今の時代を生きる子どもたちは、スマホ、タブレット、パソコン等のデジタル機器を日常的に使う「デジタル・ネイティブ」です。 そんな子どもたちが、テクノロジーをよりよく使い、生きる力につなげるためには、ただインターネットの危険性を伝えて怖がらせたり、制限したりするのではなく、デジタル社会に生きる市民を育む「デジタル・シティズンシップ教育」が重要になります。
デジタル・シティズンシップ教育先進国アメリカで出版された解説書「The Digital Citizenship Handbook for School Leaders」の翻訳書である本書の出版を記念し、デジタル世界を生きる子どもたちに、さまざまな場面でどのような行動をとるべきかを主体的に考え、テクノロジーと上手につきあい、使いこなせる力を育むために、スクールリーダーに今できることは何か、そして今後何が求められるのかを、本書翻訳者の豊福晋平先生と、ゲストに広島県教育委員会教育長の平川理恵先生、そして学校現場でデジタル・シティズンシップ教育に取り組んでおられる松本博幸校長先生をお迎えし、語り合っていただきます。
【日程・方法】 2023年10月21日(土)13:00~14:30 ※Zoomによるオンラインで開催
【登壇者】 ・豊福晋平先生(国際大学GLOCOM主幹研究員・准教授)【本書翻訳者】 ・平川理恵先生(広島県教育委員会教育長)【ゲスト】 ・松本博幸先生(千葉県印西市立原山小学校長)【ゲスト】
【参加費】 無料
【お問い合わせ】 株式会社教育開発研究所 こちらまでお問い合わせください
[主催:教育開発研究所/共催:日本デジタル・シティズンシップ教育研究会/協力:FuLL(Future Learning Lab)BY 国際大学GLOCOM ]
★本書『子どもの未来をつくる人のためのデジタル・シティズンシップ・ガイドブック for スクール』の詳細はこちらからご覧ください
【本書の目次】 訳者まえがき
序文 デジタル・シティズンシップ:不確かな未来への道を照らすもの
PartⅠ 全体の構想を描く はじめに:情報倫理とデジタル・シティズンシップ――その似て非なるもの 第1章 それはシティズンシップではないのか?なぜデジタルが必要なのか? 第2章 新しい9要素とS3フレームワーク 第3章 デジタル・シティズンシップ・プログラムの計画 第4章 デジタル・シティズンシップ・施策ガイド
PartⅡ 教室におけるデジタル・シティズンシップ 第5章 ポジティブなつながりを創る:管理職のためのガイド 第6章 テクノロジー使用のコンセプトを理解する:教育者のためのガイド 第7章 児童生徒の声は4つの椅子を回転させる 第8章 テクノロジー利用のための基礎固め(小学校) 第9章 中学校段階におけるスキルの強化 第10章 高等学校段階におけるデジタル・シティズンシップの考え方の統合
PartⅢ 初中等教育を超えた思考とアイデア 第11章 デジタル世界での保護者を支える 第12章 教員・指導者養成におけるデジタル・シティズンシップ 第13章 教育コミュニティを超えて:ビジネスやプロフェッショナルライフにおけるデジタル・シティズンシップ 第14章 デジタル・シティズンシップの国際的な拡がり 第15章 デジタル・シティズンシップの次なる展開は?
付録A ニーズ調査 付録B デジタル・シティズンシップについての家族の約束 参考文献 訳者あとがき
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