教職研修2022年5月号〈学校の空気が変わる「校内研修」〉

¥ 1,100 税込

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特集1 
学校の空気が変わる「校内研修」――教職員が「やってよかった」「成長できた」と思える学びの場をつくる
コロナ禍だからこそ、忙しいからこそ、従来の「やらされている」「効果が感じられない」校内研修から脱却しなければなりません。子どもが主語の校内研修、そして教職員の人間関係の質も高める校内研修のあり方を探ります。


特集2 
「困った」が言える、受けとめられる学校になる
子どもを取り巻く困難はコロナ禍で悪化しています。学校は、子どもの困難を察知できる貴重なセーフティネットです。子どもが自分の困っていることを周りの人に伝えられ、周りも適切に受けとめられるようになるために、学校全体でどうしていけばよいかを検討します。


【巻頭企画】
特別寄稿】戦争の時代の教育
出口康夫(京都大学教授)
森 達也(映画監督・作家)


学校の『横並び文化』はこのままでよいのか?

[監修] 市川昭午/若井彌一/天笠茂/小川正人 [刊行日] 2022-04-19 [形態] 月刊誌
[定価] 1100 円(税込)  [判型] B5判 [雑誌コード] 03059-05

[本書の目次]

  巻頭特別企画
戦争の時代の教育
出口康夫(京都大学教授 )
森 達也(映画監督・作家)

特集1
学校の空気が変わる「校内研修」

コロナ禍だからこそ、多忙でも、「校内研修」をしなければならない理由 ◆ 田村 学
子どもが主語の時代の「校内研修」 ◆ 千々布敏弥
職員室の人間関係の責任者としての自覚を ◆ 赤坂真二
校内研修のテーマは、教科・領域に固有のものだけでいいのか ◆ 柏木智子
①「やらされているだけ。自分のためになっていない」 ◆ 市村淳子
②「声の大きい人がいる。よけいに仲が悪くなる」 ◆ 伏木久始
③「一部の教員だけ熱意のある研究授業」 ◆ 鈴木登美代
④「ただでさえ忙しいのに。やってるヒマなんてない」 ◆ 鈴木美佐緒
校内研修に学校コンサルを入れてみた! ◆ 奥井誠樹

特集2
「困った」が言える、受けとめられる学校になる

なにが子どもに「困った」を言わせないのか ◆ 永井 智
心理職との効果的な連携 ◆ 飯田順子
相談されたら、どう受け止めればよいのか ◆ 茅野理恵
学校として、子どもの「困った」をどう察知するか ◆ 新井 肇
教員の「困った」を見逃さない管理職のかかわり方――抱えている困難を発信する援助要請の促進 ◆ 小沼 豊

好評連載

学校マネジメント・学校経営
ウェル・ビーイングを高める!職員室ワークショップ 教師の学びを変える ~ 「Round Study」を取り入れて ◆ 村上聡恵
資質・能力を育てる学校 教育課程の編成・実施をめぐる実態の把握 ◆ 天笠 茂
妹尾さんに聞きたい!学校お悩み相談室 中堅世代が職場に少なく、なんでも仕事が回ってきます ◆ 妹尾昌俊
学校の組織開発入門〈実践編〉 組織開発は誰からでも始められる ◆ 石川英明
地域とともにある学校づくり――コミュニティ・スクールのマネジメント コミュニティ・スクールの現在地(1)――全国的状況の分析 ◆ 阿部剛志
保護者と学校の「これから」を探す旅 校長と保護者が本音で話し合える場を ◆ 大塚玲子
今月の学校経営(配慮事項)
ケースから学ぶ 学校ヒヤリハット ケース1:休憩時における事故 矢崎良明
学校づくりのスパイス――異分野の知に学べ 「死」という発明――スティーヴン・ケイヴ『ケンブリッジ大学・人気哲学者の「不死」の講義』より ◆ 武井敦史
特別寄稿 教員になりたい人の裾野が広がるように ◆ 片山紀子
管理職の資質・職務
みんなに伝えたい「ことば」 他者の言葉に学ぶ ◆ 木村泰子
私の学校経営信条 私の学校経営信条は「やり直し」~予測困難な時代を生きていくために~ ◆ 山本俊夫
この「失敗」が私を成長させた 迂直の計――信頼関係は一歩一歩 ◆ 相良誠司
「声かけ」で学校を動かす!北石原校長の12ヵ月 やっぱり初任者ダウン――新年度体制でどう乗り切るか② ◆ 渡辺秀貴
ポジティブ副校長・教頭! 笑顔の効果 ◆ 稲上敏男
教頭の挑戦 子どもたちをリスペクトする ◆ 大野順之
〈ゼロから考える〉校長育成のしくみ 今日の学校管理職に求められていること ◆ 中原 淳
教育時事
教育の断面 「出会い」の再建に向けて、教育現場でできること ◆ 冷泉彰彦
新・教育直言 どんなモンカね? ◆ 浅田和伸
教育ニュースPick up ◆ 大久保昂
気になる!教育関連用語解説 インクルーシブ教育 ◆ 末岡尚文
教育備忘録
〈深読み・先読み〉教育ニュース 教育振興基本計画の「計画的な推進」とは ◆ 渡辺敦司
ルポ・学校からこぼれ落ちた外国人の子どもたち 個々の子どもに適した支援を――「ピアにほんご」の活動 ◆ 石井光太
データ駆動型社会における「人間」と「教育」 技術革新のなかの職業教育と教養形成 ◆ 松浦良充
教育法規
法律で読み解く学校経営プロブレム 勝利至上主義といじめの隠蔽――部活動指導者の資質を問う ◆ 坂田 仰
疑似体験 学校対応のリアル いじめ重大事態② ◆ 鬼澤秀昌
教育行政・施策
教育委員会の決意 「誰ひとり取り残さない」への挑戦 ◆ 遠藤洋路
講座 教育行政入門 教育政策形成・決定過程の事例(4)――2014年地教行法改正の政治過程 ◆ 小川正人
学校総論――改めて学校とは何か 学校の要件 ◆ 市川昭午
教育課程
新学習指導要領とその先を読み解く――教育課程の基礎と最前線 教育課程をつくるとはどういうことか? ◆ 石井英真
オンラインでちょっとラクに、もっと楽しい学校づくり えりも小学校:「やれるものはやってみる」で授業や校務を改善 ◆ 長尾康子
〈管理職が知っておきたい〉新学習指導要領 各教科・領域指導のポイント 中学校「総合的な学習の時間」 ◆ 野口 徹
カリマネ グッドプラクティス! 教師と児童によるマクロとミクロのPDCAサイクル ◆ 村川雅弘
特別寄稿 コンソーシアムが支える「総合的な学習の時間」 ◆ 松尾廣文
コラム
やわらかキョウイクアタマ 研修とケア ◆ 赤木和重
教職いろはがるた のびのびと育つためにも強化の原理 ◆ 三田地真実
きょういくパノラマ 調査は不要か ◆ 匿名コラム
@教育相談室――子どもの「今」「これから」に寄り添った支援 行政と地域連携のディスタンス ◆ 坂下たま子
ブックレビュー 「学校に行きたくない」に気楽に向き合おう ◆ 片山紀子
宿しておきたい親子・先生のはなし 「生業」ではいけませんか ◆ 富田富士也
校長会・教頭会 事務局の中から
教職研修フォーラム
保護者レンズを通してみると ◆ 前田裕子/パウロタスク

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