国語科における言語活動の授業づくり入門(指導事項の「分割」と「分析」を通して)

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商品コード: 000433

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[本書の概要]

『教職研修』の人気連載を大幅に加筆修正。


なぜ、 「言語活動」なのか?
「言語活動」とは、何をどうすることなのか?
「言語活動」の初歩の初歩から解説します。 
指導事項の「分割」と「分析」で、誰でも「言語活動」を充実した授業実践が可能になります。 


[著者] 高木まさき 
[刊行日] 2013-03-27 [形態] 書籍
[定価] 2200 円(税込)  [判型] A5 [頁数] 200頁
[ISBN] 978-4-87380-433-0


[本書の目次]

第1章 「言語活動の充実」がなぜ求められるのか
――その背景とこれまでの蓄積

第1講 「言語活動の充実」とは何か
第2講 新「学習指導要領」における「言語活動」重視の背景
第3講 各教科等における言語活動の充実
第4講 PISA型「読解力」と従来の読解力(1)
第5講 PISA型「読解力」と従来の読解力(2)
第6講 日本における「評価的・批判的な読み」の系譜
――PISA型「読解力」育成のために


第2章 指導事項の「分割」と「分析」にもとづく国語科の授業づくり

第7講 言語活動の授業づくりは「分割」と「分析」で(1)
第8講 言語活動の授業づくりは「分割」と「分析」で(2)
第9講 「分割」と「分析」の実例から――「大きなかぶ」(小一)の場合
第10講 「分割」と「分析」から単元の構成へ
第11講 「分割」と「分析」から学習指導案へ
第12講 「分割」「分析」と年間指導計画の作成


第3章 指導事項の「分割」と「分析」にもとづく教材(学習材)研究

第13講 言語活動を充実させる教材(学習材)研究
第14講 読みの教材(説明文)研究(1)――「ウナギのなぞを追って」(小四)を例に
第15講 読みの教材(説明文)研究(2)――「アップとルーズで伝える」(小四)を例に
第16講 学習者と教材(学習材)研究――「あきあかねの一生」(小二)を例に
第17講 読みの教材(物語)研究(3)――「ちいちゃんのかげおくり」(小三)を例に


第4章 各論・言語活動を充実させる考え方

第18講 「ノートに書き記す」という言語活動
第19講 「話し合い」という言語活動
第20講 言語活動としての新聞活用――観点を立てて読み比べる
第21講 言語活動としての「創作」――詩と物語の創作
第22講 言語活動としての「鑑賞」と「批評」――「音楽」「美術」を視野に
第23講 言語活動による古典の学習――認識・感性・思考と古典
第24講 言語活動による読書指導――「共同性」の復権
第25講 「リテラシー」から見た「言語活動の充実」――むすびに代えて