学校教育研究33 教師の実践知の批判的継承と教師教育

¥ 2,860 税込

商品コード: 000502

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[本書の概要]


[編集] 日本学校教育学会 
[刊行日] 2018-08-10 [形態] 書籍
[定価] 2860 円(税込)  [判型] A5判 [頁数] 206頁
[ISBN] 978-4-86560-502-0


[本書の目次]

第1部 教師の実践知の批判的継承と教師教育

グローバル時代に求められる教師像
総合政策としての教師教育の展開に向けて―教員養成の高度化,地域システムとしての教員育成,教職の専門性基準の視点から
「教師塾」の実践をどう捉えたらよいか―大学における教員養成の実践知と現場主義の間実践知を創造する―新たな教師教育を求めて

第2部 自由研究論文

1958年学習指導要領「道徳の時間」における授業―生活の接続方策
世界地誌学習のカリキュラムデザインに関する資質能力と教師の学びの機会との関係―地理教育研究と教師教育研究を架橋する統合的視点から
中学校教師の相談・情報交換経路に関する事例研究―理科教師のエゴセントリック・ネットワークに着目して

第3部 実践的研究論文

若手教師の授業認知力の深化過程―メンター方式に着想を得た初任者研修の振り返りの分析より
体育授業における投動作学習を通した心理的循環モデルの作成―知識および技能習得場面のつまずきに着目して

第4部 第32回研究大会の概要

《課題研究:教師教育の高度化①―教職大学院における教科教育の在り方を考える》
深い学びのための教職大学院カリキュラム・マネジメント
教師教育の高度化における教職大学院の教科教育の課題と方向性
新しい学校づくりを支える「高度専門職としての教員」育成を目指して

《公開シンポジウム:教育委員会と大学との連携によって,教員の資質・能力はどのように変わるか》
教育委員会と大学との連携によって,教員の資質・能力はどのように変わるか―新しい教師教育制度改革のねらいと仕組みを中心に
グローバル時代,多文化共生社会の教員養成・育成の考察
資質の向上に関する指標策定への取組
教育委員会と大学の連携によって教員の資質・能力はどのように変わるのか

◆研究余滴◆
教育を語ることについて
キャリア教育を重視したカリキュラムマネジメントに迫る試み

◆図書紹介◆
多田孝志著『グローバル時代の対話型授業の研究―実践のための12の要件』
木村松子著『戦後日本の女性教員運動と「自立」教育の誕生―奥山えみ子に焦点をあてて』
林幸克著『高校生の市民性の諸相―キャリア教育・規範意識・社会参画意識を育む実践の検証』