[本書の目次]
はじめに 第Ⅰ章 子どもの学びの復権は可能か 1 学力低下傾向が明確になった 2 まったく勉強しない子どもたちの出現 3 テレビ漬けが授業に大きな影響 4 夜更かしがもたらす授業への集中度の低下 5 学力向上への実行策―効果判定ができていない現状 6 RV・PDCAを生かすマネジメントの必要 第Ⅱ章 新しい学習メソッドをめざして―教師に今すぐできることがある 1 学習力向上―教育フォーラムをきっかけとして 2 二ヵ月での明確な変化―教師にできることがある 3 学ぶのは子どもである―学習基盤や生活基盤の重視 (1) 教師の視点、子どもの視点 (2) 子どもの主体活動への視点 (3) 学力と学習力を高める方略を 第Ⅲ章 今の子どもの何が問題か 1 朝食を食べない子どもは成績がよくない 2 勉強は大切と考えるが、嫌いな子どもたち (1) 勉強は大切だ、と考えている子どもたち (2) 勉強が嫌いな子どもたち (3) 七五三教育から六四四教育へ 3 学習力が身につかない子どもたち 第Ⅳ章 新しい学習メソッドの展開 1 どうすれば子どもは自ら学ぶようになるか 2 自学自習を身につける四つの条件 3 学習の「めあて意識」を高める―授業への構えが重要 4 自学自習には「学習材」が必要 5 明日の授業にチャレンジする 6 評価規準で「めあて意識」を高める 7 家庭学習とセルフコントロール・学習習慣 8 集中できる勉強の場の確保 9 教師の役割―子どもをホットにさせる言葉かけ 10 「そのつど評価」で教師は内的基準を磨く 第Ⅴ章 学習メソッドで学び方を身につける 1 学習メソッドで各教科の学び方を 2 学習計画づくりができない子どもたち 3 子どもの学習計画づくりをどう指導するか (1) 評価規準をわかりやすく (2) 単元の指導計画を共有する (3) 子どもの学習計画表づくり (4) 生活に生かす学習活動の工夫 4 一人ひとりに「きめ細かな指導」を 5 学習メソッドで奥の深い学習を 第Ⅵ章 確かな学力形成に向けて 1 国際教育競争の時代 2 学力向上―グレーゾーンの出現 3 確かな学力のコンセンサスを 4 「学力」のコトバは成人には使わない―将来の知力形成が必要 5 ノーベル賞受賞者は神童だったか (1) 優れた人材の子ども時代 (2) 周囲の環境が知的好奇心を刺激する 第Ⅶ章 社会的自覚を育てる教育 1 なぜ、社会的自覚を育てる教育なのか 2 学力向上と社会性育成の教育 3 東京都品川区の「市民科」 4 市民科の五つの領域と一五の能力形成 5 自己確立としての学びの拡充―子どもに自信を持たせる教育を 巻末資料 ○「生活意識調査」質問紙 ○「教育課程実施状況調査」結果 |