こうすれば、学校は変わる!「忙しいのは当たり前」への挑戦

¥ 2,200 税込

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[本書の概要]

あなたの学校はこうなっていませんか?
☑早く帰れの呼びかけだけ
☑児童生徒のためなら、と安易に例外を認める
☑多忙の内訳を見ず、やみくもに進める
☑残業の見えない化が進む
☑教頭や主任が仕事を巻き取り、さらに多忙に
悩める人に贈る、働き方改革の教科書!


 


「学校の働き方改革」はどうすれば成功するのか?
現状分析から5つの大まちがいを正し、成功への5大原則を解説します。
忙しすぎる学校の改善を一歩先へ進める「グッドプラクティス」が満載!

○これから働き方の見直しを進めようという方
○すでに進めてはいるけれどどうもイマイチだという方
○悩みや“壁"にぶち当たっている方
すべてに役立つ頼れる1冊!


[著者] 妹尾 昌俊 
[刊行日] 2019-06-12 [形態] 書籍
[定価] 2200 円(税込)  [判型] A5判 [頁数] 200頁
[ISBN] 978-4-86560-516-7


[本書の目次]

第1章 働き方改革、5つの大まちがい
■働き方改革がうまく進まない典型例
■「Why働き方改革」が腹落ちしていないと、すぐ形骸化する
■長時間労働の言い訳はいくらでもできる
■「ちょっと会議を見直しました」で満足するな
■やったふり?
■残業の「見えない化」
■働き方改革の大きな副作用
■Summary 働き方改革、5つの大まちがい
第2章 働き方改革はなんのため? だれのため?
■わたしの働き方、そんなに悪いですか!?
■演習問題#1負担感はありませんから放っておいてください
■若くて健康でも過労死する事案が多発している
■イキイキ教師とイヤイヤ教師
■長時間労働は教師の学びを減らす
■どんな学校(教育)にしたいか、原点に戻ると見えてくる
■二兎を追う改革
■働き方改革はカットばかりではない
■時間をかけたらよいという発想から抜けよう
■長時間労働が蔓延しては採用上もマイナス
■2018年度に最も採用倍率が低かったところは
■長時間労働は子どものためにならない
■Summary 働き方改革はなんのため?だれのため?
第3章 なぜ、これほど忙しいのか
――多忙の内訳を見よ
■演習問題#2ワークログを取ってみよう
■『モモ』、灰色の男たちの手口がうまい
■企業コンサルでも大切にしている地道な方法
■時間の“家計簿”、多忙の内訳を見よ
■忙しい先生は、授業準備、採点・添削、行事、部活動などが丁寧
■事務や保護者は多忙の真因ではない
■ITなどが便利になったのに、なぜ忙しくなったのか
■「子どもと向き合う時間の確保のため」は半分まちがい
■国も大いに反省するべきだが
■演習問題#3意識改革が必要って言うけれど
■「時間対効果」を高めよう
■なぜ、時間対効果を高めることが大事なのか
■長時間労働は個人のせいだけにはできない
■主任になると、すごく忙しい
■長時間労働と人材育成の危機
■Summary なぜ、これほど忙しいのか
第4章 原則1 法令とガイドラインに沿った働き方に変える
■特効薬などない
■働き方改革に必須な5つの原則
■演習問題#4桐島先生、部活顧問やめたいってよ
■まずは法令を知る、守る
■勤務時間外で緊急性の低いことを強要するのは違法
■部活動の設置も指導もマストではない
■やむを得ず時間外に業務が必要な場合は、割り振りを行う
■休憩、休日をとれないのは労働基準法違反
■出勤簿にハンコだけ、昭和な学校も労安法違反
■Whyタイムカード?
■労働安全衛生体制を整えて、チームとしてフォローする
■Summary 原則1 法令とガイドラインに沿った働き方に変える
第5章 原則2 時間に価値を置いた働き方を評価する
■演習問題#5どんな教師がいい先生?
■世の中の多くはトレードオフ
■機会費用はとても役立つ考え方
■教師にとっても、児童生徒にとっても、時間は有限のリソース
■ラスボスはだれ?
■あれもこれもやりたいという人には“温泉理論”
■教師の本業は何か
■刃を研ぐ
■部活動はハマりやすいから要注意
■部活動はアクティブラーニングや生徒の主体性を引き出す場
■“メシ・風呂・寝る”だけの生活では、豊かなアイデアは生まれない
■長く残っている人、時間をかけていることが評価されていないか
■時間対効果をうまく評価できるのか
■管理職には部下からのフィードバックも不可欠
■Summary 原則2 時間に価値を置いた働き方を評価する
第6章 原則3 「先生がやって当たり前」を仕分ける
■演習問題#6これって先生がやることですか!?
■今の役割分担ややり方がベストとは限らない
■登下校中の安全は学校の責任ではない
■清掃は強制ボランティア?
■学校からは切り離してよいこと
■“夜回り先生”は教師である必要はない
■給食費などのお金の扱いは、最低限にするべき
■地域との連絡調整もコーディネーターが活躍
■教員免許状が要らないものは、教師がやらなくてもよい
■安全配慮義務上、教師以外で大丈夫なのか
■死角は、休み時間や運動部活動、体育祭の中にある
■予見可能性という視点
■大部分が教師の業務だとしても、負担軽減の道はある
■「先生がやって当たり前」を見直すとき
■サポート・スタッフらにお願いする前にやるべきこと
■宿題の出し方や採点ももっと時間対効果を高められる
■演習問題#7でも、やっぱり教師が自分でやったほうがよくないですか?
■丸付け、コメント書きは最後のとりで?
■自前主義で本当にいいのか、疑え
■業務改善の基本は、棚卸し⇒可視化⇒分析⇒実行(試行)⇒改善
■意欲がないのに形式的に続けられる業務はとっととやめよ
■あなたの半径3mから
■それってなんのため?
■Summary 原則3 「先生がやって当たり前」を仕分ける
第7章 原則4 チームワークを高め、分業と協業を同時に進める
■演習問題#8問題はマネジメントだよ、マネジメント
■マジックワードで煙に巻かれるな
■なぜ、組織マネジメントか
■組織マネジメントで大事な4つのこと
■竜巻に対抗するには、ぶれない軸が必要
■対症療法や抑え込みに走るな
■昭和なままの校務分掌?
■教師の“管理嫌い”に向き合う
■特定の人に仕事が偏る問題
■副校長・教頭の業務も仕分けて、分業と協業を
■学校事務職員の仕事も減らす
■本当に学校の同僚性は高いのか
■学校事務職員の得意なことを業務改善に活かせ
■弱さを見せられるチームか
■Summary
第8章 原則5 勤務時間内でしっかり授業準備できる環境をつくる
■演習問題#9世界一のマルチタスク、ノンストップ労働?
■まずは業務改善で仕事の総量を減らしていく
■保護者等の理解を得るには、まずは知ってもらうこと
■朝の登校時間は適切か
■留守電は最も喜ばれる施策のひとつ
■学校に見守りの大人をもっと入れる
■改革、改善を阻むのは保護者か?
■そもそも勤務時間内に収まらない仕事量
■小学校教員の持ちコマ数を減らすことは優先課題
■給特法:法律上もビルド&ビルドになりやすい
■残業代を払って時間外抑制となるのか
■給特法も年間変形労働も本丸ではない
■Summary 原則5 勤務時間内でしっかり授業準備できる環境をつくる
おわりに