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德留宏紀さん刊行記念―木村泰子先生と語りあうオンラインイベントのご案内

※本イベントは2024年9月8日に終了いたしました。
こちらからアーカイブをご覧いただけます。
 


7月19日刊行、大好評発売中の『教員だった僕がフィンランドで見つけた、「今」を生きるために大切な5つのこと』刊行記念イベントVol.2を開催します!
今回はゲストに木村泰子先生、そしてモデレーターに税所篤快さんをお迎えし、
著者の德留さんと共に本書の5つのキーワード「チャレンジ・学び・リスペクト・関係を築く・自分軸」について語りあっていただきます。


(本トークイベントは2024年9月8日に実施されました)



【日時】
2024年9月8日(日) 19:00~20:30

【実施形態】Zoom

【参加費】無料

【登壇者】



木村 泰子(きむら やすこ)
大阪府生まれ。2006年4月の開校~15年3月まで、大阪市立大空小学校の初代校長を務め、「すべての子どもの学習権を保障する学校をつくる」ことに情熱を注ぐ。現在は、全国から講演会、セミナー等に呼ばれ、精力的に各地を飛び回っている。東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター協力研究員。月刊『教職研修』で「みんなに伝えたい『ことば』」好評連載中。



德留 宏紀(とくどめ ひろき)
1990年大阪府大阪市生まれ、現職は三宅町立三宅幼児園園長(奈良県幼保連携型認定こども園)。2013~2022年まで大阪府泉佐野市立新池中学校教諭を務める。教科学習を通じて非認知能力&認知能力の向上を実現し、全国各地の学校や幼保こども園で非認知能力を育成するための講演会を実施。2023年から1年間、フィンランドのヘルシンキ国際高校(Helsingin kielilukio)に勤務し、現地での生活を満喫するとともに、さまざまな出会いに恵まれたのち、日本に帰国。現在は、保育・幼児教育の世界を舞台に日々、管理職として奮闘中。


【モデレーター】


税所 篤快(さいしょ あつよし)
1989年生まれ、東京都足立区出身。早稲田大学教育学部卒業、英ロンドン大学教育研究所(IOE)準修士。19歳で失恋と1冊の本をきっかけにバングラデシュへ。同国初の映像教育であるe-Educationプロジェクトを立ち上げ、最貧の村から国内最高峰ダッカ大学に10年連続で合格者を輩出する。同モデルは米国・世界銀行のイノベーション・コンペティションで最優秀賞を受賞。五大陸ドラゴン桜を掲げ、14ヵ国で活動。未承認国家ソマリランドでは過激派青年の暗殺予告を受け、ロンドンへ亡命。現在、独ザールラント大学院修士課程。著書に『前へ! 前へ! 前へ! 』(木楽舎)、『「最高の授業」を、世界の果てまで届けよう』(飛鳥新社)、『未来の学校のつくりかた』(教育開発研究所)など多数。月刊『教職研修』で「税所一家のシュタイナーをめぐる冒険」好評連載中。

 

【お問合せ】教育開発研究所 イベント担当


『教員だった僕がフィンランドで見つけた、「今」を生きるために大切な5つのこと』のご購入はこちらから



◆本書の目次◆

旅立ちの前に知っておきたい 「フィンランド」ってどんな国?
はじめに

1章 チャレンジ
1 フィンランドへ旅立つまで
   フィンランドとの出会い/言い訳ばかりの自分からの卒業/コンフォートゾーンを飛び出す
2 フィンランドで働く
   フィンランドで働くための方法――私の場合/国際学会での発表へのチャレンジ/学校でのチャレンジ/新たな人生へのチャレンジ
3 フィンランドで生活する
   日常でのチャレンジ/好奇心からさらなる挑戦へ
■私たちが見たヒロキ――フィンランドからの証言① マリ/テイヤ


2章 学び

1 ホストマザー アイラからの学び
   人生とは学び/人生の歩みを進める
2 フィンランド語を学ぶ
   フィンランド語と私/フィンランド語のスクールでの学び/フィンランド語を(少し)習得した先に/学びへのモチベーションを高めるもの
3 ヘルシンキ国際高校での学び
   学びの環境/職員室の環境/教師の働く環境/ラウラ先生の仕掛けと魅力/ラウラ先生の教育観をつくったもの/ラウラ先生のプロフェッショナリズム/ラウラ先生から学んだこと
4 フィンランドの生徒・教師にとっての学び
   当事者たちはフィンランド教育をどう思っているのか/フィンランド人の英語力の背景/複数言語を話せるのが当たり前
■私たちが見たヒロキ――フィンランドからの証言② バルッテリ


3章 リスペクト

1 他者へのリスペクト
   フィンランドに来て驚いたこと/サンナ校長先生/「互いをよく知る」ための小さな工夫が大きな土台に
2 他文化へのリスペクト
   多様であることが当たり前/多文化との出会いを通してアイデンティティを考える/文化を知るために言語を学ぶ/多様の先にある個人をリスペクトする/自己表現が尊重される
3 フィンランドの特別支援
   特別支援教育のシステム/フィンランド語の読み書きに困難な生徒への支援/現場の困り感から生まれた「BIOLOGIA」/フィンランドの「インクルーシブ」
4 フィンランドの文化へのリスペクト
   サウナにて/文化へのリスペクト/教育視察に思うこと
■私たちが見たヒロキ  ――フィンランドからの証言③ サンナ/ピーア


4章 関係を築く

1 同僚との関係づくり
   どうやって同僚と仲良くなったか/自分のポジションを確立する/持ち寄りパーティー/サウナでの送別会
2 他者との関わりで大切にしたいこと
   「ノープロブレム」が生んだ出会い/語学力よりも大切な笑顔の力/Second meetの大切さ/スウェーデンでの大切な時間/家族との時間を大切にする
■私たちが見たヒロキ――フィンランドからの証言④ ペトリ/サンポ


5章 自分軸

1 自分で選ぶ
   自分の人生を選択するということ/人と比べるのではなく、過去の自分と比べる
2 自分を知る
   本当に大切なものに気づく/自分を知るということ/フィンランドがくれた“再会”
3 自分で動く
   井の中の蛙でしかない/心の余裕と余白/どんなマインドで生きるのか/行動のその先に


おわりに――フィンランドは幸せな国なのか!?

【巻末資料】もっと知りたい!フィンランドのこと