教師が知らない「子どものスマホ・SNS」新常識(学校を変える可能性と危険性)

¥ 1,980 税込

商品コード: 000537

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[本書の概要]

▼小中学校でのスマホ持ち込み解禁が現実のものとなりつつある現在、子どもたちが生きるスマホ・SNS世界の「今」を、いじめや犯罪被害・誹謗中傷、依存症、ゲーム課金など最前線の問題を軸にわかりやすく解説していきます。


▼保護者がスマホを持たせたいと言ったら学校はそれを拒めるのか、スマホ依存と熱中はどう違うのか、今のいじめはどのように行われているのか、子どもはいつどのように犯罪者に狙われるのか、ゲーム課金など金銭を巡る問題にどう対応すべきなのか、そして、学校の未来はどのようなものになるのか、第一人者が現場の疑問全てにまっすぐ答えます。


[著者] 藤川大祐 
[刊行日] 2021-03-13 [形態] 書籍
[定価] 1980 円(税込)  [判型] A5判 [頁数] 144頁
[ISBN] 978-4-86560-537-2


[本書の目次]

はじめに――認識をアップデートしよう

§1 スマホを使うことは子どもの権利なのか?

# 「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境」
# スマホ利用は子どもの権利か?
# 持ち込み希望を学校は拒めるか
# 学校は保護者にスマホ指導を依頼できるか

§2 スマホ・SNSとともにある子どもの生活とは

# 進む長時間利用
# 単なる熱中と依存との違い
# 依存が先か生活上の問題が先か
# 「スマホでの学習」是か非か
# スクリーンタイムやアラームで時間を意識する

§3 SNS時代のいじめ対応

# 進む「いじめ」認知の中で
# 逃れにくい「ダブルバインド型いじめ」
# SOSの出し方に関する教育と脱・いじめ傍観者教育
# スピード感のある組織的ないじめ対応

§4 犯罪から子どもを守る

# Twitterの複数アカウントと犯罪
# ゲームやTikTokでも子どもが狙われる
# 少年犯罪が激減する中で
# フィルタリングで犯罪被害を防げるか

§5 社会参加型の情報モラル教育へ

# 誹謗中傷が人の命を奪う
# 先進国最低レベルの情報活用
# PRの意味を知っていますか?
# 著作権・肖像権の今
# デジタルシティズンシップ教育の、その先へ

§6 スマホ時代の「お金」の問題

# ネットショッピングやゲーム課金のわかりにくさ
# 情報の対価としての行動ターゲティング広告
# 子どもはキャッシュレス経済をどこで学ぶのか
# フリマアプリが目指すエコ社会の光と影

§7 情報化で学校が変わり、学校教育は姿を変えるのか

# 長期休校で見えた学校教育の価値と課題
# 情報の価値は下がり、体験の価値が高まる
# 「AIAIモンキー」と、その先
# 包摂しケアするシステムとしての学校へ

おわりに 2030年の二つのシナリオ――イノベーションを成功させるために