2024・2025 教務主任の仕事A to Z 楽しくやりきる90のコツ
[本書の概要]
★この数年間で校務支援ソフトの活用が一般的となり、学校内でのコミュニケーションや資料の扱い方が大きく変わってきています。また働き方改革や教員不足、外部人材の導入(○○支援員等)、新教育課程への対応などの新たな課題、心理的安全性やウェルビーイングなど新しい考え方も多数登場してきています。
★本書では、教務主任に必要とされる考え方や仕事の基礎的知識に加えて、最新の課題・潮流にどのように対応していけばよいのか、それぞれポイントを押さえ具体的に提示していきます。
★9章90項目すべて見開き2頁で使いやすい構成です。
[編集] 喜名朝博
[刊行日] 2024-03-22 [形態] 書籍
[定価] 2420 円(税込) [判型] 四六判 [頁数] 212頁
[ISBN] 978-4-86560-590-7
[本書の目次]
はじめに
序章 教務主任 10のマインドセット 喜名 朝博
1 学校を動かす責任とやりがい
2 管理職とは異なる立場で
3 上手くいって当たり前
4 感謝と敬意
5 言葉で人を動かさない
6 仕事を可視化する
7 改善こそ進化
8 援助要請行動を取る
9 教務主任のメンタルヘルスを保つ
10 学校を変える
1章 どう対応する?最新教育課題の実務徹底解説 太巻 美青
1 中教審答申とは?
2 令和答申「個別最適な学び」とは?
3 令和答申「協働的な学び」とは?
4 緊急提言「標準時数と教育課程」
5 緊急提言「学校行事の見直し」
6 学校における働き方改革とは
7 学校における働き方改革と校務改善
8 教務主任の仕事術を確立する
9 職場の心理的安全性の確立
10 教育課程・学習指導要領の確実な実施
2章 押さえておこう教務主任の役割・心構え 飯川 浩二
1 教務主任の役割、教務主任の立場
2 教務主任は学校を動かす
3 教務主任と管理職
4 教務主任と校務分掌
5 教務主任のコミュニケーション
6 教務主任の教育課程の進行管理
7 期限と約束を守る
8 優しさと厳しさ、寛容さと厳格
9 常に先を読む
10 想定外を想定する
3章 組織運営のポイントはここ 清水 太
1 組織的運営とは何か
2 意思決定のシステムと責任の明確化
3 校務分掌の機能
4 校務分掌を見直す
5 校務分掌に関わる指導・助言
6 校務分掌は人材育成
7 会議と打ち合わせ、時間設定とICT活用
8 ペーパーレスと校務改善
9 教頭・副校長との連携
10 教務主任のリフレクション
4章 教育課程編成のコツをつかむ 川原 哲郎
1 学校経営計画の具現化
2 重点項目とは何か
3 授業日数の考え方
4 標準時数の考え方
5 余剰時数の捉え方
6 特別活動の時間設定
7 カリキュラム・マネジメントの推進
8 全体計画と年間指導計画
9 教育課程と教育計画
10 学校評価
5章 人材育成・研修にはこうあたれ 久保田 恵美
1 人材育成の環境をつくる――学び合う教師集団へ
2 育成する人が最も育つ
3 人材育成も個別最適な学びが必要
4 研究と修養の義務を果たす
5 研究・研修主任との連携
6 教職員の得意分野を活かす
7 ジェネレーションギャップを活かす
8 育成計画の作成と評価
9 研修内容を決定する――学校と社会的ニーズ
10 教職員の協働的な学びを実現する
6章 学校行事はこう仕切れ 望月 潔
1 内容の精選――精選の視点
2 内容の精選とカリキュラム・マネジメント
3 準備時間、練習時間の短縮――詳細な計画
4 学校行事の目標の実現――基本に返る
5 学校行事、五つの内容
6 学校行事は学校の顔
7 子どもたちの取り組み姿勢と任せる部分
8 保護者や地域への説明
9 ウーダループで学校行事を評価・改善する
10 新しい伝統を創る
7章 保護者・地域との関係をつくる 太田 智恵
1 保護者と同じ方向を向く――敵対しない
2 保護者や地域の意見は改善のチャンス
3 保護者や地域との関係構築とコミュニケーション
4 地域と学校をつなぐ窓口となる
5 社会に開かれた教育課程の実現
6 教務主任の情報発信
7 教職員との情報共有――他人ごとにしない
8 地域リソースを活かす――地域を学びの場にする
9 総合的な学習の時間の目標と内容
10 ゲストティーチャーを招聘する
終章 教務主任に求められる10の資質・能力 喜名 朝博
1 理解力
2 指導力
3 段取り力
4 コミュニケーション力
5 調整力
6 情報収集力
7 ICT活用力
8 問題解決力
9 自己研鑽力
10 人間力
おわりに