校長・教頭 教育課程・学力向上の最新課題(学校管理職選考で問われる最新教育課題)
[本書の概要]★新教育課程や教育評価、学力問題、少人数学級編制など、教育課程に関する最新課題のうち、校長・教頭として弁えておかなければならない第一線の情報・知識について、専門家がポイントをわかりやすく解説。
★現代学校管理職として最小限必要とされる教育課程の最新常識、すなわち、最新学校管理職のミニマム・エッセンシャルズについて、ポイントをわかりやすく解説。「学校管理職のミニマム・エッセンシャルズ」は、同時に「学校管理職選考のミニマム・エッセンシャルズ」でもあるという認識に立って、教育課程経営の重点課題を明快に解説。
★学校管理職選考に集中的な出題がなされている新教育課程、学力向上の最新課題について、ポイントをクローズアップして、徹底解説。
[編集] 安彦忠彦
[刊行日] 2003-09-19 [形態] ムック
[定価] 2530 円(税込) [判型] A5 [頁数] 214頁
[ISBN] 978-4-87380-863-4[雑誌コード] 63013-51
[本書の目次]
■§1 新学習指導要領
1-1 学習指導要領の大綱化・弾力化
1-2 学習指導要領の最低基準性
1-3 総合的な学習の時間の位置づけ
1-4 教育内容の厳選
1-5 授業時数の配当
1-6 1単位時間の弾力化
1-7 道徳教育の特色
1-8 自主的問題解決能力と基礎的・基本的内容と個性
1-9 繰り返し指導
1-10 開かれた学校づくり
■§2 教育課程
2-1 教育課程とカリユキュラム
2-2 教育内容と教育課程
2-3 学校における教育課程編成
2-4 校長のリーダーシップ
2-5 教育課程の編成主体
2-6 教育課程における子どもの位置
2-7 教育課程編成の力量向上
2-8 学校の教育目標
2-9 教育課程の経営
2-10 教育課程のスリム化
2-11 総合的な学習と各教科等との関連
2-12 教育課程の発展レベル
2-13 特色ある教育課程づくり
2-14 教科書の扱い方
2-15 教育課程の類型
2-16 教育課程編成の方法原理
2-17 必修と選択
2-18 子どもの発達と教育課程
2-19 教育課程編成の背景にある諸要請
2-20 総合的な学習のつくり方
■§3 評価
3-1 評価と評定
3-2 教育評価の目的と役割
3-3 教育評価の現状
3-4 教育評価と教育課程の履修原理との関連
3-5 目標準拠評価と集団準拠評価
3-6 授業過程における評価
3-7 絶対評価と相対評価の長所・短所
3-8 成績評価
3-9 単位制と評価
3-10 教育課程評価(カリキュラム評価)による学校づくり
3-11 観点別学習状況の欄
3-12 指導要録の「評価」と「評定」の欄
3-13 評価規準の決め方
3-14 評価の客観性・信頼性の確保
3-15 関心・意欲・態度の評価
3-16 自己評価の意義
3-17 自己評価の働き
3-18 ポートフォリオ評価
3-19 過程評価
3-20 学校の説明責任
■§4 学力問題
4-1 学力低下論議
4-2 学力の定義
4-3 基礎学力
4-4 基礎的・基本的な内容
4-5 学力観の転換
4-6 機能的学力観と実体的学力観
4-7 総合的な学習の求める学力
4-8 「生きる力」
4-9 総合的な学習
4-10 「基礎・基本」に関する議論
4-11 新しいリテラシー
4-12 「7・5・3教育」
4-13 教育課程実施状況調査
4-14 学力形成と人格形成
4-15 学力格差
■§5 少人数学級編制
5-1 少人数指導の意義
5-2 少人数学級の問題
5-3 少人数学級とティーム・ティーチング
5-4 グループ学習の3種類
5-5 少人数学習の思想的原理
5-6 グループの分け方
5-7 少人数学級編制と差別・被差別の感情
5-8 30人学級の実現と少人数学級編制
5-9 生活 集団と学習集団
5-10 少人数指導の留意点
5-11 少人数指導と個性・個人差との関係
5-12 個に応じる指導
5-13 学校や生徒の実態
5-14 学習内容の確実な習得
5-15 教師の協力的な指導