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  小学校の講話
 
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菜の花とアブラナ


 春の花というと、「菜の花」または「アブラナ」をよく聞きますね。春の野原や畑一面に咲いている黄色い花が思い浮かぶでしょう。最近は、桜の樹の近くに菜の花が栽培されているので、春になると、桜のピンク色と菜の花の黄色のきれいなコントラストを目にすることが多くなりました。

 ところで皆さんは、「菜の花」と「アブラナ」を区別して言っていますか。「菜の花」と「アブラナ」は同じなのでしょうか、それとも違うのでしょうか。

 実は「菜の花」も「アブラナ」も、アブラナ科という植物の種類の仲間です。「アブラナ」と呼ばれるのは、その仲間の中で菜種油を取るための花を言います。「菜の花」とは、アブラナ科で黄色い花を咲かせるすべての花のことを言います。つまり、「菜の花」というのは、アブラナ科で黄色い花を咲かせる仲間の花すべてを言って、「アブラナ」はその中で菜種油を取るための花を言うのです。

 さて、「菜の花」の仲間にはどんなものがあるか知っていますか。
 身近なものがいっぱいあります。ダイコン、カブ、キャベツ、ブロッコリー、コマツナ、ハクサイ、ワサビ、ハボタンなどがあります。
 でも、ダイコンやキャベツを菜の花とは言いませんよね。ダイコンやキャベツは収穫しないでそのままにしておくと菜の花が咲きます。ブロッコリーなどはよく見ると菜の花のつぼみのようですね。ハボタンの花を放っておくと真ん中から茎が伸びて菜の花が咲いているのを時々見かけます。ダイコンの花は白いものもあります。

 春になると広い畑一面に菜の花が咲いているように見えることがありますが、それはカブやコマツナかもしれません。皆さんも「菜の花」を見かけたら、「何の花」か調べてみるといいですね。

(矢崎良明)

 

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