学校教育研究35 深い学びをどう実現するか
[本書の概要]
特集「深い学びをどう実現するか」では、主体的・対話的で深い学びの特に「深い学び」に焦点を当て、それをどのような方法によって実現するのか、その方策を追究する
[編集] 日本学校教育学会
[刊行日] 2020-10-20 [形態] 書籍
[定価] 3080 円(税込) [判型] A5判 [頁数] 232頁
[ISBN] 978-4-86560-529-7
[本書の目次]
第1部 深い学びをどう実現するか
深い学び再考―Post COVID-19を見据えて
「深い学び」を実現するためのアクティブ・ラーニング―「協同学習」の視点から
「深い学び」の基礎としての幼児教育に関する一考察―学びに向かう力としての「非認知的能力」の可能性
深い学びの本質についての探究的試論―事例調査からみえてくるもの
第2部 自由研究論文
小学校1年生児童の学習場面における注意行動―視線の逸れと姿勢の崩れから
指導主事の役割認識と現状認識との関係―A県における指導主事への認識調査を踏まえて
第3部 実践的研究論文
児童の音楽表現を育成するための聴くことに重点を置いた学習指導方法の提案に関する実践的研究
――小学3年生音楽科歌唱分野の授業実践を基に
第4部 実践研究ノート
昭和40年代における神奈川県小学校教科担任制についての一考察
「地域とともにある学校」の創造に向けての課題
――創作劇「厳道峠(がんどうとうげ)」の実践にみる連携・協働の視点から
笑いとマインドフルネスによるレジリエンス育成プログラムの実践と成果
カリキュラム・マネジメントによる社会科と総合的な学習の時間における合科的な郷土学習
――持続可能な社会の創り手としての資質・能力の視点での一考察
第5部 第34回研究大会の概要
課題研究:教師教育の高度化③ 教師教育の高度化と地域教育課題への対応
――教職大学院は地域の期待に応えているか
公開シンポジウム:新時代に向けての教育改革を考える
◆研究余滴
大学におけるダイバーシティ推進事業から―多様な人々のための教育研究を
教師としての研究と生徒指導の見方
「実践の智」の提唱
◆図書紹介
岡野昇・佐藤学編著『小学校体育12ヶ月の学びのデザイン―「学びのこよみ」の活用と展開』
山﨑保寿著『未来を拓く教師のための教育課程論―学習指導要領からカリキュラム・マネジメントまで―』
金井香里・佐藤英二・岩田一正・高井良健一共著『子どもと教師のためのカリキュラム論』