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  中学校の講話
 
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想いを言葉に!音に!託して

届けましょう


 合唱祭に向けて、学校全体にみなさんの歌声が響いています。校長室から学校を見ているとおもしろいなって思います。体育祭の前は、学校全体が不思議なエネルギーに包まれます。中間考査や期末考査の前は、張りつめた緊張感があります。

 そして、合唱祭の前は、とても柔らかで優しい雰囲気に学校が包まれます。学校とは、生徒のみんながつくる場所、その包まれた雰囲気こそが本校の「学校文化」なのです。

 先生は歌が大好きでした。小学校3年生のときの思い出があります。それは音楽の歌のテストで、女子に笑われたことです。なんで笑っているのかがわからず、それからは歌うのが怖くなりました。「きっと笑われる」。でも歌を歌うのは大好きです。好きなことはへただからと言って嫌いにはなれません。今、先生は楽器を持って、みんなに歌っていますよね。先生は笑われても平気です、なぜなら歌うと笑顔になれるし大好きだからです。そんな気持ちで歌っているとだんだん上手になることがわかりました。

 合唱祭はいやだな、歌うのは苦手だな、と思っている人は必ずいるはずです。でも、先生の話から少し勇気が出ましたか。勇気を出して、いつもよりちょっと大きな声を出してみよう! きっと笑顔になれている自分に気づくはずです。そして、きれいに歌おうと思わない。合唱曲の歌詞に託された思いを自分の想いにして、自分の言葉を音に託して届けてみよう。あなたの想いにうまいもへたもありません。想いは人と比べるものではないからです。

 昨年は創立○○周年記念合唱祭。今年の合唱祭は「新たな歴史を刻む合唱祭」です。そして「平成という時代の最後の合唱祭」です。しかし、歴史は新しくなることだけが歴史ではなく、「変わらないこと」もまた歴史です。いつの時代も「変わらない」本校生徒の姿は「心で歌う」です。心で歌い、平成最後の大合唱をつくりましょう!

(樋口豊隆)



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