学校防災 最前線

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[本書の概要]

東日本大震災で被災した地域や首都圏の学校現場からの報告、学校防災専門家からの知見を集め、災害危機下のリーダーシップの在り方と今後の学校防災見直しの具体像を探る。


[編集] 阪根健二 
[刊行日] 2012-09-28 [形態] ムック
[定価] 2090 円(税込)  [判型] A5 [頁数] 160頁
[ISBN] 978-4-87380-624-2[雑誌コード] 63016-14


[本書の目次]

序章 今後の学校防災見直しの視点 ―東日本大震災を教訓として (阪根健二)

1章 災害発生!そのとき学校はどう動く?

1 学校防災・新たな課題 ―東日本大震災で被災した地域からの報告

・震災発生時の校長の決断とリーダーシップ (鈴木洋子)
・巨大地震・巨大津波からの避難に際して発揮した校長のリーダーシップ (土井正弘)
・特別な支援を要する子への配慮 (早坂保文)
・東日本大震災で学んだこと ―栃木の日本語教室から (黒須陽子)
・復興を支援する立場からみた今後の学校経営課題 (阿部芳吉)

2 学校防災・新たな課題 ―首都圏からの報告

・首都圏における学校防災課題 (矢崎良明)
・校外学習先で被災し、緊急避難先で一夜を過ごす (香積信明)

3 災害発生に際する学校の在り方 ―専門家の立場から
・阪神・淡路大震災の教訓から ―東日本大震災を経て、次の巨大災害へ (河田惠昭)
・東日本大震災における学校の対応 ―ヒアリング調査等から (佐藤健)
・東日本大震災の教訓を生かした学校防災管理 ―徳島県における防災管理マニュアルの再検討 (中野晋)
・震災と子どもの心のケア (上地安昭)
・東日本大震災におけるマスコミ報道と学校現場 (阪根健二)
・災害発生時に迫られた「現場」の判断 (阪根健二)

2章 災害に強い学校をつくる

・平時の校長、有事の校長 ―事前/災害発生時/事後の校長のリーダーシップ (藤岡達也)
・学校の組織体制と教員研修 (田中庸惠)
・実効性ある学校防災マニュアルの在り方とは (矢崎良明)
・これからの防災教育の在り方を考えるにあたって (藤岡達也)
・防災という視点から見直す地域との新しい関係 (佐藤晴雄)
・学校防災の視点から見た今後の学校施設・設備の在り方 (長澤悟)
・企業防災の現在 (浅野良一)


3章 我が校の防災対策・防災教育


・「環境防災科」の取り組みとこれからの防災教育 (兵庫県立舞子高等学校・諏訪清二)
・地域貢献型防災教育をめざして (高知市立潮江中学校・宮田龍)
・避難所開設・運営マニュアルの作成 (徳島県阿南市立橘小学校・宍戸正典)
・2,000人に意識調査。調査結果をもとに行動 ―「ぼうさい甲子園」優秀校からの報告 (徳島市津田中学校・小西正志)
・震災報道を読み、考える授業 ―NIE全国大会での公開授業:5年社会科 (青森市立堤小学校・青山茂成)
・教員を目指す学生たちによる「防災道徳」授業の取り組み (静岡大学教育学部藤井研究室・藤井基貴)
・これからの防災・減災教育への提言 ―あきらめない防災、地域をつなぐ防災をめざして (阪根健二)