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  中学校の講話
 
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一生時計


 今日は、自分の年齢について考えてみましょう。
 中学校に入学するときは、12歳。そして、3年生になって誕生日を迎えると15歳ですね。今日はこの15歳について考えてみましょう。
 日本人の平均寿命は約80歳です。15歳という年齢はまだまだ始まったばかりの年齢で、人生80年と考えれば、その5分の1にも満たないといったところですね。
 では、人間の一生である80歳を24時間にあてはめて、「一生の時計」として考えてみることにします。
 生まれた時刻を1日の始まりである0時とし、一生の終わりを1日の終わりである12時とします。
 人生80年とすると、40歳がちょうど真ん中になるのはわかりますか。そうすると、40歳がお昼の12時になります。そして、20歳は朝の6時、60歳は夕方の6時になります。
 このたとえで、20歳で日の出、60歳で日の入りを迎えるということになりますね。人の一生を、空に昇る太陽の動きになぞらえるなんて、おもしろいと思いませんか。
 さて、あなたの年齢は、この時計で何時にあたると思いますか。
 計算してみると、15歳は朝の4時30分です。15歳という年齢は、この一生時計のなかでは、まさに夜明け前の時刻にあたるのです。

 今、君たちは、人生のなかの夜明け前を迎えているところです。未来に向かって光り輝く太陽が、空高く昇ろうとしています。
 一回限りの「一生時計」に、ドラマを創っていくのはあなた自身です。
 これからどんな夜明けを迎えるか、これからどんな自分を創っていくか、考えを巡らしてみてください。
 それが、あなたたち若者の特権なのですから。

(井瀬敦司)



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