教職研修2020年12月号〈自校の先生、守れていますか?〉

¥ 1,100 税込

商品コード: 102012

関連カテゴリ

  1. 月刊 教職研修
数量

[本書の概要]【定期購読のお申込】

 特集1 
自校の先生、守れていますか?
年度末に近づくにつれ、教育課程をどう終わらせるのかに気が向くあまり、教職員が無理をしていることに気づかなかったり、コロナだからある程度はやむを得ないという雰囲気になってしまったりと、自校の先生を守るという視点が抜けてはいないでしょうか。管理職は、行政の対応を待つのでなく、今すぐに、自校の先生を守らねばなりません。どう守っていけばよいのか、本特集を通して探ります。


 特集2 
校長の「施策」のおろし方
コロナ対応として多くの「施策」が教育委員会からおりてきました。それを教職員に伝え、実行に移していくのは管理職ですが、ただ学校内で「おろす」だけでは、その施策を「自校で行う意義」を教職員は理解できず、形式上こなす(こなすふりをする)だけとなる結果、実効性が伴いません。悪くするとさらに多忙となるだけです。施策が学校内で実効性を伴うようにどう「おろす」か、またスクラップ&ビルドをどう考えるか。校長の「施策のおろし方」を検討します。


向谷地 宣明

[監修] 市川昭午/若井彌一/天笠茂/小川正人 [刊行日] 2020-11-19 [形態] 月刊誌
[定価] 1100 円(税込)  [判型] B5判 [雑誌コード] 03059-12

[本書の目次]

  巻頭インタビュー
「健康で清潔で、道徳的な秩序ある学校」の先にあるもの
熊代 亨(精神科医/ブロガー)

特集1
自校の先生、守れていますか?

自校の実態、気づけていますか?――データからみる学校現場のリアル ◆ 藤川伸治
管理職に言えない……教職員ホンネアンケート
「教職員の『自主性』に甘えている」と言われない組織体制を再構築する ◆ 渡辺秀貴
コロナ禍学校実践レポート① 教職員を信じて任せる ◆ 住田昌治
コロナ禍学校実践レポート② 持続可能な働き方ができる学校を目指して ◆ 成重純一
コロナ禍の学校、ふりかえりワーク ◆ 澤田真由美
誰にでも起こりうる、教職員の「過労死等」 ◆ 工藤祥子

特集2
校長の「施策」のおろし方――施策を形骸化させず、学校を多忙にもしないために

施策を「おろす」ではなく、施策を「実現」するために ◆ 余郷和敏
〈実践例〉校長としてどう施策をおろしてきたか ①おろす前の2ステップ&おろす際の2ポイント ◆ 西尾琢郎
〈実践例〉校長としてどう施策をおろしてきたか ②「思いの共有と情報の共有」を実践の要として組織力を高める ◆ 三村千秋
行政文書の読み方・活かし方 ◆ 遠藤洋路

好評連載
学校マネジメント・学校経営
学校の「組織開発」入門 学校における組織開発③――教員チームづくり①前編:目標 ◆ 中村和彦
対話で探る「働き方改革」のミライ やるなら、価値のある仕事をしよう ◆ 妹尾昌俊
学校づくりのスパイス――異分野の知に学べ 帚木蓬生『ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力』 ◆ 武井敦史
今月の学校経営(配慮事項)
小さなチームから始める!みんなの学校 保護者の目線から見た「合理的配慮」のありかた ◆ 平田江津子
保護者と学校の「これから」を探す旅 変わろうとするPTAを応援する――住田・日枝小学校長に聞く① ◆ 大塚玲子
学校の経営と管理 羊頭を懸けて狗肉を売る ◆ 市川昭午
管理職の資質・職務
みんなに伝えたい「ことば」 プロやから謝る ◆ 木村泰子
私の学校経営信条 学校生活を楽しむために~めざす教師像を核として~ ◆ 古久保功
この「失敗」が私を成長させた 「是は是とし非を非とする」精神を忘れず ◆ 浅野素雄
「声かけ」で学校を動かす!北石原校長の12ヵ月 授業力向上を目指す校内研究――異なる指導観をどうすり合わせるか ◆ 渡辺秀貴
副校長・教頭の人材育成講座 後進=次の管理職育成 ◆ 野口みか子
次世代のリーダーになる先生たちへ 「メンター研」リーダーに聞く!チャレンジの経験(1) ◆ 北村高則
教育時事
教育の断面 教育改革と時間差を考える ◆ 冷泉彰彦
新・教育直言 「伝わる」ようにするために何が必要か ◆ 浅田和伸
教育ニュースPick up ◆ 大久保昂
気になる地方教育トピック解説 「学校電子図書館」開設 ◆ 牧瀬翔麻
教育備忘録
学校と社会がつながる〈おすすめ〉事業 環境教育で次世代育成オンライン化で理解度アップ――サントリーホールディングス(株) ◆ 長尾康子
〈深読み・先読み〉教育ニュース 「個別最適化」と学術の間 ◆ 渡辺敦司
ルポ・学校からこぼれ落ちた外国人の子どもたち 「国籍の違い」というあまりに大きなハンディ ◆ 石井光太
データ駆動型社会における「人間」と「教育」 「エビデンス」の広がりを前にして、私たちを駆り立てるものを考える ◆ 杉田浩崇
教育法規
法律で読み解く学校経営プロブレム 部活動指導の「公」と「私」――好意同乗事故を巡って ◆ 坂田 仰
ケーススタディ 教育法規の応用講座 わいせつ教員の排除 ◆ 菱村幸彦
教育行政・施策
クリエイティブ教育長日記 中3の英検3級取得率81・3%! 恐るべし、5ラウンド英語 ◆ 平川理恵
学校における働き方改革:近年の政策と法制改正 給特法一部改正の内容と課題⑶――1年単位変形労働時間制とその運用① ◆ 小川正人
教育課程
資質・能力を育てる学校 カリキュラム・マネジメントを始めた中学校 ◆ 天笠 茂
主体的・対話的で深い学びの神髄を求めて 教授学vs学びの共同体 ◆ 千々布敏弥
〈管理職が知っておきたい〉新学習指導要領 小学校「生活科」 ◆ 嶋野道弘
Society5.0時代の資質・能力を育成するプログラミング教育・STEAM教育 理科での段階的なプログラミングのカリキュラムのご紹介 ◆ 任田真人
コラム
教育の先人に学ぶ 林竹二「『授業』とは『カタルシス (浄化)』 作用に他ならない」 ◆ 広岡義之
読んで旅する、日本と世界の色とりどりの教育 教育立国・シンガポール ◆ 武田緑
知ってほしい!わたしたち教職員の悩み 学校司書
英豪教員diary クイーンズランド州のクラスをのぞいてみよう② ◆ 紙谷淳子
若手教師なう 「初めての『報・連・相』」 ◆ 濱本一
教職いろはがるた 理屈を考えるだけでなく、現場で行動してみよう ◆ 三田地真実
@教育相談室――子どもの「今」「これから」に寄り添った支援 子どもの境涯に降りていく対話のむずかしさ ◆ 坂下たま子
親子でてつがく対話 5歳の「形而上学的問い」 ◆ 苫野一徳
日本の教育って少し「ヘン」じゃない? 生まれた曜日の「なぜ?」を考える ◆ パオロ・マッツァリーノ
ブックレビュー 「校内研究・研修」で職員室が変わった!―2年間で学び続ける組織に変わった小金井三小の軌跡 ◆ 村川雅弘
講話の“味つけ”に 親子・先生のはなし 「できないままの子がいてよい」と思える定年前後 ◆ 富田富士也
校長会・教頭会 事務局の中から
私を変えた管理職の「ひと言」 3個のパン ◆ 松丸 奨
教職、悲喜こもごも ◆ 前田康裕

2021年度向け管理職選考突破! 講座
速報!管理職選考問題 
"北海道/神奈川県/大阪府/広島県/熊本県/宮崎県 "
"管理職選考 合格への道/この課題、この法規/頻出法規・客観問題の演習/頻出面接問題の演習/頻出教育調査の傾向 "
■実践演習! 論文添削講座

 次号予告月刊『教職研修』 2021年1月号は1219日発売!