学校教育研究34 これからの学校教育を支える実践知の創造に向けて

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商品コード: 000517

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[本書の概要]


[編集] 日本学校教育学会 
[刊行日] 2019-08-09 [形態] 書籍
[定価] 3410 円(税込)  [判型] B5判 [頁数] 274頁
[ISBN] 978-4-86560-517-4


[本書の目次]

第1部 これからの学校教育を支える実践知の創造に向けて

ジョン・デューイにおける「探究」と「誠実」に基づく学び―実践知を支える「真正性」を問う
新たな時代の人間形成を目指す学習方法の考察
日本の若者の主権者意識と主権者教育の課題
これからの学校教育に必要な特別支援教育の視点
教育行政トップリーダーとしての教育長の学びに関する検討―兵庫教育大学教職大学院教育政策リーダーコースの事例から
これからの学校教育を支える実践知の手がかりを求めて―大牟田の教育に着目して

第2部 自由研究論文

民間セクター等を活用した学習機会の提供を可能とする自治体の条件―地方レベルにおける義務教育施策の柔軟化・多様化への仮説
生まれ変わりの信念が心理的な危機に陥った子どもに及ぼす影響

第3部 実践的研究論文

総合的な学習の時間における「教師の意図」「集団の傾向」
「個の事実」の関係から見取るべき学びの個別性―地域活性化の取組を教材化した小学校第5学年の実践事例におけるA児の学びを手がかりに
学校ビジョンの生成・共有と教育活動の実践に関する研究―学校組織開発モデルによる教育活動の展開を通して

第4部 実践研究ノート

グループ・プロジェクトを取り入れた授業開発のための予備的実践研究―課題意識を高める導入段階の設定に焦点化して
教育改善と教員の資質向上を一体的にすすめる学校組織改革の試み―北海道A小学校の副担任制を軸にした実践の事例より
小学校1年生における参加型人権学習の学習成果に関する一考察―人権教育を通じて育てたい資質・能力の構成要素の抽出を通して

第5部 第33回研究大会の概要

《課題研究:教師教育の高度化②―教職大学院が育成する教員―実践知育成への取組と課題》
充実期を迎えた教職大学院の在り方―モデル提示から質的及び量的な面でも大学院段階での教員養成の主軸へ
教職大学院における実践的指導力育成への取組と課題―学校経営特化コース担当者の視点から
「省察しつつ実践する力」を有した教員の育成―この10年間の取り組みと今後の展望

《公開シンポジウム:地域における教育組織,学校組織,教育課程の新しい関係の創造―機能概念としてのカリキュラム・マネジメント》
少子化を踏まえた地域における教育体制の在り方―教育行政の視点から
地域の変化や特質を踏まえたカリキュラム・マネジメントと子どもの学び
少子化に対応した子どもにとって望ましい教育環境の在り方について―社会全体の協働による新たな学びの場づくりへの挑戦

第6部 実践研究論文に挑戦しよう

実践のリフレクションを実践研究にどうつなげるか
実践研究論文としてまとめていくとはどのようなことか

◆研究余滴◆
バカの一つ覚え
教師を追う
自らの教育実践を俯瞰する視点と本学会への想い

◆図書紹介◆
多田孝志著『対話型授業の理論と実践―深い思考を生起させる12の要件』
濱元伸彦・原田琢也編著『新自由主義的な教育改革と学校文化―大阪の改革に関する批判的教育研究』
原田信之編著『カリキュラム・マネジメントと授業の質保証―各国の事例の比較から』
岡野昇著『関係論的アプローチによる体育学習の再検討』
新福悦郎著『いじめ問題関係判決書の教材開発といじめ授業―構成要素を中心に』
齋藤一雄著『音楽とリズムと特別支援教育』