どうする? ことばで伝え合う学級づくり(ユーモア詩で笑った!泣いた!どんぐり先生と子どもたち)
[本書の概要]
「言語力」育成へ、一つの方途がこの実践から見えてくる!
★子どもたちの表現力やコミュニケーション力は、ほんとうに低下しているのでしょうか?
★私たち大人が子どもたちとともに生活し、言い分をしっかりと受け止め、働きかけていけば、子どもたちの中から次々と豊かな言葉が溢れてきます。
★この本には、言葉で伝え合い、表現で伝え合い、人と人がつながり合う学級づくりの秘訣がたくさん詰まっています。
いま、学級経営に悩んでいる先生、
子どもたちの表現力、伝え合う力を伸ばしたいすべての先生に、ぜひ読んでほしい一冊です。
〈著者紹介〉
増田 修治(ますだ しゅうじ)
1958年、埼玉県川越市に生まれる。埼玉県朝霞市立朝霞第三小学校教諭、および埼玉大学非常勤講師。
★現在、「ユーモア詩」を中心に学級づくりを進め、学期末には詩集を発行している。また、年間80号を超える学級通信では、親・子ども・教師がつながりあう紙面づくりを心がけている。
★2001年、朝日新聞で「子どものユーモア、詩に」という記事が評判をよぶ。また、NHKニュース10で「子供が見つめた命と戦争」(9・11同時多発テロについての小学校3年生の学習)放映。NHKスタジオパークでは「ユーモア詩」が紹介される。
★2002年、NHKにんげんドキュメント「詩が踊る教室」放映。
★2003年、テレビ朝日「徹子の部屋」に出演し、スタジオが笑いに包まれた。
★また、若手教師の勉強会を毎月開催。悩みや本音を持ち寄り、お互いに育て合う場となっている。
[著者] 増田修治
[刊行日] 2007-09-04 [形態] 書籍
[定価] 2090 円(税込) [判型] 四六 [頁数] 256頁
[ISBN] 978-4-87380-376-0
[本書の目次]
序章 生きづらい社会を生きる子どもたち
1章 増田学級の1年間
4月 親と子どもの心を開放する
5月 素のままを描く
6月 表現の山をこえた
7月 人間観をさらに深めた
9月 日本語の奥深さを知った
10月 心が育つ
11月 先生特集
12月 恥ずかしさもさらけ出せた
1月 人間を見つめた
2月 思春期を描く詩が生まれた
3月 子どもたちとの別れ
2章 表現が伸びる条件
1 受け止めてくれる存在があってこそ
2 三・四年生は、表現が伸びる大きなターニングポイント
3 「聞き手」を育てる
4 会話を楽しむ
5 会話を広げる
3章 ことばで伝え合う学級づくりのツボ
1 子どもたちの関係をどう見るか
2 子どもたちの関係を深める教師のことば ~嘔吐事件~
3 子どもたちの関係を深める教師のことば ~不登校だった裕太~
4 子どもたちの関係をこわす教師のことば
4章 9つの星を回る、ぼくらの船