教職研修2025年5月号〈特集:【逐条解説】2027学習指導要領「諮問」/7時間寝るための働き方改革〉

新刊

¥ 1,280 税込

商品コード: 102505

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特集1


【逐条解説】2027学習指導要領「諮問」――諮問の背景と改訂の方向性を読みとく
2024年12月、次期学習指導要領改訂の諮問がなされました。前回の「主体的・対話的で深い学び」(AL)のような注目が集まる表現(言葉)はありませんが、現行学習指導要領の実施状況に正面から向き合い、学校現場の授業改善に資するものにすべく議論を進めようとする意図が感じ取れます。また、示された多くの論点のいずれもがたいへん大きな「背景」をもつもので、今後の議論が注目されます。そこで『教職研修』では5月号・6月号の連続特集として、今次諮問の方向性をふまえ、各「論点」の背景と今後の議論の方向性、ポイントを探ります。




特集2


7時間寝るための働き方改革――「睡眠不足で当たり前」からの脱却
先生方は、今日何時間寝たのか、教員時代何時間寝ていたのか、思い返してみると、けっして十分とは言えない短い睡眠時間で日々がんばって来られた方が多いのではないでしょうか。保護者や地域、また制度や構造をつくる側も、その「善意」に甘えてきたのかもしれません。睡眠不足は自身の健康だけでなく、パフォーマンス、すなわち教育の質や子どもへの対応の質に直結します。子どものため、教育の質のため、睡眠とそれを確保するための働き方を見直すための特集です。









[監修] 市川昭午/若井彌一/天笠茂/小川正人 
[刊行日] 2025-04-18 [形態] 月刊誌
[定価] 1280 円(税込)  [判型] B5判 [頁数] 140頁
[雑誌コード] 03059-05


[本書の目次]

  巻頭インタビュー  

対立を煽るな、協働を生み出せ! ――コロナ禍を乗り越えた医師と考える行政と現場の関係構築

高山義浩(沖縄県立中部病院感染症内科・地域ケア科副部長)

  特集1  

【逐条解説】2027学習指導要領諮問」① ――諮問の背景と改訂の方向性を読みとく

    【総論】学習指導要領諮問文の方向性と学校現場への期待 ◆ 栗山和大
    ①授業改善に直結した学習指導要領/目標・内容の構造化 ◆ 石井英真
    ②ユーザビリティ、アクセシビリティの向上 ◆ 堀田龍也
    ③理念の関係性の整理 ◆ 天笠 茂
    ④デジタル学習基盤を前提とした各教科等の示し方 ◆ 堀田龍也
    ⑤学習評価の改善 ◆ 田村 学
    ⑥新たな時代にふさわしい学びや教師の指導性 ◆ 奈須正裕
    ⑦標準授業時数等の弾力化 ◆ 戸ヶ﨑勤
    ⑧高校の柔軟な教育課程 ◆ 前川明範
    ⑨多様な子どもを包摂するシステムの構築 ◆ 荒井英治郎
    ⑩情報活用能力の抜本的向上 ◆ 佐藤和紀
    ⑪総合・探究の改善・充実 ◆ 田村 学

  特集2  

7時間寝るための働き方改革 ―「 睡眠不足で当たり前」からの脱却

    睡眠不足がもたらす危険と対策 ◆ 神山 潤
    まず、自由に使える時間を増やすために ◆ 多勢弘子
    知りたい! 睡眠の技術 ◆ 田中秀樹
    教師に必要な休みマネジメント ◆ 片野秀樹
    管理職、24時間働けますか? ◆ 住田昌治
    余裕を生む仕組みづくり ◆ 櫻井直輝

【特別寄稿】

    教師と医療従事者のリスクの捉え方の違い ◆ 齋藤陽道

 

  好評連載  

学校づくり

    世界の職員室から オランダ編㊦「出勤日ではないので」 ◆ 三島菜央
    「令和の日本型学校教育」が問う学校経営 チームによる学級担任制 ◆ 天笠 茂
    妹尾さんに聞きたい!学校お悩み相談室 仕事がイヤ ◆ 妹尾昌俊
    今月の学校経営(配慮事項) ◆ 陸田由喜子
    今月の学校経営(学校講話) ◆ 鶴見悦子
    私たちの働き方改革 教育委員会事務局の働き方改革 ◆ 髙山和子
    【日本教育経営学会連載講座】学校改善ツール ミドルリーダーによる学校改善プロセス ◆ 畑中大路
    「声かけ」で学校を動かす!北石原校長の12ヵ月 まさかあの人が!! SOSにどう向き合う? ◆ 渡辺秀貴
    副校長・教頭の学校づくり羅針盤――笑顔でGO! 整理してスッキリ ◆ 矢野 渡
    学校づくりのスパイス――異分野の知に学べ ‘Agency’って何だ? ◆ 武井敦史
    学校DE&I――多様性を受けとめる場をめざして 新しい言葉で、新しい問題提起を ◆ 武田 緑

管理職のすがた

    みんなに伝えたい「ことば」 「無理しないで行くのが学校」です ◆ 木村泰子
    私の学校経営信条 ”魅力“ある学校を追求する~「若手教員が生き生きと働く学校」を目指して~ ◆ 岡田芳樹
    教頭のまなざし 15分刻みの仕事術 ◆ 宮内 智
    学校経営の道具としての概念化スキル入門 「概念化スキル」とは何か――詳説 ◆ 諏訪英広
    この「失敗」が私を成長させた おもちゃのブローチ ◆ 國香真紀子
    教頭ピボット!――5年後の管理職へ贈る 奮闘と成長のマイルストーン記録 学校ビジョンが「伝わる」 ◆ 杉本敬之

教育行政

    行政職員日記 「対話」と「議論」 ◆ 佐野壽則
    地方から始まる学びの変革 社会の変化を見据え地域に即した小・中一貫教育の推進 ◆ 山方 純
    講座 教育行政入門 教育費と修学支援制度②教育費負担の現状と課題(2) ◆ 小川正人

教育課程

    子どもも教師も自ら学び、動きだ出す! 特活2.0 特別活動をするって何? ◆ 清水弘美
    授業研究で学校をつくる――教師の同僚性をみがく 教師こそ自律的に学びたい――校内授業研究の自己点検 ◆ 小林宏己
    新しい教育、どうなった? 道徳② 資質・能力の育成に対応した道徳科は可能か ◆ 柳沼良太
    深掘り・先読み〈教育課程改革〉 特例校制度を一般化、新教科や校内研にも ◆ 渡辺敦司
    教育×デジタル新潮流 メディア情報リテラシー――民主主義を支えるために② ◆ 山脇岳志

子どもたちの今

    子どもと社会の現在地 「界隈」興味関心でつながる仲間やコミュニティ ◆ 鈴木朋子
    不登校の論点 魅力的で愛おしい子どもたちと、映画『風たちの学校』 ◆ 田中健太
    増え続ける発達障害に向き合う 障害の社会モデル ◆ 星加良司
    @教育相談室――子どもの「今」「これから」に寄り添った支援 虐待通告の場面で――厳しい選択を避けてしまう優しい先生 ◆ 坂下たま子

教育時事

    教育の断面 大学入試のルール、形骸化があらわに ◆ 中丸亮夫
    新・教育直言 「探究」を言葉だけにしないために ◆ 浅田和伸
    教育ニュースPick up ◆ 斎藤文太郎
    気になる!教育関連用語解説 ワーク・エンゲイジメント ◆ 清水優菜
    データ駆動型社会における「人間」と「教育」 生成AIは「教育」を変えるのか ◆ 松浦良充

教育法規

    法律で読み解く学校経営プロブレム 初任者研修と条件付採用――その評価を考える ◆ 坂田 仰
    〈検証〉12年目のいじめ防止法 なぜ、学校がいじめに対応しなければならないのか ◆ 滝 充
    短期集中連載 SSWの法律相談 子の虐待と親に対する法的支援 ◆ 坂下たま子/鏑木信行

コラム

    七転八起 中堅教員 教師と児童の自己効力感を高める ◆ 門野幸一
    続・やわらかキョウイクアタマ 学校と教師のトクイはウェルビーイング ◆ 南浦涼介
    きょういくパノラマ 余白
    #若手の困りごと 年度末、1年をふり返って
    税所一家のシュタイナーをめぐる冒険 僕たちがシュタイナー学校を諦めた日 ◆ 税所篤快
    校長会・教頭会 事務局の中から ◆ 小泉与吉/冨士道正尋/井部良一
    校長・教頭のセカンド★キャリア NPO法人理事長 ◆ 渡辺一郎
    市川昭午の往古来今 教師と先生 ◆ 市川昭午
    ブックレビュー 北村匡平著『遊びと利他』 ◆ 妹尾昌俊
    ブックガイド 脳は眠りで大進化する/「反・東大」の思想史/フェイクニュースを哲学する 何を信じるべきか/造形実験 ◆ 福原英信
    保護者レンズを通してみると ◆ 前田裕子/パウロタスク鏑木信行

管理職選考突破!講座

    管理職選考 合格への道 教育法規・資料の勉強法 ◆ 横畠道彦
    速報!管理職選考問題 山形県/長野県/三重県/京都府/鳥取県
    頻出法規・客観問題の演習 副校長・教頭の職務に関する客観問題 ◆ 原北祥悟
    頻出教育調査の傾向 人事行政状況調査③ 育児休業・介護休暇 ◆ 江上直樹
    最新告示・通達の提要 「児童生徒の自殺予防に係る取組について(通知)」2025年2月28日 ◆ 小林昇光
    頻出面接問題の演習 いじめに関する面接問題 ◆ 奥山 勉
    実践演習! 論文添削講座

2025年6月号は5月19日発売!