教職研修2026年1月号〈総力特集:次期学習指導要領「論点整理」を読み解く――子どもの学びの未来像を描く〉

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¥ 1,280 税込

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 総力特集 


次期学習指導要領「論点整理」を読み解く


――子どもの学びの未来像を描く



  • これからの教室の風景を変えていく設計図である「論点整理」が、25年9月に中教審の教育課程特別部会でまとめられました。100ページ超の原文……じっくり読みたいのに、なかなかまとまった時間がとれない、そんな先生方のため、本特集では、何が提示され、なぜ必要で、どう変わっていくのかに焦点化し、30ページにぎゅっと濃縮しました。まずは全体像をつかむ。そうすることで、より深い理解をもって「論点整理」を受け止めることができるはずです。まだ「論点整理」を読めていない方は、この特集を足がかりとし、この冬休みにじっくり目を通してみませんか。そして数年後の当たり前を、今日から少しずつかたちにしていきませんか。











[監修] 市川昭午/若井彌一/天笠茂/小川正人 
[刊行日] 2025-12-19 [形態] 月刊誌
[定価] 1280 円(税込)  [判型] B5判 [頁数] 140頁
[雑誌コード] 03059-01


[本書の目次]

 巻頭 

「学習指導要領をうまく使いこなす」座談会

市場達朗/中島晴美/小日山理香/小林 湧

 特集1 

次期学習指導要領「論点整理」を読み解く――子どもの学びの未来像を描く

    中教審「論点整理」を読むに当たって ◆ 武藤久慶
    子どもに実現したい二つの学びの姿――これからの学校がめざすもの ◆ 奈須正裕
    【論点整理の解説】
    基本的な考え方:三つの方向性――「主体的・対話的で深い学び」の実装/多様性の包摂/実現可能性の確保 ◆ 栗山和大
    質の高い、深い学びの実現①――中核的な概念/学びに向かう力、人間性/見方・考え方 ◆ 石井英真
    柔軟な教育課程編成――多様性の包摂/調整授業時数 ◆ 戸ヶ﨑勤
    高等学校――教育課程の柔軟化/単位制/産業教育/入学者選抜 ◆ 前川明範
    質の高い、深い学びの実現②――デジタル学習基盤 ◆ 堀田龍也
    情報活用能力の抜本的向上――質の高い探究的な学び/情報の領域・情報・技術科 ◆ 佐藤和紀
    「余白」の創出――時数の見直し/構造化・表形式化・デジタル化/教科書 ◆ 田村 学
    学習評価の在り方――指導と評価の一体化/主体的に学習に取り組む態度 ◆ 石井英真
    カリキュラム・マネジメント/幼児教育/子供のより主体的な社会参画 ◆ 天笠 茂
    特別支援教育 ◆ 野口晃菜
    要点2ページ濃縮!配布用資料

 短期集中企画 

学習指導要領・教育課程の素朴なギモン

    ①標準授業時数は減らさないのでしょうか。 ◆ 赤沢早人
    ➁正直、学習指導要領は読んでいません。授業づくりには指導書で十分ではないでしょうか。 ◆ 冨士原紀絵
    ③「主体的・対話的で深い学び」は「個別最適な学びと協働的な学び」に変わったのですか。 ◆ 赤沢早人

 好評連載 

学校づくり

    世界の職員室から デンマーク編 生きる力に向けた性教育 ◆ 海老原さやか/福原英信
    「令和の日本型学校教育」が問う学校経営 チームによる学級担任制(9)――“チーム担任制”をめぐって ◆ 天笠 茂
    妹尾さんに聞きたい!学校お悩み相談室 学校ビジョンが響かない、行事も前例踏襲 ◆ 妹尾昌俊
    今月の学校経営(配慮事項) 発達支持的視点/言語環境を整える/事後の危機管理「心のケア」に備える ◆ 菊地美和子
    今月の学校経営(学校講話) 笑う門には福来る ◆ 西田裕子
    私たちの働き方改革 本気で遊んで本気で仕事に向かう ◆ 大泉志保
    【日本教育経営学会連載講座】学校改善ツール 「子どもの変容を生み出す効果的な取り組み」の生成ワークシート ◆ 久我直人
    「声かけ」で学校を動かす!北石原校長の12ヵ月 働き方は本当に変わった? 教職の本質が鍵 ◆ 渡辺秀貴
    副校長・教頭の学校づくり羅針盤――笑顔でGO! チームで動く学校――信頼と協働のリーダーシップ ◆ 矢野 渡
    学校づくりのスパイス――異分野の知に学べ 「体験」って何だろう? ◆ 武井敦史
    学校DE&I――多様性を受けとめる場をめざして 対話と合意形成を文化に ◆ 武田 緑

管理職のすがた

    みんなに伝えたい「ことば」 「みんな」で育む ◆ 木村泰子
    私の学校経営信条 学校資源「4М+JJ」を生かす~判断基準は①生徒のため、②先生のため、③危機管理、④コンプライアンス~ ◆ 野村公郎
    教頭のまなざし つなぐ ◆ 黒澤真孝
    学校経営の道具としての概念化スキル入門 きっと当てはまる「概念化スキル」の有効場面⑷――教職員の健康問題 ◆ 諏訪英広
    この「失敗」が私を成長させた 「独りよがりの改⾰」を救ったのは現場の先⽣⽅だった ◆ 美濃正明
    教頭ピボット!――5年後の管理職へ贈る 奮闘と成長のマイルストーン記録 学びと休息でアップデートの冬支度 ◆ 杉本敬之

教育行政

    行政職員日記 教育課題を解決するための「仕組みづくり」 ◆ 五十嵐陽介
    地方から始まる学びの変革 社会のつくり手を育てる探究「シブヤ未来科」 ◆ 伊藤林太郎
    講座 教育行政入門 教育費政策と修学支援制度⑩教育扶助と就学援助の現況と課題(1) ◆ 小川正人

教育課程

    子どもも教師も自ら学び、動きだ出す! 特活2.0 学校行事のつくり方――オリエンテーションが命 ◆ 清水弘美
    授業研究で学校をつくる――教師の同僚性をみがく 名人や有名校の授業に惑わず――足元からの改善・改革 ◆ 小林宏己
    新しい教育、どうなった? 探究②「論点整理 参考資料集」からみる探究の現在地 ◆ 久野弘幸
    深掘り・先読み〈教育課程改革〉 「デジタル指導要領」をどう使いこなすべきか ◆ 渡辺敦司
    教育×デジタル新潮流 子どものネット依存・ゲーム依存とハームリダクション ◆ 森山沙耶

子どもたちの今

    子どもと社会の現在地 親ガチャ×居場所 ◆ 奥村春香
    不登校の論点 子どもの自殺を防ぐには?――不登校はSOSかもしれない ◆ 松本俊彦
    増え続ける発達障害とどう向き合うか 発達障害の子どもの成績評価 ◆ 河村 久
    @教育相談室――子どもの「今」「これから」に寄り添った支援 清潔って何ですか?――「入浴は週1銭湯。洗濯機はありません」という家庭への支援 ◆ 坂下たま子

教育時事

    教育の断面 TALISから見える「日本型学校教育」の退潮 ◆ 氏岡真弓
    新・教育直言 自校を「第一の選択肢」にしよう ◆ 浅田和伸
    教育ニュースPick up ◆ 斎藤文太郎
    気になる!教育関連用語解説 ワールド・カフェ ◆ 榊原範久
    データ駆動型社会における「人間」と「教育」 〔対談〕6年間の連載をふり返って(上)――「デジタル化のコスト」問題 ◆ 松浦良充/江口 潔

教育法規

    法律で読み解く学校経営プロブレム いじめ重大事態調査報告書といじめ関連裁判 ◆ 坂田 仰
    〈検証〉12年目のいじめ防止法 いじめ防止法と弁護士の役割 ◆ 神内 聡

コラム

    七転八起 中堅教員 学びは学校を超えて――つながる「教育」への挑戦 ◆ 坊 佳紀
    続・やわらかキョウイクアタマ 写真は授業を写すんじゃない。授業の価値をつなぐんだ。 ◆ 南浦涼介
    きょういくパノラマ 全体と部分 ◆ 匿名
    ♯若手の困りごと 行事の秋、先生方から学ぶ ◆ 匿名
    税所一家のシュタイナーをめぐる冒険 ザンクトマルチンの大行列 ◆ 税所篤快
    校長会・教頭会 事務局の中から ◆ 小泉与吉/冨士道正尋/井部良一
    校長・教頭のセカンド★キャリア 公民館長――人づくりと地域づくり ◆ 石橋良久
    市川昭午の往古来今 教員の休業日 ◆ 市川昭午
    ブックレビュー 研修を、面白く――「研修観の転換」に向けた教職員支援機構の挑戦 ◆ 千々布敏弥
    ブックガイド  ◆ 福原英信
    保護者レンズを通してみると ◆ 前田裕子/パウロタスク

管理職選考突破!講座

    管理職選考 合格への道 提出書類で問われる項目の意図 ◆ 田中 満
    速報!管理職選考問題 山梨県/大阪府/鳥取県/徳島県/鹿児島県
    頻出法規・客観問題の演習 人事評価制度に関する客観問題 ◆ 柴田里彩
    頻出教育調査の傾向 国際学力調査 ①PISA ◆ 桐村豪文
    最新告示・通達の提要 「次期学習指導要領に向けた各教科等の方向性に係る専門部会等の今後のスケジュール及びアーカイブ動画について(事務連絡)」2025年9月22日 ◆ 増渕達夫
    頻出面接問題の演習 意見具申に関する面接問題 ◆ 高野孝男
    〈徹底解説〉論文攻略ガイド 特別支援教育/子どもを中心とした学校づくり ◆ 矢島 正/橋本 栄

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