学校教育研究32 学校教育における「実践知」の現在

¥ 2,860 税込

商品コード: 000490

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[本書の概要]


[編集] 日本学校教育学会 
[刊行日] 2017-08-05 [形態] 書籍
[定価] 2860 円(税込)  [判型] A5 [頁数] 212頁
[ISBN] 978-4-87380-490-3


[本書の目次]

第1部 学校教育における「実践知」の現在
学校教育における実践知の危機―子どもたちの最善の利益に向けて
実践知と政治教育のリアリティ―「構想力」を育む学びに向けて
情報・価値基盤型政策としてのコミュニティ・スクール―「実践を促す知」としての情報・価値の生成と拡散
学校教育における『実践知』の現在―初任者の人材育成を事例として
教室内外の言説や経験を自分の力にしてきた教員の,学級経営における「実践知」とはなにか

第2部 自由研究論文
ドイツ中等学校制度の二経路型化におけるゲマインシャフツシューレの意義―テューリンゲン州の事例による考察
米国マサチューセッツ州における学校改善の検討―州の支援チームによる学校改善に焦点をあてて

第3部 実践的研究論文
教育実習運営を支える学校組織文化に関する一考察―公立A小学校の事例調査を中心にして

第4部 実践研究ノート
校内研修における民事裁判判決文の活用―指導困難な学級経営に直面した教師の公務過重性の検討

第5部 第31回研究大会の概要
《課題研究》教育研究と教育実践の融合はどこまで進んだか―これからの教職大学院をどうとらえるか
これから求められる教員の資質・能力と教職大学院の役割―拡充期における教職大学院の展望
常葉大学教職大学院の挑戦―地域教育課題と向き合い,学び続ける教員の育成を目指して
教職大学院のカリキュラムを考える

《公開シンポジウム》学習指導要領の改訂とアクティブラーニング―学びをアクティブにするための特効薬・常備薬・漢方薬
学習指導要領改訂の方向性―アクティブ・ラーニングの視点による不断の授業改善
教育施策として,アクティブ・ラーニングを学校で実現させる取り組み
学びが深まるアクティブ・ラーニングの授業設計―教え合いから学び合いへ

◆研究余滴
授業改善に寄与する研究を求めて
マルチメソッドの研究視点
第二外国語としての日本語教育のカリキュラム開発と授業研究―自律的学習の視点から

◆図書紹介
日本学校教育学会編『これからの学校教育を担う教師を目指す―思考力・実践力アップのための基本的な考え方とキーワード』
原田信之編著『教職大学院で現職教員と共に開発した授業実践』