未来の学校のつくりかた(5つの教育現場を訪ねて、僕が考えたこと)

¥ 1,980 税込

商品コード: 000523

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[本書の概要]

5大陸で教育現場をつくってきた税所青年の、次のターゲットは日本!
2030年の学校をめざして5つの教育現場を訪ねた彼が、悩み、考えたこととは。

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米倉誠一郎(一橋大学特任教授)
『世界の教育現場を疾走してた若者が見つけた足元の輝き:未来の学校は日本にあった』


[著者] 税所篤快 
[刊行日] 2020-06-01 [形態] 書籍
[定価] 1980 円(税込)  [判型] 四六判 [頁数] 236頁
[ISBN] 978-4-86560-523-5


[本書の目次]

はじめに――千人にひとりの落ちこぼれ、未来の学校づくりを考える

第1章『みんなの学校』の衝撃
大空小学校の始まり、年の膠着をひっくり返した一声
大人こそが子どもに学ぶ――大空小のDNAを生んだ「すってんころりん事件」
10年後の世界を幸せに生き抜くための「たった一つの約束と4つの力」
学校は「あるもの」ではなくて、「つくるもの」
大空独自の「ふれあい科」が引き出す、子どもたちの力
新人時代の木村先生が犯した過ち――大空小の教育のルーツ
大空小はマニュアルを持たない
大空小から見えた、2030年の学校のあるべき姿

第2章杉並の地域づくり・学校づくり
大空小学校はまねできない?学校の適性規模とマネジメント
地域社会は〝海〟、学校をそこに浮かぶ「船」
教育の営みを継承し、発展させる「学校知」
知の大海を進む「水先案内人」としての先生
かかわり、つながる「2030年の学校」へ
2030年の学校に必要なリーダー像

第3章 N高の挑戦
「教育のあるべき姿」を取り戻せ
多様な人間性に、多様なまま対応できる教育
学校の概念を拡張するN高の授業、教室のあり方
通信制高校が、教育のど真ん中になる可能性
15万人の目に触れる!? N高の文化
N高・通学コースへの潜入――IT企業の強みを継承した学校経営
創業者の思いと受け継がれる意思
学校嫌いの子どもが、居場所を見つけられる
進学校から転職してきた先生が、N高に見出す希望

第4章 侍学園という希望
公教育からこぼれ落ちた若者たちのための学校――侍学園
24歳のひきこもり青年が、サムガクで変われた話
愛ですべてを抱きしめる、だから愛されるサムガク
サムガク流「失敗との向き合い方」
所持金725円からの、サムガク創学ヒストリー
サムガク生を支える多様な職員――劇団員だった教頭先生
「脱ナガオカ」を掲げる、栗原校長のリーダーシップ
今に誠実だから、楽観的――公立高校からサムガクへ転職したある教師の物語
長岡さんに見るリーダーシップの動と静
サムガクが投げかけるもの――学校の持つ無限の可能性とやさしさについて

第5章 大槌の教育復興
僕がどうしようもなく大槌に惹かれる理由
大槌の教育の行き詰まり。そして3.11
その日。
その日からの、教育復興の戦い
「震災が好機」と言う覚悟――生まれ変わる学校
若き〝よそ者〟の運命は、いかにして大槌に交わったのか
日本初の「教育専門官」誕生の舞台裏
町民全員でつくった教育大綱
大槌の「本気」を高校魅力化にぶつける!
伊藤前教育長が蒔いた希望の種、その後
学びの循環を生み出すバトン――被災した小6児童が、大人になって
走れ、希望まで追い越していくような速さで

鈴木敏夫・税所篤快対談
――鈴木敏夫さんと語る、2030年の才能の育て方、学びのゆくえ