教職研修2026年3月号〈特集1:外国につながる子どもと歩む/特集2:「キレる」を問題行動で終わらせない〉
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特集1
外国につながる子どもと歩む
――衝突・誤解・リソースにむきあう
- 近年増加している、外国につながる子どもたち。対応できる人材(人数・質)、時間が不足し、制度も不備のあるなか、その対応(支援)に奔走されている教職員たち。「外国人」に対する誤解も広まるなか、理想だけでなく、実際に文化や言語の違いにとまどい、ときに衝突する子どもたちとその対応に奔走する教職員をどう守り、ともに生き、学び、歩む、ウェルビーイングな学校をつくるか。どこまでやるのか。やれるのか。具体的な手段も含めて考えます。
特集2
「キレる」を問題行動で終わらせない
――子どもの息苦しさとSOS
- 文部科学省調査等によると、校内や家庭における子どもたちの暴力行為の発生件数は増加傾向にあります。些細なことで激高する、言葉より先に手が出るといった「キレる」様相を前に、先生方が疲弊してしまってはいないでしょうか。ですが、その「キレる」姿は、子どもたちを取り巻く社会の息苦しさのなかで、SOSをうまく表現できない悲鳴かもしれません。本特集では「キレる」をただの問題行動と見なすのではなく、背後にある感情や状況を受け止め、子どもを孤立させないためのまなざしと支援の道筋を探ります。
[監修] 市川昭午/若井彌一/天笠茂/小川正人
[刊行日] 2026-02-19 [形態] 月刊誌
[定価] 1280 円(税込) [判型] B5判 [頁数] 140頁
[雑誌コード] 03059-03
[本書の目次]
巻頭
「お金」があれば人は幸せになれるのか――目に見えないもの、価格のないものの価値をとらえ直す
田内 学(お金の向こう研究所代表/社会的金融教育家)
特集1
外国につながる子どもと歩む――衝突・誤解・リソース不足にむきあう
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1外国につながる子どもたちの現在とこれから――多文化共生の学校づくりに向けて ◆ 山脇啓造
2外国につながる子どもの教育「どこまでやるのか」 ①支援を目的化しない。目標達成に適した計画と点検を。 ◆ 臼井智美
②学校だけで抱え込まない――連携先の見つけ方 ◆ 菊池哲佳
3知っておきたい 外国につながる子どもがさらされている困難 ①子どもに向けられる言葉の暴力 ◆ 風巻 浩
②外国につながる子どもの「発達障害」、なぜ慎重に判断するべきか ◆ 金 春喜
4「人・制度不足」のなかで学校にできること ①言葉の支援 ◆ 南浦涼介
②豊かさの種となる「文化の違い」 ◆ 小島祥美
③保護者とのかかわり方 ◆ 金子正人
5ともに生きる学校づくり ①「違って当たり前」の学校風土が子どもを育てる――子どもから学び、チームで目指す多文化共生 ◆ 齋藤容二
②わかりあえないことから始まる、主体的・対話的なコミュニケーション ◆ 平田オリザ
③外国につながる子と学級経営 ◆ 前園兼作
特集2
「キレる」を問題行動で終わらせない ――子どもの息苦しさとSOS
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「キレる」の正体 ◆ 金子由美子
自由な人間関係の光と影――不満に根差した暴力から不安に根差した暴力へ ◆ 土井隆義
「キレる」を叱る前に――感情を言葉にする支援 ◆ 本田恵子
「キレる」は「変える力」になり得るか ◆ 室橋祐貴
短期集中企画
学習指導要領・教育課程の素朴なギモン
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急に「学校裁量」と言われてもどうすればよいかわかりません。 ◆ 田村知子
「余白の時間」ができたら、教員は早く帰れるようになるのですか。 ◆ 田村知子
入試のための授業をしないと、保護者からクレームが来てしまいます。 ◆ 村川雅弘
指導要領改訂で教師(と管理職)の負担は増えませんか。 ◆ 赤沢早人
好評連載
学校づくり
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世界の職員室から 総集編 世界は多様性に満ちている ◆ 多田孝志
「令和の日本型学校教育」が問う学校経営 チームによる学級担任制⑾―― チーム学級担任制は学級担任制を超えられるか ◆ 天笠 茂
妹尾さんに聞きたい!学校お悩み相談室 教育委員会が頑固で教育課程上の工夫を認めようとしません ◆ 妹尾昌俊
今月の学校経営(配慮事項) チームの仕事をシンプルにわかりやすく/リーダーの思いをかたちに/地域や保護者に早めの情報を ◆ 飯塚正行
今月の学校経営(学校講話) 卒業式や入学式の時期です ◆ 西村勇一郎
私たちの働き方改革 羅針盤はできた。あとは、当事者意識の醸成が課題 ◆ 大野大輔
【日本教育経営学会連載講座】学校改善ツール 学校リスク予測マップ(WEBサイト版) ◆ 元兼正浩
「声かけ」で学校を動かす!北石原校長の12ヵ月 どうする通知表? 評価の再考② ◆ 渡辺秀貴
副校長・教頭の学校づくり羅針盤――笑顔でGO! 笑顔でつなぐ、新しい春へ――副校長・教頭の役割を、誇りに変えて ◆ 矢野 渡
学校づくりのスパイス――異分野の知に学べ 時には「いやな奴」になってみよう! ◆ 武井敦史
学校DE&I――多様性を受けとめる場をめざして 「モヤモヤ」「とはいえ……」の、その先へ ◆ 武田 緑
管理職のすがた
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みんなに伝えたい「ことば」 オンリーワンはナンバーワン! ◆ 木村泰子
私の学校経営信条 ワクワクを加速させる「創造」と「つながり」 ◆ 生田目将
教頭のまなざし ともに成長する集団を目指して ◆ 濟城智哉
学校経営の道具としての概念化スキル入門 使い続けられる思考の道具として ◆ 諏訪英広
この「失敗」が私を成長させた 「失敗」とは、学び続けること ◆ 笠原陽子
教頭ピボット!――5年後の管理職へ贈る 奮闘と成長のマイルストーン記録 姿でつなげる次世代へのバトン ◆ 杉本敬之
教育行政
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行政職員日記 ここだから見えたこと ◆ 室貴由輝
地方から始まる学びの変革 子どもの声を聴くことから始まる ◆ 西田拓大
講座 教育行政入門 教育費と修学支援制度⑫教育扶助と就学援助の現況と課題(3) ◆ 小川正人
教育課程
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子どもも教師も自ら学び、動き出す! 特活2.0 特別活動で「幸せに生きる」子どもたちを育てる ◆ 清水弘美
授業研究で学校をつくる――教師の同僚性をみがく 校内授業研究文化をデザインする――利他的な協働性の再構築 ◆ 小林宏己
新しい教育、どうなった? 探究④:探究の未来 ◆ 久野弘幸
深掘り・先読み〈教育課程改革〉 “親部会”報告に向け続々と暫定案が固まる ◆ 渡辺敦司
教育×デジタル新潮流 生成AI時代のプログラミング教育――「バイブコーディング」が変える学びのかたち ◆ 安藤 昇
子どもたちの今
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子どもと社会の現在地 ショート動画の中毒性とデマ拡散のリスク ◆ 高橋暁子
不登校の論点 スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーへの本音〈保護者・教員・不登校支援者に聞いた〉 ◆ 林 真未
増え続ける発達障害とどう向き合うか ADHD、うっかり先生の学校生活 ◆ 雨野千晴
@教育相談室――子どもの「今」「これから」に寄り添った支援 災害にまつわる校内の取り組み――大きな被害を直接受けていない子の影響を通して ◆ 坂下たま子
教育時事
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教育の断面 「分断」は対岸の景色ではない ◆ 古沢由紀子
新・教育直言 ウェルビーイングと学校 ◆ 浅田和伸
教育ニュースPick up ◆ 斎藤文太郎
気になる!教育関連用語解説 主務教諭 ◆ 杉原満治
データ駆動型社会における「人間」と「教育」 データ駆動を駆動するもの ◆ 松浦良充
教育時事レビュー 2025年下半期(7~12月) ◆ 雪丸武彦
教育法規
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法律で読み解く学校経営プロブレム 進路指導と法的責任――大学への推薦入試をめぐって ◆ 坂田 仰
〈検証〉12年目のいじめ防止法 文科省と政治、そして保護者との関係を考える ◆ 中西 茂
コラム
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七転八起 中堅教員 好きを育み、得意を伸ばす ◆ 芦田優斗
続・やわらかキョウイクアタマ 先生は「体育会系」? ◆ 南浦涼介
きょういくパノラマ 教員給与倍増計画 ◆ 匿名
♯若手の困りごと 特活のむずかしさ ◆ 匿名
税所一家のシュタイナーをめぐる冒険 それでも子育ては続く ◆ 税所篤快
校長会・教頭会 事務局の中から ◆ 小泉与吉/冨士道正尋/井部良一
校長・教頭のセカンド★キャリア 国会議員 ◆ 山崎正恭
市川昭午の往古来今 学校の業務 ◆ 市川昭午
ブックレビュー 「わかってもらう」ということ ◆ 妹尾昌俊
ブックガイド ◆ 福原英信
保護者レンズを通してみると ◆ 前田裕子/パウロタスク
管理職選考突破!講座
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管理職選考 合格への道 「校長選考」で予想される出題の演習 ◆ 田中 満
速報!管理職選考問題 千葉市/横浜市/静岡県/静岡市/浜松市/豊能地区/熊本県
頻出法規・客観問題の演習 学習指導要領に関する客観問題 ◆ 柴田里彩
頻出教育調査の傾向 人事行政状況調査 ①病気休職 ◆ 桐村豪文
最新告示・通達の提要 「令和8年度全国学力・学習状況調査の実施について(通知)」2025年12月5日 ◆ 増渕達夫
頻出面接問題の演習 保護者クレームに関する面接問題 ◆ 高野孝男
〈徹底解説〉論文攻略ガイド 生成AI/少子化 ◆ 矢島 正/橋本 栄

