読んで旅する、日本と世界の色とりどりの教育
[本書の概要]
【出版記念オンライントークイベントのお知らせ】
本書著者・武田緑さんと、リヒテルズ直子さんによるトークイベントを9月12日(日)に実施しました!Youtubeで動画をご覧いただけます。詳しくはこちらをご覧ください!
「よい教育ってなんだろう?」「学ぶってどういうことだろう?」「学校って何のためにあるのだろう?」そんな疑問が頭に浮かんだことはありますか?
本書は、日本と世界の教育をめぐる旅「EDUTRIP」で著者が訪れてきた多種多様な教育のあり方を紹介するとともに、本書に登場するその多様な姿から、これからの教育のあり方を見つめ直すきっかけとしてほしいとの思いが込められたものです。
今まで「当たり前」「普通」と思ってきた日本の学校がすべてではなく、もっと多様な教育が、日本にも世界にもたくさんあります。「学校ってなんだろう?」「なんで勉強してるんだろう?」と思っている子ども・若者の皆さん、そして「これでいいんだろうか」「子どもたちの幸せにとってよりよいことはなんだろうか」と悩みつつ、学校現場で日々奮闘されている先生方に、ぜひ読んでいただきたい1冊です。
新しい発見に満ちた「教育の旅」に旅立ってみませんか?
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〈推薦の言葉〉
「子どもたちのWell-beingを高め、民主社会の礎となっている国内外の数々の学校。
今、私たちにできることは?」――リヒテルズ直子
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[著者] 武田 緑
[刊行日] 2021-09-06 [形態] 書籍
[定価] 1980 円(税込) [判型] 四六判 [頁数] 240頁
[ISBN] 978-4-86560-544-0
[本書の目次]
はじめに──旅立ちの前に
1章 EDUTRIPが生まれるまで
生まれ育った地域とそこで受けた教育/多様な人たちと共に世界を旅して/湧いてきた、自分が受けてきた教育への疑問/EDUTRIPのはじまり
2章 日本の中の、多様な学校
きのくに子どもの村学園(和歌山)/自由の森学園(埼玉)/TDU・雫穿大学(東京)/沖縄の多様な学校/デモクラティックスクール(サドベリーモデルの学校)/暮らしづくりネットワーク北芝(大阪)/北星学園余市高校(北海道)/教育魅力化の取り組み(島根)
第3章 EDUTRIP 、世界へ
オランダ/デンマーク/韓国/スウェーデン/タイ/シンガポール/フィンランド
第4章 民主的な教育が、民主的な社会をつくる
目的としての「Well-being」と「Democracy」/今ここと、将来が幸せであること/自分づくりが第一/ホンモノとつながって、ホンモノから学ぶ/一人一人の違いが尊重される環境/他者との関わりの中で違いから学ぶ/子どもの参画が当たり前
【コラム】オルタナティブ教育という言葉について
5章 これからの展望、未来の学校
民主的な教育を日本中に
あとがき