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先週の中学校の講話

 





◆奇跡を起こしたAが教えてくれたこと◆



 

 もうすぐ、今年度初めての定期テストがやってきます。皆さんは、勉強が得意ですか?

 私が出会った、当時中学校2年生だったAの話をします。

 Aは、勉強がかなり苦手な生徒でした。そんなAが、数学の授業で「証明」を習ったとき、「もしかして、これならわかるかもしれない」と思い、一生懸命授業を聞いて、家に帰っても問題を解いていたら、気が付くと数学のテストで85点をとることができたそうです。そして、このことがきっかけで、他の教科の授業まで少しずつできるようになっていきました。

 私は思わず、担任の先生とAに校長室に来てもらいました。そして、どれほど得点が伸びたのかを聞いて、本当に驚きました。Aに、「誰でも、いつからでも、わかるようになると思いますか?」と尋ねると、Aは自信をもって、「どんなテストも1桁しかとれなかった僕ができたのだから、誰でも得意なことを見つけて頑張れば、絶対わかるようになります。僕がその証明です。」と答えてくれました。

 塾に行っているわけでも、家庭教師についているわけでもないAが起こした奇跡の裏側に、こんな話があります。Aのあまりの頑張りに、周りの友達が心の底から「すごい!」と共に喜び、さらに勉強が苦手だった他の生徒が、「Aのように頑張れば、自分もわかるようになるかもしれない。」と、少しずつ勉強し始めたそうです。

 皆さんの中には、「どうせ頑張っても無理」と思っている人がいるかもしれませんね。本当にそうでしょうか? 私は、Aの「誰でも得意なことを一つでも見つけて頑張れば、絶対伸びます」と自信いっぱいに話してくれた姿を忘れることができません。

 どうか、自分を信じて、学習が得意な人は、もっと得意になるよう、学習が苦手な人は、何か一つでいい、これならできると思える得意を見つけて、わかる喜びを感じることができるまで、頑張ってみてください。

 まずは、この中間テストからですね。次に奇跡を起こすのは、皆さんです。

(中森 早苗)

 

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