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「先生、付箋を1枚ください」と、ニコニコしながら一枚の付箋をもらいに担任の先生に話しかけている友だちを見かけました。その友だちは、自分の国語辞典に嬉しそうに付箋を貼っていました。すると、他の友だちも「あった!」と大きな歓声を上げています。昼休みの時間だったのですが、教室には6~7人の友だちが国語辞典で何か調べている様子でした。聞いてみると、「先生から、言葉の問題を出してもらってるの。わかったらその問題の載っていたページにこうやって付箋を貼るの」……友だちと言葉探しのゲームをしていたらしいのです。
このクラスでは、普段の生活の中で、「ちょっと目にしたり、耳にしたことを国語辞典で引いてみると生活が楽しくなるよ」と担任の先生が投げかけたそうです。それが、きっかけになり、今では、全員の友だちが教室に国語辞典を持ってきていて、国語の時間だけでなく、どんな時間でも分からない言葉や疑問に思うことがあったら国語辞典を引くことになったそうです。社会科やテレビのニュースなどで分からないことがあると友だちと図書室に行って調べ合うことが楽しくなってきたということも聞きました。
担任の先生に聞いてみると、「ある有名な小説家の方が百科事典を読み物として繰り返し読んで、辞書なしには生活は成り立たない。と言っていたのを思い出し、一回引くごとに証拠を残すと、目に見える学びの印になるので、ご褒美として付箋を貼ることを思いついたのです」ということでした。
どうですか、みなさんも自分で興味や関心、不思議に思った言葉をドンドン引いてみて、そこに付箋を貼っていったら国語辞典も喜ぶでしょう。付箋にもいろいろな色があるので、月ごとに色を変えるとか、国語の時間や社会の時間など時間ごとに色を変えるとか楽しみ方はいっぱいあります。また、たくさんの言葉は知れば、自分の考え方も広がってきます。是非、チャレンジしようではありませんか! (石塚 忠男)
先週の小学校の講話
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