[本書の目次]
●はじめに 『学校川柳』に親しみをもっていただけるように、導入として作品と著者の紹介をしています。 ●川柳 基本のき 川柳に関する「超」基礎的な知識を掲載しています。
●学校川柳 31句 勉強、行事、友情、いじめ……さまざまな学校生活のほかに、 家族・地域、心とからだの変化、人生など、ボクとワタシの日常を詠んだ川柳とそのイラスト。 各句には、毎日を「おかしむ」ための、(凜くんによる)ひと言コメントも添えられています。 ●【スペシャル対談】西原理恵子×小林凜 ボクとワタシのなかの「学校」 独自の教育観を持ち、漫画を通して心に響くメッセージを投げかけてきた西原先生と、 その作品の大ファンである凜くんが、「学校」に対する想いを、熱く、自由に語ってくれました。 ●著者経歴 ★特別コラボ企画 コイケヤ「第3回 ボクとワタシの学校川柳」 2017年1月10日をもって締め切りました。 たくさんのご応募ありがとうございます。 結果はコチラ (コイケヤ特設サイトに飛びます)
【著者紹介】
絵と書 西原 理恵子(さいばら・りえこ) 漫画家で、一男一女の母。1964年、高知県生まれ。武蔵野美術大学在学中に、『ちくろ幼稚園』(小学館)でデビュー。『ぼくんち』(同)が文藝春秋漫画賞、『毎日かあさん(カニ母編)』(毎日新聞社)が文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞するなど、自身の体験をもとにした破天荒なギャグと、心にしみるやさしい物語を共存させたユニークな作風が、幅広い層から高く評価されている。実写映画化された作品も多数ある。
川柳 小林 凜(こばやし・りん) 母と祖母と犬と暮らす学生俳人。2001年、大阪府生まれ。小学校入学前より俳句に触れ、俳句を何よりの生きる糧とする。朝日俳壇に投句した「紅葉で神が染めたる天地かな」が、9歳という若さで入選し話題を呼ぶ。944グラムの超未熟児で産まれ身体が弱いこともあり、壮絶ないじめを受ける。辛い思いだけを表すのではなく、弱き者を思いやるやさしさが感じられる俳句は、読んだ人の心を温かくしてくれる。句集に『ランドセル俳人の五・七・五』『冬の薔薇立ち向かうこと恐れずに』(ブックマン社)がある。 |