子どもも先生も安心して学び、挑戦できる学校をつくるSEL実践ガイド(すべての学びの土台となる5つの力を育む)
[本書の概要]
子どもの主体性を育てたい。先生同士が支え合える学校にしたい。誰もが安心して自分の思いを伝え、挑戦できる学校をつくりたい。
そんな学校づくりの土台となるのが、SEL(Social and Emotional Learning:社会性と情動の学習)です。
SELとは、自分の感情を理解し、他者とのよりよい関係を築きながら、自分で考え、行動する力を育む学びのこと。「自己理解力」「自己管理力」「共感力」「対人関係力(社会スキル)」「意思決定力」という5つの力を育みます。
SELは、子どもに特別な授業を行うだけのものではありません。先生自身が自分の感情に向き合うこと。先生同士が安心して思いを伝え、互いを尊重し合うこと。子どもたちが自分の気持ちを理解し、他者と対話しながら学ぶこと。こうした日々の小さな実践の積み重ねが、教室や職員室の関係性を変え、学校全体の風土を育てていきます。
本書では、全国の学校でSELの導入・実践を支援してきた著者が、SELの基本的な考え方から、職員室・教室・学校全体での具体的な取り組みまで、実践事例を交えてわかりやすく紹介します。
[著者] 下向依梨
[刊行日] 2026-12-23 [形態] 書籍
[判型] A5判 [頁数] 200頁
[ISBN] 978-4-86560-632-4
[本書の目次]
はじめに
第1章 今、日本で求められているSEL
第2章 SELとはなにか?
第3章 SELの決め手は「全体性」
【うるま市立天願小学校事例】 SEL教員研修を導入し、教員の休職者数・児童不登校数が減少
第4章 「教室」でのSEL実践
【事例1】学級経営や体育で目標設定と振り返りを徹底し、非認知能力を高める
【事例2】感情を授業の振り返りに。教員の仕事は子どもの見取りへ
【事例3】SELで自己理解を深め、考えの異なる他者と対話するクラスの雰囲気へと改善
【事例4】教員集団に余白を作り、SEL×道徳の実践を浸透
第5章 「学校」でのSEL実践
【事例1】平和学習×SELの取り組みで、当事者意識を持って平和に臨む生徒を育てる(沖縄県豊見城市立豊崎中学校)
【事例2】キャリア探究×SELで、自分ならではの「働く」のイメージを抱く(沖縄県豊見城市立長嶺中学校)
【事例3】クラスの心理的安全性が高まり、支持的風土のある学習環境が生む(沖縄県立宮古総合実業高校)
終章 SELを教育の本来の役割へと立ち戻るきっかけに

