学校改善の実践と課題(学校経営診断カードの活用)

¥ 2,640 税込

商品コード: 000382

[本書の概要]

「教職研修」誌上の好評連載「学校経営診断カード」の実践版!


学校経営診断カードを活用した学校改善の実践24例収録!


[著者] 牧昌見 
[刊行日] 2008-03-26 [形態] 書籍
[定価] 2640 円(税込)  [判型] B5判 [頁数] 230頁
[ISBN] 978-4-87380-382-1


[本書の目次]

Ⅰ 学校経営診断カードの開発と活用〈学校評価はなぜ,何のために必要か〉
1 教育改革と学校改善
(1) 教育改革(educational reform)とは
(2) 学校改善(school improvement)とは
2 学校改善と学校評価
(1) 学校評価(school evaluation)とは
(2) これまでの問題点
(3) 学校の経営責任の明確化
(4) 小・中学校設置基準の創定
(5) 説明責任とは
3 学校経営診断カードの活用
(1) 我が校の実践把握が課題
(2) 限定保障の論理に立つ
4 管理職研修の改善
(1) 管理職研修の重要性
(2) 文科省プロジェクト
(3) マネジメント・マインドの醸成
Ⅱ 学校改善の実践例とその検討〈こうしたら我が校が変わった〉
1 教職員のライフ・サイクルに応じた改善事例
若手・中堅の活用① 研究先進校の悩み
若手・中堅の活用② 前年度踏襲型からの脱皮の試み
若手・中堅の活用③ 目標・方向性の再確認を
ベテラン教員の活用① 年配教師に活力を
学年主任・主幹教諭・教務主任の活用① 沈滞ムードからの脱皮
学年主任・主幹教諭・教務主任の活用② 調和のとれた組織風土づくりに向けて
教頭・校長の出番① 「重点」の明確化・共有化
2 学校運営組織の活性化を促す改善事例
企画・運営・職員会① 諸会議を見直す
個々のよさを引き出す工夫 平穏無事な現状に満足
学年会① 低・中・高学年制の導入
学年会② 大規模学校の弊害解消をめざす
特別・特設委員会① プロジェクトチームの立ちあげ
校務分掌全体 校長はどう指導すべきか
校内研究① 組織風土の改革を
校内研究① 効果的な研究組織づくり
時間・日程 多忙感の軽減に向けて
3 教職員の意識改革を進める改善事例
情報の共有化 「PDSの流れ」に意識づけを
コミュニケーション 教育目標を軸に協働意欲を
誰かがするだろう意識の改善を
伝統・馴れ合いからの脱却 伝統校の改善努力を
子どもに取り残される教師の意識改革を
研究・研修・評価を手がかりに自己変革の道を
モラールの昂揚に向けて
日常のなかに「評価・承認」の意識を
Ⅲ 診断カードはこんなとき役立つ〈我が校の実態と診断カードの活用〉
1 校内の実態把握
2 個々の能力の発揮
3 運営組織の効率化
4 校内研究の推進
5 教育活動のマンネリ化
6 職員の共通理解
7 教職員の年齢差や男女差
8 教職員の不満
〈資料①〉学校経営診断カードの様式
〈資料②〉集計の実際と集計後の手順