教職研修2016年9月号〈特集:アクティブ・ラーニングで目指す「対話的な学び」とは何か〉

¥ 1,049 税込

商品コード: 101609

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 特集1 
アクティブ・ラーニングで目指す
「対話的な学び」とは何か

アクティブ・ラーニングにおいては、「主体的・対話的で深い学び」という視点からの授業改善がめざされています。この「対話的な学び」について、隣とペアで、あるいはグループで話し合いをする活動が授業でもよく見られるようになりましたが、「ただおしゃべりをしているだけでは」「これで授業の目当てが達成できるのか」との声も聞かれます。どのような活動が「対話的な学び」なのか、ただの「おしゃべり」とはどう異なるのか、「主体的な学び」「深い学び」との関係性はどのようなものか――「対話的な学び」の実像に迫ります。


 特集2 
なぜ、学校で
プログラミング教育なのか?
文部科学省で、小学校段階における「プログラミング教育」導入について「議論の取りまとめ」が公表されました。次期学習指導要領が本格実施される2020年に、小学校段階でのプログラミング教育導入をめざすべく、その意義や今後の課題が整理されています。なぜ、プログラミング教育が必要なのか、そもそもプログラミング教育とはどのようなものなのか、授業でどう取り入れていけばよいのか、そのためのハードルは何か――詳しく探ります。

[監修] 市川昭午/若井彌一/天笠茂 [刊行日] 2016-08-19 [形態] 月刊誌
[定価] 1049 円(税込)  [判型] B5 [雑誌コード] 03059-09

[本書の目次]

巻頭インタビュー
「変わった子」が堂々と生きられる社会を目指して
中邑 賢龍東京大学先端科学技術研究センター教授
特集1
アクティブ・ラーニングで目指す「対話的な学び」とは何か
「対話的な学び」とは何か? 田村学
実践に学ぶ「対話的な学び」
《小学校》  中村千佳子
《中学校》  相馬剛
《高等学校》 大野智久
失敗に学ぶ「対話的な学び」 牧田秀昭
「こども哲学」が目指す「対話力」とは何か 河野哲也
特集2
なぜ、学校でプログラミング教育なのか?
《Q&A》プログラミング教育とは何か、なぜ必要か 堀田龍也
各教科等の授業で、どう取り入れるか 長谷川洋
学校を、再び最先端を学ぶ場に 松田孝
プログラミング教育導入の注意点 豊福晋平

好評連載
学校マネジメント・学校経営
熊本地震・校長震災日誌《前編》 松永洋
教育管理職の法的基盤とその開発的活用 人類の理性とスポーツ祭典の成功を 若井彌一
非カリスマのためのマネジメント論 目標を共有する 中竹竜二
MBA的学校経営論 学校における「サービス」の質的向上 吉田和夫/吉田健司
学校CC入門 想定問答集で客観的視点を養う 石川慶子
ケースメソッド これまでに成したこと/これから成したいこと 竹内伸一
アクティブ校内研修! 学びの事実を共有できる校内研修 鈴木泰宏
特別支援教育の基礎・基本 通級による指導 梅田真理
今月の学校経営 配慮事項/学校講話 学校経営診断会
校務のリニューアルで子どもと向き合う 生徒指導のリニューアル 西留安雄
学校改善 はじめの1歩 経験に乏しい若手と、指導しないベテラン〈後編〉学校経営診断会
管理職の資質・職務
私の学校経営信条 「つながり愛」を中核とした学校経営 岡部智
学校管理職の「教養講座」Ⅱ 学習指導要領総則の変遷(10) 天笠茂
この「失敗」が私を成長させた 保護者の信頼を損ねた甘い判断 蓮沼千秋
これからの「管理職養成、選考・登用、研修」を考える 管理職は魅力的ではない時代? 田中和彦
実践に学ぶ!校長のリーダーシップ論 「評価」を活かして 佐久間茂和
教頭・副校長の習慣術 教員同士の関係を活性化させるために 余郷和敏
新時代のスクールリーダー養成講座 ビジョンと戦略の開発(2) 武井敦史
教育時事
いまどき スマホ・ネット事情 ネット依存の実態 遠藤美季
教育の断面 大臣、部活のあり方を中教審に諮問してみては 氏岡真弓
教育「直言」 学校と地域との新しい関係 浅田和伸
教育ニュースPick up 文教施策/地方教育 佐々木洋
教育時事キーワード解説 ポケモンGO/外国語指導助手 村上祐介
教育備忘録
2030年の学校教育をつくる 杉並区の地域づくり・学校づくり(3) 税所篤快
教育時事Review 川上泰彦
教育法規
法律で読み解く学校経営プロブレム 自転車の利用指導改正「道路交通法」の施行から1年 坂田仰
ケーススタディ・教育法規の応用講座 ヘイトスピーチ対策法の制定 菱村幸彦
教育行政・施策
Q&A文教施策・学校課題〈要点〉解説 文部科学省
教育改革を考える 教育投資論は有効か 市川昭午
教育課程
アクティブ・ラーニング先進事例 大阪府立東百舌鳥高等学校 牧野浩二
〈シリーズ解説〉社会の要請に応える「新しい教育課題」  「がん教育」の普及啓発 本多昭彦  
コラム
凜として読む五・七・五 小林凜
使ってみたい こんな日本語 本郷陽二
アクティブ・ラーニングのテツガク 苫野一徳
これでいいのか!? 日本の教育 本田由紀
多様な子供のリアル 小島祥美
カウンセラーと読む教育記事 富田富士也
ブックガイド
校長会・教頭会 事務局の中から  
私を変えた管理職の「ひと言」 沼澤賢

平成28年度向け管理職選考突破! 講座
「全国学校管理職選考」出題傾向の分析と対策のポイント
教育法規キーワード解説 指導の不適切な教員/指導改善研修 樋口修資
■実践演習! 論文添削講座


◇次号予告◇
月刊『教職研修』2016年10月号は9月17日発売!

【特集1】「『教育改革』を学校改善に活かす――学校〈浮沈〉の鍵を握るのは、学校管理職」平次期学習指導要領改訂、高大接続システム改革、「チームとしての学校」、教員の資質能力向上──同時並行で重要な教育改革が進められています。こんにちの教育改革がめざしている大きな姿を描いたうえで、それぞれの改革の内容を整理し、学校管理職がそれをどう受け止め、学校改善に活かしていけばよいかを探ります。 
【特集2】「勤務評定から人事評価へ 基礎から解説『教職員の人事評価』」平成26年の地方公務員法の一部改正に伴い、28年度から教職員を含めた地方公務員にも「人事評価制度」が導入されます。その円滑な実施・改善を目指し、法律に則った人事評価制度のねらいや方法、先行実施の自治体から運用における課題等を明確にすることによって、評価者である学校管理職の制度理解を応援します。
【特集1】「教育改革」を学校改善に活かす<br>
――学校〈浮沈〉の鍵を握るのは、学校管理職<br>