HOME » 今週の講話 » 小学校の講話
 
  小学校の講話
 
※ 学校講話参考図書はこちらをご覧ください。
 

 

夢に向かって


 校長先生は夏休みに勇気と感動をいただきました。みなさんは何のことだかわかりますか? それは100回記念夏の甲子園での高校球児の姿です。とくに、夢の舞台に出場でき、準優勝に輝いた秋田県代表の金足農業高校の活躍でした。映像を見てください。

 一つ目は、つなぎ合う姿です。1点差で負けている9回裏に、ツーランスクイズを行った場面です。バッターが3塁線にバントして3塁走者がホームに戻り同点になりました。近江高校の3塁手が1塁に送球して2アウトになった後、2塁の走者は3塁を回ってホームにスライディングし、セーフになりました。つなぎ合い最後まで諦めなかったことで勝利をつかみました。

 二つ目は、助け合い称え合う姿です。喜び合う金足農業高校の球児のなかで、負けてしまったチームのキャッチャーが起きあがることができなかった場面です。そのなかで金足農業高校の選手がキャッチャーを起きあがらせる場面もありました。お互いに全力を出し切ったから相手を起きあがらせることが自然とできたのでしょう。

 三つ目は、試合に勝った後の金足農業高校の校歌を歌う姿でした。エビ反りになって歌う姿には、高校生がひたむきさに声高らかに歌う様子から清々しさを感じることができました。みなさんも校歌を大きな声で歌いましょうね。

 一方、誰でも努力すれば、夢は必ず叶うのでしょうか? 残念ながら、そうとは限りません。どんなに自分が努力しても、叶わないことはあります。甲子園には出られずに地方大会で涙を飲んだ球児がたくさんいるのです。

 夢をつかめなければ、努力した球児には何も残らないのでしょうか。本当に達成したい夢や目標に向かって努力するとき、人は夢中になります。仲間との努力はつらくたいへんなときもありますが、夢中でがんばると、ほかに代えがたい喜びや、充実した気分を味わうことができます。仲間との助け合いによって、周りの人に勇気や感動を与えることになります。

 みなさんも夢に向かって、諦めずに努力してください。

(福田宜男)

 

先週の小学校の講話 

※上記内容を無断で転載・複製することを禁じます。