教職研修2026年5月号〈特集1:不登校支援、子どもの「幸せ」にどうつなげるか/特集2:校長の目配り〉
[本書の概要]【定期購読のお申込】
特集1
不登校支援、子どもの「幸せ」にどうつなげるか
――保護者・教師の葛藤とともに
- 2024年度、小・中学校の不登校児童・生徒数は12年連続で増加し、35万3,970人と過去最多となりました。不登校となる背景は実にさまざまです。「教育機会確保法」ができたことに加え、世の中の考え方は「必ず行かないといけない」から「必ずしも行かなくてもよい」と変わり、目の前の子どもへの対応に悩み葛藤する先生も少なくありません。彼らにとっての「幸せ」はいったい何なのか。新学期、目まぐるしさに駆け抜けた4月。ここから疲弊しやすい時期に入り、いっそう丁寧に子どもたちの様子に目を配りたいところ。彼らを支える保護者や先生方の負担へも目を向け、学校として、不登校をどう考え、支援すればよいのかを考えます。
特集2
校長の目配り
――隣の校長の視座・視野・視点
- 校長先生が学校経営をしていくうえで、教職員や子どもの様子を見て、異変を察知したり違和感に気づけたりすることはとても重要です。トラブルが大きくならないように早めの働きかけ(アクション)につなげることもできます。そのとき、同じ場面を見ても、何にどう「気づける」かはその人のセンスしだいでしょうか。それとも経験や先輩校長の「教え」がものを言うのでしょうか。昇任したての校長に求められる視座はどのようなものでしょうか。そんなときにあの校長は何をどう見ているのか?を探ります。
[監修] 市川昭午/若井彌一/天笠茂/小川正人
[刊行日] 2026-04-17 [形態] 月刊誌
[定価] 1280 円(税込) [判型] B5判 [頁数] 140頁
[雑誌コード] 03059-05
[本書の目次]
巻頭
元気がないのが普通です
絶対に終電を逃さない女(文筆家/『虚弱に生きる』著者)
特集1
不登校支援、子どもの「幸せ」にどうつなげるか――保護者・教師の葛藤とともに
-
1.「学校に来る」をゴールとしない、子どもたちの「幸せ」を目指す不登校支援 ◆ 小柳憲司
2.一人ひとりに合った支援を子どもたちへ
①「無理をしてはいけない」休息が必要な子どもたちへ ◆ 明橋大二
②「行きたくても行けない」子どもたちへ――14行動の習得で社会的自立、再登校、不登校未然防止 ◆ 小野昌彦
3.【対談】子どもたちの「幸せ」とは何か? 不登校のその先、子どもたちの人生を思い描く ◆ 田畑栄一×藤井健人
4.子どもたちのがんばりが報われるように
①新たな環境でがんばってきた子どもたちへ――学びの多様化学校での実践から考える ◆ 黒沢正明
②がんばりが報われる、学習評価 ◆ 大石真弘
③小1が自分の居場所を獲得する道筋を描く ◆ 安藤浩太
5.保護者を孤独にしない不登校支援――学校は「解決者」でなく「伴走者」でよい ◆ 今村久美
6.担任だけの責任としない、不登校児童・生徒は学校全体で支える ◆ 曽山和彦
特集2
校長の目配り――隣の校長の視座・視野・視点
-
1.校長の目配りの基本
①校長に目配りが求められる理由 ◆ 荒井英治郎
②校長の目配りのポイント ◆ 喜名朝博
2.あの校長は、何をどう見てる?
①副校長・教頭の何を見るか?
②教職員の何を見るか?
③子どもの何を見るか?
④保護者の何を見るか?
好評連載
学校づくり
-
学校現場にとっての教育課程の行政と経営 高校教育改革「グランドデザイン」をめぐって――学校の教育課程を編成し実施する力 ◆ 天笠 茂
妹尾さんに聞きたい!学校お悩み相談室 研修に負担感の強い教職員、どんな一手が必要? ◆ 妹尾昌俊
今月の学校経営(配慮事項) 子どもの主体性を育成する運動会に/時間節約のためのフォルダ管理/危機管理のまず一歩は未然防止 ◆ 福岡雄二
今月の学校経営(学校講話) こいのぼり ◆ 鶴見悦子
学校安全“もしも”のときの即断力養成 地域を巻き込んだ登下校対策 ◆ 木宮敬信
【日本教育経営学会連載講座】学校改善ツール 当事者意識を育てる不祥事防止研修ツール ◆ 小杉進二
ケースで学ぶ むずかしい保護者対応――家庭支援の視点から 生活困窮とネグレクト(下) ◆ 鏑木信行×井上保男
「声かけ」で学校を動かす!北石原校長の12ヵ月 求心力で組織を育てる経営計画の浸透② ◆ 渡辺秀貴
学校を編む――子どもと教師のAgencyが育つ現場から 子どもとともに学びをつくるということ ◆ 池原 鉄
学校づくりのスパイス――異分野の知に学べ ピボット(方向転換)の技法 ◆ 武井敦史
保護者とともに描く、特別支援教育 心理検査の受け止め方(上)――数値の理解から、子どもの理解へ ◆ 熊上藤子
管理職のすがた
-
みんなに伝えたい「ことば」 教員になった大空小卒業生のことばに学ぶ ◆ 木村泰子
私の学校経営信条 校長職17年間、徹底し続けたこと ◆ 喜多好一
教頭のまなざし 「地域とともにある学校づくり」から「学校を核とした地域づくり」へ ◆ 川島直人
この「失敗」が私を成長させた ごめん。今月の一生のお願い、聞いてくれるか? ◆ 藤原 真
管理職の今日から使えるソーシャルスキル 若手との接し方 ◆ 俵原正仁
学校現場のホンネ対談 若手が多い学校で、どう人を育てる?(下) ◆ 森万喜子×上田マミ
教育行政
-
行政職員日記 不登校の児童・生徒の保護者が気軽に相談できる関係づくり ◆ 上久保秀樹
なぜ、あの自治体では授業改善が進むのか?――教育委員会〈実践〉レポート 加賀市教育委員会の「BE THE PLAYER」(上) ◆ 『教職研修』編集部
講座 教育行政入門 教育費と修学支援制度⑭教育扶助と就学援助の現況と課題(5) ◆ 小川正人
教育課程
-
そして、カリマネは動き出す。――固まる仕組みの何処に油をさすか カリ・マネは何をつなぐのか ◆ 田村知子
学校をほどき、学びをひらく。――「個別最適な学び」への挑戦 孤独な教室から、チームで支える「まち」へ ◆ 星 彰
教育×デジタル新潮流 次期学習指導要領を見据えた教育DXの方向性(中) ◆ 平井聡一郎
深掘り・先読み〈教育課程改革〉 各WGの「精査」、4月ずれ込み確実 ◆ 渡辺敦司
今こそ学びなおしたい、評価評定 スタンダード準拠評価とは ◆ 鈴木秀幸
子どもたちの今
-
子どもと社会の現在地 共同親権 ◆ 金澄道子
@教育相談室――子どもの「今」「これから」に寄り添った支援 めんどくさいんです——「何もしたくない」を実行してきた子から学んだこと ◆ 坂下たま子
不登校の論点 来なければ会うことのできないあなたへ ◆ 堀 静香
子どもの声の聴きかた 子どもの声を聴くのは「わがまま助長」? ◆ 喜多明人
教育時事
-
ゆれうごく世界の教育 なぜSNSは禁止されたのか―子どもの発達とオーストラリア社会 ◆ 上松恵理子
教育の断面 海をめぐる教育とトランプ時代の日本 ◆ 中丸亮夫
新・教育直言 心に“Nagasaki”を……卒業生に贈る言葉 ◆ 浅田和伸
部活動改革をどう進めるか――変わりゆく子どものニーズ、教師の働き方に寄り添う 「地域移行」から「展開」、どう変わる? ◆ 佐藤壮二郎
少子化と学校教育のミライ 〈論点1〉小規模校の教育の質の問題 ◆ 川前あゆみ
教育ニュースPick up ◆ 斎藤文太郎
気になる!教育関連用語解説 ダブルリミテッド ◆ 山田伶南
戦後80年を越えて 「子どもを戦争に動員しない教育」とは ◆ 杉田明宏
教育法規
-
法律で読み解く学校経営プロブレム 児童・生徒の自殺が起きたときの背景調査の指針 ◆ 坂田 仰
疑似体験 学校対応のリアル・リターンズ 教員による性加害 ◆ 鬼澤秀昌
コラム
-
七転八起 中堅教員 それぞれの花を咲かせるような特別支援 ◆ 居軒宏一
♯若手の困りごと 年度末、突然の担任交代 ◆ 匿名
学校の先生も「伝え方が9割」! 伝え方の技術①「相手の好きなこと」 ◆ 佐々木圭一
続々・やわらかキョウイクアタマ プレハブ校舎という秘密基地 ◆ 南浦涼介
教師のモヤモヤに応える教育社会学 「女の子は算数が苦手」は本当? ◆ 中野円佳
市川昭午の往古来今 通学の諸形態 ◆ 市川昭午
校長・教頭のセカンド★キャリア 多くの出会いと交流で、学校教育をとらえなおす ◆ 相良誠司
校長会・教頭会 事務局の中から ◆ 小泉与吉/冨士道正尋/井部良一
きょういくパノラマ 手になじむ ◆ 匿名
ブックレビュー 教育とは何か ◆ 無藤 隆
ブックガイド ◆ 福原英信
保護者レンズを通してみると ◆ 前田裕子/パウロタスク
管理職選考突破!講座
-
管理職選考 合格への道 教育法規・資料の勉強法 ◆ 田中 満
速報!管理職選考問題 山形県/茨城県/東京都/富山県/福井県/鳥取県/岡山県/山口県
頻出法規・客観問題の演習 副校長・教頭の職務に関する客観問題 ◆ 柴田里彩
頻出教育調査の傾向 人事行政状況調査 ③育児休業・介護休暇 ◆ 桐村豪文
最新告示・通達の提要 「『部活動改革及び地域クラブ活動の推進等に関する総合的ガイドライン』の策定について(通知)」2025年12月22日 ◆ 増渕達夫
頻出面接問題の演習 いじめに関する面接問題 ◆ 高野孝男
〈徹底解説〉論文攻略ガイド 教師のウェルビーイング/不登校 ◆ 黒田雅夫/橋本 栄

