教育基本法を考える(心を法律で律すべきか)

¥ 2,200 税込

商品コード: 003628

[本書の概要]

今なぜ改正を急ぐのか。中教審での審議の実態を明らかにしながら、教育基本法改正論議を検討・総括。さらに独自の視点から改正案も提示。


[編集] 市川昭午 
[刊行日] 2003-08-01 [形態] ムック
[定価] 2200 円(税込)  [判型] A5 [頁数] 198頁
[ISBN] 978-4-87380-849-9


[本書の目次]

第1章 教育基本法とは何か

1 教育基本法の役割/2 他の分野の基本法との比較/3 教育基本法見直しの試み/4 教育基本法はなぜ変わらなかったのか
第2章 中教審はどう審議したか
1 中教審による教育基本法の見直し/2 審議は枠をはめられていた/3 中教審審議の実際/4 委員たちはどれほど知っていたか/5 関係者からの意見聴取/6 私の異議申し立て
第3章 早急に改正する必要はない
1 見直しに関する考え方/2 早急な見直しに賛成できない理由/3 新しい課題には新しい法律で対応する/4 にもかかわらず、なぜ見直しが急がれるのか
第4章 改正答申に異議あり
1 中教審の改正答申/2 教育の基本理念/3 教育行財政/4 学校、家庭、地域社会の役割/5 教育上の重要な事項/6 改正案の全体像
第5章 教育基本法をどう改正すべきか
1 改正の基本的方針/2 教育の理念/3 教育の機会均等と義務教育/4 学校教育と教員/5 社会教育、政治教育、宗教教育/6 教育行政
第6章 教育の目的を法律で定めてよいか
1 教育理念の法定はなぜ問題なのか/2 現行法に関する三つの弁論/3 教育の目的を誰が決めるか/4 教育目的を法律で規定すべきか/5 法定で目的が実現するとは限らない