学校教育研究No.39 転換期の学校教育〈2〉(コロナ後の教育や学習のあり方)
[本書の概要]
[編集] 日本学校教育学会
[刊行日] 2024-07-25 [形態] 書籍
[定価] 2860 円(税込) [判型] A5判 [頁数] 212頁
[ISBN] 978-4-86560-599-0
[本書の目次]
第1部 転換期の学校教育〈2〉:コロナ後の教育や学習のあり方
・・・・―「デジタル」と「リアル」の最適な組合せの観点から
・教育における「体験」の重要性―生活科の意義の再検討
・価値創造的な学びに向けたリアルとデジタルの最適化
・学校教育において「デジタル」で完結していたものを「リアル」に定着させる取り組み
・「リアル」×「デジタル」の最適な組合せによる学び
・・―体験とリフレクションで育まれる情報活用能力
・価値創造の本質に基づく学びのプロセス
・・―教科学習における発問構成を柱に据えたPBL型授業の検討
・教育DX(Digital Transformation)時代における“新たな学び”の創造
第2部 自由研究論文
・第二期中央教育審議会における戦後私学行政問題と改善方策
・・―第9回答申の審議過程に着目して
・公正な教育実践に伴う葛藤への対処方法
・・―人権・同和教育実践を蓄積する学校の事例から
第3部 実践的研究論文
・学級ルールの確立に向けたIRRモデルの有効性の検討
第4部 第37回研究大会の概要
《課題研究:転換期の学校と子ども―学びをどう保障するか―》
・グローバル時代の学校教育と子どもの学びのパラダイム
・外国籍・外国につながる児童生徒の学びの保障
・・ー誰もが安心して豊かに学べるために
・不登校児童生徒の学びの保障
・・―「高山市型不登校特例教室」の設置に向けて
《公開シンポジウム:子どもの多様性を包摂する学校教育について考える
――乳幼児期から義務教育就学初期(架け橋期)を中心に》
――第37回研究大会「公開シンポジウム」報告
◆研究余滴◆
・学校の「当たり前」を問い続ける
・カリキュラム・マネジメントと教師の自律性
・教職初回授業、教員は「教えるプロより学びのプロ」
◆図書紹介◆
・河野辺貴則〈著〉『人権教育と道徳科の接合点―人権課題を題材にした道徳授業の展開』
・佐藤佐敏・中野博幸〈編著〉『その情報は信頼できる? 批判的思考力を高めるエクササイズ』