ウクライナ危機から考える「戦争」と「教育」

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[本書の概要]

戦争に対して教育は「無力」か。日本の平和教育に意味はなかったのか――。
戦争が起きるとき、教育はときに戦争に荷担する役割も担ってきた。でも、平和を構築していくために、教育にしかできない役割もある。戦争を防ぐためにも、戦争後の平和な社会を実現するためにも。
このたびのロシアによるウクライナ侵攻を受けて、私たちは「教育」という営みを改めてどう考えればよいのか。そしてこれからの学校教育をどうつくっていかなければならないのか。
小玉重夫、北村友人、小松太郎、澤野由紀子、4人の専門家が語り尽くす。


[編集] 日本教育学会 国際交流委員会 
[刊行日] 2022-10-05 [形態] 書籍
[定価] 1980 円(税込)  [判型] 四六判 [頁数] 170頁
[ISBN] 978-4-86560-561-7


[本書の目次]

はじめに
第1章 セミナーⅠ「ウクライナ情勢を考える――教育学に何ができるか?」
▽紛争地における教育のリアル
▽改めて、教育の役割を問い直す
▽平和をつくっていく学校へ
▽「教育学」に何ができるのか
▽新たな教育のモデルを探る
第2章 セミナーⅡ「ロシアの教育の変遷と、日本の教育のこれから――学校をコモンズの場に」
▽プーチンの教育改革
▽民主主義と格差・不平等
▽学校を、コモンズの場に
▽そのほかの論点
▽今、日本の学校で
第3章 紛争のリアルと、日本の教育のこれから――2つのセミナーの補足
▽紛争のなかでも教育を大事にしなければならない理由
▽平和を実現するために
▽平和教育のこれから
▽帰属意識と連帯
学びを深める参考図書
おわりに