリーダーとは(4) 武井敦史
教育時事
いまどき スマホ・ネット事情 ネット依存と子どもの生活 遠藤美季
教育の断面 大統領に届けた高校生の願い 早川信夫
教育「直言」 自分の考えを人に伝えるということ 浅田和伸
教育ニュースPick up 文教施策/地方教育 佐々木洋
教育時事キーワード解説 教育の強靱化に向けて/言語聴覚士 村上祐介
教育備忘録
2030年の学校教育をつくる 杉並区の地域づくり・学校づくり(1) 税所篤快 
教育法規
法律で読み解く学校経営プロブレム 道徳の教科化 教育課程改革の第一歩 坂田仰
ケーススタディ・教育法規の応用講座 利害関係者からの利益供与 菱村幸彦
教育行政・施策
Q&A文教施策・学校課題〈要点〉解説 文部科学省
教育改革を考える 教育目的としての個性化 市川昭午
教育課程
アクティブ・ラーニング先進事例 秋田県由利本荘市立鶴舞小学校 米持隆司
〈シリーズ解説〉社会の要請に応える「新しい教育課題」  「がん教育」の基礎的知識とその意義 植田誠治  
コラム
凜として読む五・七・五 小林凜
使ってみたい こんな日本語 本郷陽二
アクティブ・ラーニングのテツガク 苫野一徳
これでいいのか!? 日本の教育 広田照幸
多様な子供のリアル 小島祥美
カウンセラーと読む教育記事 富田富士也
ブックガイド
校長会・教頭会 事務局の中から  
私を変えた管理職の「ひと言」 服部匡彦

平成28年度向け管理職選考突破! 講座
管理職選考 合格への道 山田哲郎
27年度実施・管理職選考問題 面接問題①
教育法規キーワード解説 教員の研修の責務/職専免研修 樋口修資
■頻出法規・客観問題の演習 ■論文問題の解説と合格答案例 ■実践演習! 論文添削講座


◇次号予告◇
月刊『教職研修』2016年8月号は7月19日発売!

【特集1】「『教育改革』を学校改善に活かす――学校〈浮沈〉の鍵を握るのは、学校管理職」平次期学習指導要領改訂、高大接続システム改革、「チームとしての学校」、教員の資質能力向上──同時並行で重要な教育改革が進められています。こんにちの教育改革がめざしている大きな姿を描いたうえで、それぞれの改革の内容を整理し、学校管理職がそれをどう受け止め、学校改善に活かしていけばよいかを探ります。 
【特集2】「勤務評定から人事評価へ 基礎から解説『教職員の人事評価』」平成26年の地方公務員法の一部改正に伴い、28年度から教職員を含めた地方公務員にも「人事評価制度」が導入されます。その円滑な実施・改善を目指し、法律に則った人事評価制度のねらいや方法、先行実施の自治体から運用における課題等を明確にすることによって、評価者である学校管理職の制度理解を応援します。
【特集1】「教育改革」を学校改善に活かす<br>
――学校〈浮沈〉の鍵を握るのは、学校管理職<br>

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