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小学校の講話

 


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「やればできる」だって!?



 

 夏休みに、ある人がこんな話をしていました。

「『やればできる。』この言葉はとても大切ですね。この言葉があって、私は今までがんばってこられました。」

 「やればできる」という言葉を聞いて、みなさんはどう思いましたか? この言葉いいなと思う人? 思わない人? よくわからない人? それぞれですね。いいと思う人が多いかな。

 私は、こう思いました。「納得いかないな。『やればできる』って、それ、何か成功した人が言える言葉じゃないか。成功した人が上からの目線で言う言葉。『もっとがんばれ、お前はもっとできる、手を抜くな!』って。でも、がんばったってできないこともあるんだ!」

 私は、ちょっと腹がたってきました。しかし、そのあとに、その人はこんな言葉を続けました。

「でもね、『やればできる』は、成功をめざすってことではないんです。私は、がんばっても失敗ばかりで、やってもできないことばかり。でも、ずっと挑戦してきました。何に対しても挑戦したら、失敗しても必ず自分が成長します。『やればできる』とは、成功ではなく成長をめざす言葉なんです。挑戦することに価値があるんです。」

 この言葉を聞いて、私は、「やればできる」の本当の意味がわかりました。「やればできる」とは、「やれば成長できる」ということなんですね。成功が大切なのではなくて、挑戦することが大切なんです。失敗してもいい。失敗しても挑戦を続けていると絶対成長できる。そういうことだったんですね。

 みなさんだって、いくらがんばってもできないこともあるでしょう。やってもできないこともあるでしょう。でも、できなくたっていいんです。失敗すること、できなかったことは、みなさんを必ず成長させます。

 2学期にはたくさん行事があります。失敗をおそれずに挑戦しましょう。挑戦して失敗することはとてもよいことです。だめなのは何も挑戦しないこと。2学期のみなさんの挑戦におおいに期待したいと思います。

(山際 博)

 


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