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「みんなの学校」をつくるリーダー研修






木村泰子先生・小国喜弘先生によるワークショップと講義を通して、
「みんなの学校」をどうつくるかを具体的に学ぶ研修会を実施します。
チームでも個人でも、ぜひご参加ください!

 

内 容


【本研修会のねらい】
 ここでいう「みんなの学校」とは、子どもを主語として、すべての子どもひとりひとりに学びの居場所を保障することをめざす、パブリックの学校を意味しています。また、「みんなの学校(Education for all)」は国連がめざす未来の学校の姿でもあります。
 研修会では、木村泰子先生に大阪市立大空小学校の実践についてのお話をうかがい、最新の教育の知識も学びながら、それらを手掛かりにして、それぞれの地域で「みんなの学校」をつくっていくことをめざしています。
 これまでの「校長研修」から「リーダー研修」にリニューアルし、ご自身の現場で「リーダー」として「みんなの学校」をつくっていくために何ができるか、実践につながる研修をめざします。


【参加者の皆さんと一緒に考えていきたいこと、学んでいきたいこと】
●誰一人取り残さない学校づくりの最上位目的を合意する
●子どもの事実から「人権」を視点にインクルーシブ教育を問い直す
●「子どもの権利条約」は校門をくぐっても失われていないかを検証する
●特別支援教育の「是非」ではなく「目的」は何かを問い行動する
●「学校」は何のためにあるのかなど「学び」の本質について考える
●「子どもが主語」の学校づくりのために大人はどう変わるかなど対話を深め合う ほか

 

研 修 会 概 要


 ■ 
日 程 
 【全4回】

 ①2025年6月15日(日)13時~17時(リアル会場〈東京〉+Zoomのハイブリッド で実施〈予定〉)

 ②2025年7月20日(日)13時~17時(Zoom)
 ③2025年10月26日(日)13時~17時(Zoom)
 ④2026年2月22日(日)13時~17時(リアル会場東京〉+Zoomのハイブリッドで実施〈予定〉)
 
 ※参加できない日程がある場合には、研修内容を後日動画配信いたします。
 ※第1回目をリアル会場で参加希望の方は5/15までにお申し込みください(それ以降のお申込はオンラインでのご参加となります)。
 

  講 師      木村泰子先生/小国喜弘先生


  場 所      初回&最終回はリアル会場(東京〈千代田区・文京区近辺を予定〉)&Zoomのハイブリッド開催を予定、2回目・3回目はZoomによるオンライン


  参加条件 

①チーム参加
→「みんなの学校」をつくりたいと考えている方をリーダーとしたチーム
・1チーム5人まで(同一学校のメンバーに限ります、6人以上を希望される場合はこちらまでお問合せください)
・各回によってメンバーは入れ替わり可
・メンバーは、管理職、教職員、専門スタッフ、行政職員、保護者、地域住民なども可

②個人参加
→自校で「みんなの学校」をつくりたいと考えている方、学校外で仲間をつくりたいと考えている方

※個人の参加方法は「オンタイムラーニング」コース/「セルフラーニング」コースの2種類があります。
「オンタイムラーニング」コース
・リアル会場またはZoomでの研修に参加し、ワークショップや交流を通して学びを深めていくコースです

「セルフラーニング」コース
・研修には直接参加せず、後日研修会のアーカイブ動画を視聴するコースです(個人情報に関わる内容など、一部の内容は配信できない場合もございます)
・ご参加にあたっては、「セルフラーニング」コースの受講者もご自身のご所属や本研修会を視聴するにあたっての志望動機を事前にご提出いただき、「オンタイムラーニング」コースも含む全参加者で共有します
・途中から「オンタイムラーニング」に変更することも可能です(回数にかかわらず、全額の差額をいただきます)
・「オンタイムラーニング」コースから「セルフラーニング」コースへのご変更は不可です



  参 加 費   【チーム参加】1校につき6万円
       【個人参加】「オンタイムラーニング」コース:2万4,000円/「セルフラーニング」コース:1万2,000円

  定 員      100名(予定)




※お申込み後、郵送にて受講料の払込用紙をお送りいたします。
※Zoomでの受講方法等は、別途メールにてご連絡いたします。
※第1回目をリアル会場で参加希望の方は5/15までにお申し込みください!(それ以降のお申込はオンラインでのご参加となります)


【主催 教育開発研究所/後援 東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター】

 

講 師 紹 介
 


~木村先生からのメッセージ~

誰一人取り残さない「みんなの学校」はいつでもどこでもできます。

大空の卒業生の言葉を借りれば
「みんなの学校は必要と思えばつくるしかないですよ 
できるかできないかではなく やるかやらないかです 今の学校は大人のみんなで何とかしようと言うのがないんです!」
この言葉に背中を押されている私自身です。

「インクルーシブ教育」や「特別支援教育」などはあくまでも手段です。
学びの目的は「その子がその子らしく育ち合うこと」それ以外にありません。

残念な子どもの事実「過去最多」をストップさせるのが大人が存在する目的です。
みんなで何とかしましょう!
すべての子どもの学習権を保障する「みんなの学校」を日本全国にあたりまえにつくりましょう。

「未来をつくる」仕事は楽しいです。


木村 泰子(きむら やすこ) 
大阪府生まれ。2006年4月の開校~15年3月まで、大阪市立大空小学校の初代校長を務め、「すべての子どもの学習権を保障する学校をつくる」ことに情熱を注ぐ。現在は、全国から講演会、セミナー等に呼ばれ、精力的に各地を飛び回っている。東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター協力研究員。月刊『教職研修』で「みんなに伝えたい『ことば』」好評連載中。


 

~小国先生からのメッセージ~

皆さんの学校にも、本当は普通学級で友達と一緒に学びたいのに、不登校になって学校 自体に来られなくなっていたり、学校には来られていても特別支援級に措置され友達と離れている、そんな子どもはいませんか。

目の前で困っている子どものために、すべての子どもに「学びの居場所」を保障する、「みんなの学校」づくりに参加しませんか。
この研修会では、「みんなの学校」についての具体的な取り組みや考え方を学びながら、みなさんの持ち場で「みんなの学校」づくりを実際に進めていきます。

いまの学校の在り方に危機感を持っていたり、目の前の子どもたちのためになにかをしたいと考えている先生、保護者、地域の方のご参加をお待ちしています。
特にチーム参加は、学校の問題をグループディスカッションを通じて具体的に確認でき、改革を始めやすいのでおすすめです。


小国 喜弘(こくに よしひろ)
東京大学大学院教授/同教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター副センター長/教育学部附属中等教育学校長

1966年兵庫県生まれ。早稲田大学教授等を経て、東京大学大学院教育学研究科教授。大空小学校の実践研究を行い、インクルーシブ教育の新たな可能性を模索している。

お 問 い 合 わ せ


教育開発研究所 「みんなの学校」をつくるリーダー研修担当
TEL03-3815-7041 / FAX0120-462-488
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