各教科等における言語活動の充実(その方策と実践事例)

¥ 2,640 税込

商品コード: 003756

[本書の概要]

●言語活動の充実は「今回の学習指導要領の改訂において各教科等を貫く重要な改善の視点」(中教審答申)である!

●言語活動充実のための理論と方策を,小・中学校の全教科・領域にわたる豊富な実践例を活かして具体的に示す!


★中教審答申(平成20.1.17)では,「7.教育内容に関する主な改善事項」の劈頭に「言語活動の充実」が挙げられています。そしてそこでは「子どもたちの思考力・判断力・表現力等をはぐくむためには,レポートの作成や論述といった知識・技能を活用する学習活動を各教科で行い,言語の能力を高める必要がある。言語の能力は,…子どもたちが他者や社会とかかわる上でも必要な力である」と述べています。★本書では,言語活動の意味,言語活動の位置づけ,言語活動の内容・方法等について,各教科等における充実した実践事例も掲載し,具体的に解説しています。


[編集] 高木展郎 
[刊行日] 2008-10-18 [形態] ムック
[定価] 2640 円(税込)  [判型] B5判 [頁数] 240頁
[ISBN] 978-4-87380-989-2[雑誌コード] 63014-78


[本書の目次]

第1章 「各教科等における言語活動の充実」の意味
1.「知識基盤社会」の時代における言語活動の意味
2.「各教科等における言語活動の充実」とは何か
3.学習指導要領の改訂と言語活動の充実
4.言語活動の充実と「生きる力」
5.言語活動の充実とキーコンピテンシー
6.言語活動の基盤としての知的活動(論理や思考)
7.言語活動の基盤としてのコミュニケーション能力の育成
8.言語活動の基盤としての感性・情緒
9.言語力育成のための読書活動の推進
10.言語活動の充実を図るための言語環境の整備
第2章 「言語活動の充実」の位置づけ
1.国語科における言語活動の充実(小学校)
2.国語科における言語活動の充実(中学校)
3.各学校における言語活動の充実を図るためのカリキュラム・マネジメント(小学校)
4.各学校における言語活動の充実を図るためのカリキュラム・マネジメント(中学校)
5.言語活動の充実を図るための各教科における授業の構成や進め方の改善のあり方(小学校)
6.言語活動の充実を図るための各教科における授業の構成や進め方の改善のあり方(中学校)
第3章 「言語活動の充実」の内容
1.言語活動としての「さまざまな事象の記録・報告」
2.言語活動としての「考えるための技法や考え方を活用した説明」
3.言語活動としての「結果の評価とまとめの表現」
4.言語活動としての「感受したことの表現」
5.言語活動としての「メタ認知」
6.言語活動としての「活動や表現を通しての,伝え合い・共感」
7.言語活動としての「まとめ・発表」
8.言語活動としての「討論・討議,説得,集団としての意見のまとめ」
第4章 小学校における言語活動の実践
1.国語(低学年①)
2.国語(低学年②)
3.国語(低学年③)
4.国語(中学年①)
5.国語(中学年②)
6.国語(中学年③)
7.国語(高学年①)
8.国語(高学年②)
9.国語(高学年③)
10.社会
11.算数
12.理科
13.生活
14.音楽
15.図画工作
16.家庭
17.体育
18.道徳
19.外国語活動
20.総合的な学習の時間
21.特別活動
第5章 中学校における言語活動の実践
1.国語(1年①)
2.国語(1年②)
3.国語(2年①)
4.国語(2年②)
5.国語(3年①)
6.国語(3年②)
7.社会
8.数学
9.理科
10.音楽
11.美術
12.保健体育
13.技術・家庭
14.外国語
15.道徳
16.総合的な学習の時間
17.特別活動