今こそ日本の学校に!イエナプラン実践ガイドブック

¥ 2,420 税込

商品コード: 000518

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[本書の概要]

イエナプランは公立学校の変革を目指した教育です。また各地の特殊な状況を活かし自ら生み出して行くオープンモデルの教育です。学校教員チームを率いるリーダーとして、また、子どもたちの幸せな発達を目指す学級担任として、子どもたちに学ぶことの楽しさを教え、主体性と協働を尊重した教育のあり方を改めて振り返るために、本書をぜひご活用ください。


[著者] リヒテルズ直子 
[刊行日] 2019-08-30 [形態] 書籍
[定価] 2420 円(税込)  [判型] B5判 [頁数] 180頁
[ISBN] 978-4-86560-518-1


[本書の目次]

【理論編:イエナプランの基礎知識】
イエナプランの魅力
グローバル時代の人間形成
新学習指導要領とイエナプラン
頭と心と手による発達
ペーターセンが描いた理想の学校
メソッドでなくビジョン
8つのミニマム(スース・フロイデンタール)
オープンモデルとしてのイエナプラン
20の原則(オランダ・イエナプラン教育協会)
イエナプランが目指すクオリティ
6つのクオリティ(ケース・ボット『イエナプラン21』)
コア・クオリティ(オランダ・イエナプラン教育協会2009)
7つのエッセンス(ヒュバート・ウィンタース&フレーク・フェルトハウズ)
イエナプランの基本的要素

【実践編(やってみよう):イエナプランを教室・学校に取り入れるためのヒント】

グループづくり
違いから学ぶためのグループ
ファミリー・グループ
テーブル・グループ
グループからコミュニティ(共同体)へ
4つの基本活動
対話・遊び・仕事・催し
4つの基本活動 週の活動の流れ
リズミックな週計画
4つの基本活動 1.対話
サークル対話(1)
サークル対話(2)
そのほかの対話
4つの基本活動 2.遊び
遊びは学び(1)
遊びは学び(2)
4つの基本活動 3.仕事
自立的な仕事と協働
ブロックアワー① 自分の週計画に沿って
ブロックアワー② インストラクションと巡回指導
協働することを学ぶ
4つの基本活動 4.催し
喜びや悲しみなどの感情を分かち合う
ワールドオリエンテーション
その意義・基礎教科学習との関係
ホンモノに対するホンモノの問い
テーマは子どもの身近な世界から
ワールドオリエンテーションの進め方〈ヤンセンの自転車モデル〉
マインドマップを作る
各ステップでグループ・リーダーが留意する点
ストーリーライン・アプローチ
カリキュラム・マネジメント
イエナプランの舞台裏
多様な教材を準備する
基本活動を多目的に教職員チーム全体の協働と分担を
フィードバックと記録
評価・通知・懇談
評価と通知
ポートフォリオ
学習者主体の懇談会
基礎学力の発達モニター
学びのオーナーシップ(当事者意識)
動きと選択の自由が責任意識を生む
子どもたちによる自治
主体的で対話的な学校環境
リビングルームとしての教室
教室の外のスペース(校舎)
校庭
学校の外へ
生と学びの共同体
学校共同体:理想の未来社会の実現
保護者に学校の活動に参加してもらう
チームとしての教職員
全校の教職員が全校の生徒を見守る
教員の自己評価、学校の自己改善
スクール・リーダーシップ
管理者からファシリテーターへ
「学習する学校」はスクール・リーダーから

【どうすれば日本の学校でもイエナプランが可能になるか】

イエナプランを日本で実践する
都市の学校・地方の学校
教員の働き方改革のきっかけに
特別支援教育の見直し
学校環境は教育の中身が決める
教材の捉え方を見直す
教員が学ぶ時間と費用の保障を

【付録】

1.よくある質問集
2.ちっちゃなニルス
3.ライオン蟻に聞いてごらん
4.ワールドオリエンテーション・アクティビティ集
5.オランダの中核目標(学習指導要領)における〈自分自身と世界へのオリエンテーション〉の課題
6.アイスブレイクやエナジャイザーとして使える遊びの例
推薦図書・推薦DVD
あとがき