[本書の概要]
【特集1】 “学級経営”を組織でサポート管理職の体制づくり
5月は、担任と児童・生徒や保護者との新たな関係づくりが進むなかで、学級経営上の諸問題が発生し始める時期でもあります。とくに、経験の浅い教員の増加、特別な支援を要する子どもへの対応、保護者の意識の変化、教員の精神的な体調不良の増加などを背景に、学級経営に対する支援体制を整備し適切に機能させることが、学校管理職にますます求められています。 そこで本特集では、学校管理職の視点から、学級経営に対する適切な支援体制のあり方、その機能のさせ方、問題に応じた具体的な支援の進め方等について解説します。
【特集2】 学校のパワハラ問題 ──働きやすい環境を創造するために
2012年1月30日に、厚生労働省の職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議ワーキング・グループより、パワーハラスメント(パワハラ)の定義や、企業などが取り組むべき対策に関する報告書が取りまとめられました。それをふまえ、本特集では学校におけるパワハラにはどのようなものがあり、どうすればパワハラを防止できるのかについて、具体的な事例を交えて考えます。 |