いじめ・不登校「先生、その対応間違ってます!」(保護者とつくる“こどもまんなか”の学校9つの秘訣)
[本書の概要]
★いじめにしても不登校にしても、学校と保護者は「子供の最善の利益の保障」をめざして協力し合うべき関係であるにもかかわらず、そこでは「大人の最悪の利害の相克」が展開されることがしばしばです。
★いじめ・不登校を解決に導く最大のポイントは学校と保護者との関係づくりです。本書では保護者との連携・協働を実現する9つの秘訣を具体例をあげ提案していきます。
★目指すものは、「保護者クレームか」ら「クリエーション」へ、です。
[著者] 嶋﨑 政男
[刊行日] 2024-07-19 [形態] 書籍
[定価] 2310 円(税込) [判型] 四六判 [頁数] 176頁
[ISBN] 978-4-86560-595-2
[本書の目次]
はじめに
第1 部 「これまで」を振り返る
§ 1 「保護者クレーム問題」小史
1 .「クレーム」問題の発生
2 .「保護者クレーム問題」第I 期:保護者クレーマーの誕生
3 .「保護者クレーム問題」第Ⅱ期:モンスターペアレントの出現
4 .「保護者クレーム問題」第Ⅲ期:「セカンドステージ」
5 .「保護者クレーム問題」第Ⅳ期:「保護者との協働」への道
§ 2 生かされなかった「過去の教訓」
1 .「子供と向き合う時間」の確保
2 .生徒指導の基本姿勢の混乱
3 .「法化社会」への対応
4 .「困難クレーム」との正対
§ 3 「困難事例」を生み出した背景
1 .「物語」の誕生
2 .マスメディアとネット社会
3 .「サービス業化」の進行
4 .行き過ぎた「心理主義化」
第2 部 「これから」を切り拓く
§ 1 保護者との協働関係を築く
1 .3 つの「先」で「己」を開く
2 .3 つの「R」で「心」を掴む
3 .「A・B・C」で「力をあわす」
§ 2 保護者とともに「脱いじめ」へ
1 .いじめ問題クロニクル
2 .「いじめ問題」の危機管理
3 .「いじめの重大事態」への取り組み
4 .保護者と守る「子供の最善の利益の保障」
§ 3 保護者とともに「不登校」に取り組む
1 .「不登校問題」クロニクル
2 .「不登校物語」の完成
3 .「6 つの力」を解きほぐす
4 .保護者と進める「不登校からの脱却」
§ 4 「クレーム」から「クリエーション」へ
1 .保護者クレーム問題の「これまで」と「これから」
2 .保護者クレーム問題といじめ問題
3 .保護者クレーム問題と不登校問題
4 .保護者との連携協働の機会の減少